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【断 久坂部羊】医師の誠意=心の余裕

産経MSN 2008/09/11


 親戚(しんせき)が肝臓がんの治療を受けたが、大学病院の医師に怒りと不安を感じているので、相談にのってほしいと、知人から連絡を受けた。

  がんが大きいので、まず動脈を閉塞(へいそく)させて、がんを壊死(えし)させる「動脈塞栓」という治療を受けたらしい。患者は無事に退院したが、熱が下 がらず、心配になって近くのかかりつけ医に行くと、「退院が早すぎた」と言われたそうだ。それで不安になり、このまま大学病院の治療を続けていてよいかど うかアドバイスがほしいという。

 肝臓がんの動脈塞栓では、壊死したがんが吸収されるときに、熱が出る。しかし、たいていは安静にするだけで解熱する。

 とはいえ患者からすれば、万一のこともあるから、体調が十分に回復するまで入院させておいてほしいと思うのは当然だろう。

 一方、大学病院には、専門的な治療の順番を待っている患者が大勢いるので、ただ安静のためだけにベッドを占領させておけないという事情がある。入院待ちをしている間に、がんが転移する患者もいるのだから。

 こういう事情や治療の経過をきちんと説明すれば、早めの退院も納得してもらえたのではないか。

  知人が怒りを感じたのは、主治医の説明に誠意が感じられなかったからだという。患者の不安や心配を、医師がもっと理解していれば、そんな印象を与えること もなかっただろう。要するに思いやりが足りないのだ。そのために必要なのは心の余裕。だが、医療崩壊でますます激務になる医師に、そのゆとりが十分持てる だろうか。(医師・作家)

 

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 いつも医師としては「常識」ぶって新聞やマスコミが依頼するままに、書いている作家がいます。

 

 勤務医にとって、「心の余裕」が最早求めるなんてのが、すでに「医療」について語る資格がないことを物語っています。

 

 在院日数削減で、昔は一か月以上入院していた心筋梗塞の入院期間は2週間を平均して切りました(死ぬか生きるかの病気でさえこの状態)

 

 現在の病院に患者さんに十分な声をかけたり、説明するような余裕がないことは2倍の数の患者さんを医療スタッフが同じ期間に診察していることを語ります。

 残念ながら、「誠意が足りない」のではなく、「時間がない」のです。入退院の患者数が二倍となり、重症患者さんばかり診察している側からすれば、医師は「機械」みたいに働くしかありません。

 

 病院で、次から次へと入院して処置や手術を受けるような患者さんを診察していて、余裕なぞ半端なくなっているのを無視して、誠意なんて言葉を持ち出すことが「異常」である。

 

 勤務医の数はこの間に二倍になっていません。

 

 

 

 

 昭和59年、病院勤務医は10.1万人。平成17年には16.3万人。この間に進化した医療技術はおびただしい分野に広がります。

 治療内容であれば、各種カテーテル手術や内視鏡手術のような低侵襲の手術(回復まで短くなり退院が速くなります)、MRIやCTといった検査機器の進化による診断までの時間短縮(ただし、患者さんは検査に追われます)。

 

 入院中に行われる医療行為の内容の濃度が濃くなっているのです。それだけ患者さんに説明するための時間は増えていません。

 

 ベルトコンベヤーのスピードがあがって、作業工程が増えた、でも「労働者」が増やされていない状態だったのが最近の病院です。

 

 久坂部医師は、「勤務医は怠けて」いるばかりという論調が大好きです。だって、彼はお気楽な「物書き兼業アルバイト医師」をやって、売文家として 名を売っていますが、それなのに医療について非常に浅い知識や経験を売りにしている・・・ま、それを産経新聞も愛用しているようですが。同業者として見れ ば、マスコミを通して「勤務医を貶め、医療の信頼を低下させる元医師」・・・論外です。

 

 

  なかのひと

 

獅子身中の虫?:医師兼業作家:久坂部羊氏について

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コメント一覧

まぁ、この方は医師資格を持った売れない作家。せいぜい、産経新聞くらいしか、文筆業としての仕事はありません。
医師としても、まともに多忙な第一線の現場で働いた経験はないので、医療問題の話も信頼度ゼロ。

とうぜん、根拠と事実に基づかない話ばかりしているので、医療職からの信用もなし。

臨床医としては能力がなくて生きて行けないから、無知な世間に迎合するよなことしか書けない。

そのうちに飽きられて、消えていくでしょう。

が、言ってることがおかしければ、間違いを指摘することは大事です・・・このかたの主張に正論はないので、間違いの訂正だらけになりますが。
written by 鶴亀松五郎 / 2008.09.13 12:37
ご自分のやられている在宅往診は点が下がると
「余裕がなくなる」から反対だそうで。
のんびり10人みてる収入を上げるのに、改定で
30人みても足りなくなったら大変ですよね。
いっぱい働かなくちゃいけないし、雇う側の身になれば、くさかべ先生の代わりならいくらでもいるから首にされちゃうかもしれないし…
written by 匿名希望 / 2008.09.13 13:52
ああ、これ読みました。また、素人さんの感情的記事か,と思ったら同業者でびっくり。もはやペーパードライバーなみ感覚ですね。最後の一行で問題提起をしたつもりかもしれませんが。医師各人の問題として、矮小化しないで、国に向かって吠えて欲しいです。
written by 欧州の消化器科医 / 2008.09.13 17:35
作家の記事なら「病院の実態が分かっていないナ」で済ませますが、医師なら納得出来ず、メンバーになっている‘新現役ネット’に批判文を投稿しました。私は現役時代の約20年間、抗癌剤の開発に携わり、多くの癌専門医の先生方からご指導賜った薬剤師です。又、同時期に、父を胃癌肝転移で見送った患者家族でも有ります。癌専門医が少なく、皆、激務であること、癌治療は、コメディカルを含めたチーム医療であることは、医師なら当然、患者家族でも解かり切ったことです。そなのに、医師として主治医一人を罵倒していますが、その目的は、患者と主治医の間に溝を掘ることなのでしょうか?今後も文筆活動するのなら、医師の肩書きを外すべきと感じます。
もう一点遺憾なこと、掛り付け医が『退院が早すぎた』と言ったことです。患者のフォローするのが掛り付け医の役割で、きちんと対応していれば、相談した時点で患者の不安は解消したと思います。
written by kadoji / 2008.09.13 22:28

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