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医師はあこがれの職業?

SkyTeam / 2008.09.30 08:45 / 推薦数 : 2

 

 いい記事だなぁ・・・なんて思ったら違ってました・・・汗。

 

医師に憧れる学生:昨年のFUVEST調査で判明
サンパウロ新聞 2008/09/29

 学生が最も憧れている職業として医師が最も多いことが昨年のFUVEST(公立大学の入試)調査で判明した。医師になることは若者にとって憧憬の的で同 調査で一万二千九百七十三人が希望科目として選択、最高を示している。二位が法科で一万一千三百九人、三位がエンジニアの一万九百十七人、四位が文学部の 五千百十六人、五位が経営・管理学部の五千百七人となっている。(七日付けJT紙より)

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 まぁ、日本じゃ・・・こんなニュースがあったくらいですから。

CB(キャリアブレインニュース)2008-09-26

記者のこぼれ話

********

 

 驚くべき話を聞いた。マッキンゼー・アンド・カンパニーに就職活動に訪れた学生のうち、東大医学部生が25人いたという。東大医学部の定員は100人。東 大医学部一学年の何と4分の1もが、外資系コンサルティング会社に就職活動に行ったことになる。東大医学部5年のA君は「医学部生はよくマッキンゼー主催 の飲み会に行く。医療は『崩壊』といわれ、研修制度も魅力がないので、臨床現場よりビジネスやいろんな分野に興味がわく学生が多い。1年休学してベン チャー企業に行った友人もいる」と話す。


 一体これから日本の医療はどうなってしまうのかと憂える。それほど医療界が若者にとって魅力のない現場になってしまったのか。はたまたマッキンゼーのような会社が華やかな世界に存在しているように見えるのか。

 一人の医師を育てるのに多額の税金が投入されているだけでなく、教官など周辺のサポートも考えれば、あまりにも損失は大きい。来年度から医学部定員が増え たとしても、全く意味がないではないか。若手に魅力のある医療現場に早急に変えていかなければ、医療の次代を担う若手が本当にいなくなってしまう。(R)

 

*********

 別に、医学部を出てから有名な漫画家や映画監督になった人もいれば、悪いことして捕まった人もいる。まぁ、アメリカも医師を白人さんとかは目指さないそうですが・・・外資系コンサルにはたしてお金以外のインセンティブはあるんでしょうか?

 

  結局、仕事のやりがいを感じる前から「動いて」しまう。危険な兆候ですね。もちろん、キャリア形成を医局が世話してくれた時代はもう昔の出来事なので、自分でめ いめい動くのですが、「外資系コンサルタント」に入るっても、肝心の医師免許がペーパー免許のままで書き換えすらできないような状況では・・・と危険な感 じがします。

 


 念のため、某外資系のコンサルの友人に5年生存率は?ってきいたら3年で3割辞め、4-5年で4割消えるってましたが、この数字は業界標準だそうです(入社して半年で、うつ病で退職なんてのも別に珍しくない業界ですが・・・)。

 

 明らかに研修医に比べると「歩留り」悪っ汗。ちなみに修士卒でコンサルに入った友人(非医療系)は、まだ3年半ですが、何とかがんばっています。

 

 さて、未来の医師の卵はどこに向かうんでしょうか?

  なかのひと

 

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まずは、この原告の方となくなった赤ちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。 

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出産時胎児死亡、和解が成立 院長が父母に異例の謝罪
中日新聞 2008年9月27日 朝刊

 三重県四日市市の産婦人科医院で、出産中に胎児が死亡したのは医師の誤った措置のためだとして、胎児の父母で同市の若林一道さん(49)真奈美さん (47)夫妻が医院と院長(68)に損害賠償を求めた訴訟は26日、津地裁四日市支部(安間雅夫裁判長)で和解が成立した。院長は同日、和解内容に基づき 出廷し、原告らに謝罪した。

 和解は、このほか院長が裁判で問われた事実や過失を認め、賠償金を払うとの内容で、原告側の実質的勝訴となった。原告側弁護士によると、医療過誤訴訟の和解で、被告の医師が法廷で謝罪するのは異例。和解金額は公表しなかった。

 被告側の弁護士は「和解調書にある通り」としている。

 同院長はこれまでにも数回医療ミスで提訴されており、ミスを繰り返す「リピーター医師」の裁判として注目されていた。

 訴状や鑑定書などによると、真奈美さんは2000年9月、破水後に来院。難産となり腹部を圧迫しながら吸引分娩(ぶんべん)をする措置を受けたが出産に 至らず、院長は「様子見」として病室を3時間半離れた。その後、帝王切開手術で胎児を取り出したが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 裁判では、吸引分娩を途中で止めたことや、その後の3時間半の「様子見」が適切だったかが争点となり、同地裁は鑑定書などから不適切だったと判断。死亡との因果関係を認めた。

 院長は01年、同市の女性が院長らの麻酔の投薬ミスで死亡した事件で、06年に業務上過失致死罪で罰金刑を受けた。ほかにも2件の民事訴訟で損害賠償金を支払い、1件は係争中で、市民団体「リピーター医師をなくす会」などから非難されていた。

 01年の投薬ミスで妻を亡くした同団体の伊藤永真代表(42)=同市=は、院長らリピーター医師を放置した責任は国にあるとして提訴し、現在、津地裁で係争中。

 同医院は2001年12月から産科の医療行為は行っていない。


◆真実証明できた 原告「問題提起の材料に」

 「くるみ(亡くなった胎児に付けていた名前)の死が医師の不適切な行為によるものであって、死ななくてよかったことが分かった。悲しいけど、くるみや私に原因があるのではないことが分かってうれしい」。原告の若林真奈美さんは26日、実質勝訴の和解を受け、そう話した。

 出産から1年後、新聞などでこの産婦人科医院が2件の裁判で出産中の医療ミスを問われていることを知った。

 うち1件は自分の出産から約1カ月後の出来事。「自分も医療ミスでは」との思いを強くした。

 最初は裁判に持ち込む気はなかった。しかし、分娩(ぶんべん)後5年で診療記録が処分されることを知り、提訴を決意した。「なぜ赤ちゃんが死んだのか、本当のことを知りたかった」。2003年12月に提訴した当時を振り返る。

 「リピーター医師が相手のこの裁判を、問題提起の材料にしてほしい」と、ミスを繰り返す医師の免許をはく奪するなど、行政処分ができる仕組み作りを訴えた。

 夫で市民団体「リピーター医師をなくす会」副代表の一道さんも「厚生労働省の医道審議会は、(殺人や強制わいせつなど)人間として問題と言われる人しか処分していない。医師が本当に一定レベルの能力があるのかをチェックする場がない」と話している。

 

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 この医師の「スキル」について疑問があるのは確かですが、現在は産科処置は行われていません。

 もちろん、それまでに「医療事故」に見舞われており、患者さんにとっては、お気の毒なことです。


>医師が本当に一定レベルの能力があるのかをチェックする場がない

 医師不足による病院の崩壊が続いています。誰もが「一定のレベル」を保つために、必須の「講習会」や「学会」への参加したいのですが、勤務医は多忙の中、何とか出かけるようにしていますが、開業医は個人です。それをすら難しい状況なのです・・・。


>院長らリピーター医師を放置した責任は国にあるとして提訴し、現在、津地裁で係争中。

 そういうシステムを国に求めているのは、若干違うと思いました。最近は、外科手術や治療成績について「データ」を開示するようになってきています。

 

 それを患者さんが見たり、聞いたりして判断する時代になっています。すべて「国」や「行政」が責任でしょうか?

 まず「リピーター医師」の定義が明らかではありません。27万人以上の医師がいますが、産科と内科ひとつとっても専門性がまた違うんです。

 

 何でも国の責任というのは疑問です。医療について情報開示が進んできています。すでに「レストラン」の格付けのように、「病院のランキング」「ホームページ」などで情報がいくつも出てきています。

 そういう仕組みをさらに進めることでいけないのでしょうかね?自分は、患者さんが「リピーター医師」といって個人レベルでの医師を追及するのは、科学的アプローチではないと思っています。どんなに上手な名医であっても医療事故を起こす可能性があります。

 科学的アプローチである「リスクマネージメント」の観点から、病院という複合システム(ちなみに医療ミスの半分は看護師さんがかかわっています)に戦うのに、リピーター医師だけことさら取り上げるのは、どうもいただけません。

 患者さんの声も大切ですが、医療側の取り組みもきちんと行っているということは知ってくださいね。

  なかのひと

 

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医療安全全国共同運動

 

医療安全全国共同行動の提案

  あい次ぐ医療事故によって、いま医療に対する信頼が大きく揺らいでいます。 医療従事者は医療の安全確保に日々努力を重ねています。しかし、欧米の調査によると入院患者の3%~16%において医療行為に伴う何らかの傷害(有害事 象)が生じており、米国医学研究所は、そのうち半数強は回避可能なものでこれらの傷害が関与して死亡したと推定される死亡の数は年間44,000人から 98,000人に上ると報告し、医療システムの質と安全を早急に改善する必要があることを指摘しました。日本の調査では、入院患者の6.8%で有害事象が 生じていることが報告されており、これはカナダでの発生頻度とほぼ同じであることを示します。

 

 医療過程で生じる 有害事象には本来回避可能なものと不可避のものがありますが、これほど多くの有害事象が多発する現実を直視すれば、これら多発する有害事象を可能な限り低 減させ、かつ有害事象から患者さんの生命を守るために全力を尽くすことは医療に関わるすべての人々の責務であります。

 

  米国では医療質改善研究所とその呼びかけに応じた多数の団体の協力により、“10万人の命を救え”キャンペーン(100K Lives Campaign) が展開され、全米で約5500ある病院のうち3100の病院(急性期病床数の78%に相当)が自主的に参加して改善に取り組みました。その結果、18か月 間のキャンペーン期間中に入院中の死亡数を大幅に減らすことに成功したと報告しています。

 

 いまこそ医療者は、職種や 立場の壁を超え、医療を担う病院と医療を支えるさまざまな団体・学会・行政・地域社会が一致協力して医療事故の防止に総力をあげて取り組むべきと考えます ことから、医療安全全国共同行動(“いのちをまもるパートナーズ”キャンペーン/日本版100K Lives Campaign)の実施を提案いたします。

 

 同プロジェクトは、平成20年5月から2年間をキャンペーン期間として 全国の病院が自主的に参加登録を行い、地域の病院が互いに協力しながら医療の質・安全の確保と向上をめざす8つの目標について組織的な活動を実施し、参加 団体は活動の効果的な実施に必要な支援を提供します。

 全国の病院はもとより、医療に関わるすべての人々と、それぞれの立場から医療の質・安全の向上をめざすさまざまな団体にこのプロジェクトにご参加いただき、ともに力を合わせて医療事故の防止と信頼される医療の確立を実現することを呼びかけます。

平成20年5月17日
医療の質・安全学会理事長 高久 史麿
日本病院団体協議会議長 山本 修三
日本医師会会長 唐澤 祥人
日本歯科医師会会長 大久保満男
日本看護協会会長 久常 節子
日本臨床工学技士会会長 川崎 忠行

 

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 東京という過密都市、国際都市で、その日に備える必要があり、そのために動いている医師もいるのだと知りました。明日(9/30)が申込締切、というスケジュールですが、御紹介します。

 

 もちろん、国民を守るためです。早期発見、早期の対応で、被害を少なくするためには「備え」ておかねばなりません。医師だけではなく、行政や民間も含めて、動いておくことが必要かと思いました。

 


緊急招集(スタット・コール)―地下鉄サリン、救急医は見た

奥村徹:著

 

↓プロジェクトXでも紹介されたようです

地下鉄サリン事件 救急医療チーム最後の決断

 

 日本は長野松本サリン事件、地下鉄サリン事件で悲しい犠牲者を生んでいます。その日に備えてあったわけではありませんが、東京の聖路加病院には数百人単位の軽症から重症までの患者さんがみえ、パニックになったとのことです。

その備えが、直接役に立ったわけではないでしょうが、こういうこともあります。

 東京だけではなく、日本全国で新型インフルエンザの危機はありえます。行政や大学がこうして動いている。ということは知っておきたいところです。

 

 

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テーマ “新型インフルエンザパンデミック地域連携モデル”
日 時 平成20年10月15日(水曜) 9:30~18:00
会 場 東京慈恵会医科大学(東京都港区西新橋3-25-8)

 

 

図上訓練セミナー実施の背景と目的:


 SARSの流行、新型インフルエンザの脅威、バイオテロ発生の可能性など、今日、私たちを取り巻くバイオセキュリティ環境は予断を許さない状況にあります。「備えあれば憂いなし」の言葉のとおり、これらの危機にいかに対処するかについて前もって考察しておくことは、現実に危機が発生した場合の被害を最小限にすることにつながります。

 

 こうしたことから一昨年まで4年間にわたって防衛省防衛研究所と米国防衛分析研究所で共催されてきた図上訓練セミナーの趣旨を東京慈恵会医科大学が継承し、昨年より
 ① バイオセキュリティ環境を分析し、直面する脅威に関して理解を深めること
 ② そのような脅威への最適な対応手段を考えること
 ③ シナリオ演習を通じ、関係機関相互の意思疎通を図るとともに状況判断能力を養うこと

 を目的に図上訓練セミナーを始めました。第1回目として、バイオテロが発生した場合における関係機関の情報共有をテーマとして大規模な図 上訓練を行いましたが、本年は第2回目として、目前の脅威となっている新型インフルエンザパンデミックをテーマに討論を中心とした図上訓練を開催します。


図上訓練セミナー2008年のテーマ:

 

 高病原性新型インフルエンザが効率的にヒトからヒトへ感染するようになり、日本国内でも患者が発生した場合には多くの犠牲者が出る可能性があります。特に東京には海外からのビジネスマンや旅行客が多く通過・滞在することから、国内でも最初のアウトブレイク発生源になる可能性があります。

 

 そこで、「東京で国内最初の新型インフルエンザが発生した場合、感染拡大や犠牲者を最小限にするためには、地域はどう対応すべきか」について検討することは極めて重要であると考えます。そしてそのためには、地域の医療機関と自治体、さらにはメディアなどを含めた関係機関相互の協力・連携が必須であることは言うまでもありません。


 現在、自治体および東京慈恵会医科大学では新型インフルエンザ対策を検討中であり、これが実際に機能するかどうか、課題は何か、何を改善すべきかを検証するために、新型インフルエンザへの対応を、
 ① いつ新型インフルエンザ国内発生に気付くか?
 ② 初期段階で感染の連鎖をどのようにブロックし、封じ込めるか?
 ③ 連鎖を食い止められなかった場合、犠牲者の数を少しでも減らすためには、患者をどのようにトリアージし、どこで誰が診療するのか?

 

 の3段階に分けて、それぞれの段階ごとに地域連携モデルについての図上訓練を実施します。

 

主 催 東京慈恵会医科大学 bio-TTX 2008 実行委員会
◆実行委員長
 浦島 充佳 (東京慈恵会医科大学)
◇実行委員 (五十音順)
 片山 善雄 (防衛研究所)
 河本 志朗 ((財)公共政策調査会)
 小島 俊郎 (日立製作所)
 橋本 靖明 (防衛研究所)
 舟橋 信 ((財)未来工学研究所)
 宮坂 直史 (防衛大学校)

 

主な協力機関
 港区 みなと保健所
 慈恵医大附属病院 感染制御部および救急室

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 以下の情報をbioTTX2008申込として下記までe-mailでご連絡ください。9月30日をもちまして締め切らせていただきます。

[参加者氏名]
[勤務先]
[所属・役職名]
[電話番号]
[e-mailアドレス]
[懇親会・出欠]


舟橋 信
(財)未来工学研究所 研究参与
〒135-8673 東京都江東区深川2-6-11
富岡橋ビル3F 技術・国際関係研究センター内
E-mail:dgs064105@iisec.ac.jp

※ご参加は事前のお申し込みを頂戴した方に限らせていただきます。

 

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 それにしても・・・何で検疫所とか厚生労働省が入っていないのかは謎だったりしますが(謎)。

  なかのひと

 

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製薬企業と医師の関係に変化?

SkyTeam / 2008.09.28 12:00 / 推薦数 : 1

 

 今回の話題は、臨床医にとってはインパクトがあると思います。まぁ、国際学会などで華々しく発表される大規模臨床試験については「話題」になっています。

 もちろん、動物や細胞を使った基礎研究と違い、実際にその薬を使っている患者さんに、製薬企業の添付文書うに書かれたような効果がなかったりしてはいけません。

 

 しかし、アメリカの製薬企業では、これまでにない動きもありますので、興味がありましたら長いのですが、お読みください。

 

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営利組織が支援した臨床試験の方が引用されやすい

日経メディカルオンライン 2008. 9. 25

Circulation誌から

JAMA、Lancet、NEJMに掲載された心血管系試験の引用回数を集計

駒村 和雄=兵庫医療大学

 

 営利組織が支援した臨床試験は、非営利組織が 支援した臨床試験よりもポジティブな結果が多いとされる。しかし、1つのエビデンスが医師の治療行為を変え得るわけではなく、その結果が医学界でどのよう に広まったかも大きな影響を持つ。Conenらハーバード大Brigham and Women's hospitalの研究グループは、資金拠出形態の違いでエビデンスの引用度に差があるかを検討、9月23日付けのCirculation誌に報告した。

2000~2005 年にJAMA、Lancet、New England Journal of Medicineの3大臨床誌に発表された心血管系領域での無作為化試験349から、同等試験を除外した優位性試験、連続303件について評価した。一次 アウトカムは06年末時点での年・報告当たりの引用回数とした。

引用回数のカウントはWeb of Scienceに基づいたが、Google Scholarによる追証も行った。年・報告当たりの引用回数(中間値)は、営利組織が支援した臨床試験で46、非営利組織が支援した臨床試験で29、両 組織にまたがるものでは37と、資金拠出形態別に見た引用回数の違いには有意差が認められた(p=0.0007)。雑誌による違いや試験のデザインによる 違いで分類しても、この傾向は変わらなかった。

比較した新しい治療法が従来療法よりも有意に優れたと結論された臨床試験に限ると、非営 利組織が支援した臨床試験では引用回数(中間値)は25だったのに対し、営利組織が支援した臨床試験では同52と、有意な違いが見られた(p= 0.0006)。逆に、比較した新しい治療法が従来療法より劣っていた臨床試験では、非営利組織が支援した場合の引用回数(中間値)41に比べ、営利組織 が支援した場合では同33と、有意に少なくなっていた(p=0.048)。

営利組織が支援した臨床試験の方が広く引用される理由として 著者は、(1)営利組織から学会のオピニオンリーダーへの情報伝達が選択的になされている、(2)営利組織の方がメディアへの影響力が強い(引用頻度を 73%も高めたという研究もある)、(3)営利組織の方がレビューの出版など二次的報道に対してより大きな投資を行うことができる――といった可能性を指 摘している。

ただ注目すべき点がある。今回の検討で最も引用回数が多かった臨床試験は、非営利組織であるNIHが支援した Women's Health Initiative(WHI)研究だった。同研究は、健康な閉経後米国女性に対するホルモン補充療法が、健康利益よりもリスクを増大させることを立証し たことで知られる。

02年の報告以来、この論文は毎年700回以上も引用され続けており、営利組織が支援した臨床試験で最も引用された ものより引用頻度は60%も高かった。このことは、特定の状況下では非営利組織の結果も広めることができるという心強い証左となった。しかし残念ながら、 WHIは今回のデータ中で最大の外れ値であり、研究グループの見出した規則からは例外的だ。WHIでは健康啓発活動でも盛んに引用されるなど、非営利的研 究としては相当ユニークなものであり、営利組織によるエビデンスの商業的プロモーションと同等なインパクトを持つものだった。

以上より研究グループは、臨床試験の結果の普及は日常診療にとって欠かせないものであるが、営利組織に有利となるバイアスが存在していることに留意すべきで、非営利組織が支援した臨床試験の結果をより広める方法も考慮する必要があると結論した。

(訳者註)このような背景を考慮して米国の診療ガイドラインでは、編集委員と特定営利組織との1万ドル以上の利害関係が一覧表で掲載されている。本邦の各種診療ガイドラインでも、各編集委員の企業との利害関係のディスクロージャーを望みたい。



論文:
Conen D, et al. Differential citation rates of major cardiovascular clinical trials according to source of funding. A Survey From 2000 to 2005. Circulation. 2008;118:1321-7.

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 ここ数年、日本の学会でも国際的な多施設共同の臨床研究の結果について話題になり、またそれをめぐって日本でもデータを出すようになって、検証するためには大規模臨床試験が欠かせなくなっています。

 

 しかし、それを支えるだけの資金が医師にはありません(実は臨床医で製薬企業から便宜供与を受けているというのは・・・今の時代、医師も多忙です、製薬企業の相手をしている時間はほとんどは「ありません」。

 

 ただ、中には、不明朗なお金を受け取ってしまったり、いろんな形で関わらざるを得ないのが「資本主義」です。

 

 証券会社もそうですが、昔の時代は「不透明」でした。しかし、今後は製薬企業も大学病院もDisclosureが大切になるであろうことは明かです。

 

 下記のような報道がアメリカでなされています。いずれこれは日本も含めて世界的な流れになると思います。

 

 

  なかのひと

 

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Eli Lilly社は医師への支払いを公表する最初の企業となる見込み

BioToday.com

2008-09-25 - Eli Lilly(イーライリリー)社はアメリカの医師への支払いをインターネット上で2009年後半から一般公開する予定です。

具体的には、コンサルティングや講演等の活動に関する医師への支払いを登録したインターネットデータベースに誰もがアクセスできるようになります。

このデータベースは前年と対比できる形で毎年アップデートされるとのことです。

‥> 関連ニュース
Lilly Set to Become First Pharmaceutical Research Company to Disclose Physician Payments / Eli Lilly
Eli Lilly To Disclose Payments To Doctors / Pharmalot

 

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アメリカの大学が製薬会社のサービスを拒絶する方針を設定

2008-05-25 - 製薬会社との利害の対立を制限するための新たな方針をUniversity of New Mexicoが設定しました。

 この方針により、製薬会社の営業は特定の承認された領域にしか足を踏み入れられなくなります。また、スタッフは企業からプレゼントをを受け取ることができなくなります。会社の名前が入ったペン、帽子、Tシャツなどの品物をスタッフは携帯してはいけません。

 多くの医師はこのような品物の影響を受けてはいないと言うかも知れないが、ちょっとした品物でも処方に影響を与えて患者の治療に悪影響を生じうることが示唆されているとUniversity of New Mexicoは言っています。

 また、医師がそのようなプレゼントを受け取ることは患者の治療に良くないと一般人も強く認識するようになっています。

UNM shuts down perks from drug reps / New Mexico Business Weekly

 

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[一つの終焉]職員全員に解雇通告

SkyTeam / 2008.09.27 07:00 / 推薦数 : 4

  今回の報道では、『医師の過酷労働をきちっとしなければ、悪循環』とコメントがあります、まぁ、原因となった、銚子の病院では、きっと誰も病院で働く人のことを気遣ってくれなかったから、医師だけでなく看護師も一人残らず消えてしまいました。そういうことです。

 人件費が50%を超え、医療や介護は実は事務職員を除くと、全員が「国家資格」を保持した職員が働く現場です(バイトの大学生で間に合わせられるコンビニとかファーストフード店とはわけが違うのです)。

 「人事管理」が大切なんです。この報道は、どうして「医師が足りなくなったか・・・」という切り口がないですねぇ。はい・・・ま、絵にしにくい部分でもあり、これをテレビに期待してはいけませんかね。

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病院休止で「医療難民」に、近隣に影響

TBS 2008/09/26

 

 千葉県銚子市の市立総合病院が突然9月いっぱいでの休止を発表してから、2か月たちました。新しい病院に移らざるを得なくなった通院・入院患者たちは、「医療難民」となって、近隣の病院に押し寄せています。

 「もう涙、涙」、涙を浮かべてこう語るのは名雪文枝さん、79歳。寝たきりとなっている名雪さんは今月、6年間も入院していた市立病院を出ることになりました。理由は病院の休止です。

 「(市立病院に)居たいって言っても居られるわけじゃないし、(別の病院へ)連れて行きます」(夫・名雪一雄さん、83)

 名雪さんはこの日、ストレッチャーにのせられ、6年間過ごした病院をあとにしました。

 銚子市が市立総合病院の9月いっぱいでの休止を発表したのは2か月前のこと。理由は「医師不足による経営難」でした。

 銚子市内には他に公立の総合病院が存在しないため、市民は猛反発。しかし市議会でも病院の休止が1票差で可決されてしまいました。このため、166人の入院患者、1か月1万人という外来患者が「医療難民」となってしまったのです。

 鈴木明子さん(55)は年老いた両親の新しい通院先を探していました。父は腰痛と糖尿病、母は腰や胃に病気を抱えています。

 「別の医者に行くって言っても 、1科目に1日かかる。4か所なら4日はかかる」(鈴木明子さん)

 一度に複数の病気の診察を受けるには総合病院しかありません。結局、隣の旭市の旭中央病院を選びましたが、これまでの5分の通院時間だったのが、40分近くかかることになってしまいます。

 ところが、この旭中央病院ではとんでもないことが起きていました。待合室には人、人・・・。中には立っている人も。

 「銚子から(白紙の)紹介状を持参して来た患者だけで、2か月で200件」(国保旭中央病院、 伊良部徳次 副院長)

 銚子市立総合病院の休止を受けて、この病院では外来患者が10%増加。さらに、銚子市から搬送されてくる救急患者の数も2倍に増えたといいます。

 市の消防本部も頭を抱えていました。市外への遠距離搬送が増えてしまったのです。

 「市内に3台ある救急車いずれも市外に搬送ということで、市内に救急車が1台もなくなるという可能性は考えられます」(銚子市消防本部、清水剛 警防課長)

 病院経営の専門家は、銚子市立総合病院休止は周辺自治体の医療崩壊も招くと指摘します。

 「信じられない暴挙であると。医師の過酷労働をきちっとしなければ、悪循環になる。旭中央病院が負荷が重くなり、救急を制限せざるをえない状況がくる」(病院経営に詳しい 長隆さん)

 25日、病院の最後の入院患者が、転院先の病院に向かいました。見送りに来た関係者の中に病院休止を決めた張本人、岡野俊昭市長の姿がありました。

 病院の全面休止まであと4日。26日、病院の職員全員に市から解雇通告が手渡されました。(26日17:00)

 

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 今回の件、とても「お気の毒」です。誰が?職員が?患者さんが?違います・・・。地域住民全体にとって、生活基盤を奪われてしまいました。

 もちろん、市外に行けば、病院はあるのですが、定期的な受診となると、通院の手間もかかりますし、「経済的負担ゼロ」というわけにはいきません。

 

 今回の崩壊も「医師不足」です。行政サイドは明らかにしていませんが、突然のこういう形になる前に、もっと早く手を打っていれば、病院が消えることはなかったでしょう。

 

 市民も気づくのが遅れました。お役所に任せたままにしておけば、「責務」を果たしません。どこの自治体でも起きうることです。今後、このケースは「周辺の病院」にも影響が出ます。まして、救急なども・・・そうです。

 

 市長も苦渋の決断となったかもしれませんが、議会や市民に説明が足りなかったと思います。おそらく「真実」に迫る報道はされないでしょう。忘れられると思いますが、夕張で開いた「自治体病院の再編劇」が次の場面に入ったとみるべきでしょう。

 

 ま、6年も同じ患者さんを老人ホームとか介護施設みたいに入院させといたら、今の医療制度では「赤字」になってしまいます。資金調達にしろ、再編にせよ、時間は残されていません、「生き残りたければ、お早目に・・・」ですね。

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 アメリカの医療費の増加ぶりは、前も紹介しましたが、健康保険料の増大を招いているようです。

 

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Medicalnews.jp 

Study: Workers' wages not keeping up with health costs

労働者の賃金は医療費の増加についてっていない

freep.com 2008/09/24

 あなたの給料の中で出費がかさんできているを感じませんか?9/24に公表された調査によると、健康保険の費用は大きな問題です。

 

 1世帯あたりの医療保険の保険料は年額1万2680ドル(134万2793円)となり、1999年(標準的な職場の健康保険料は5791ドル:61.3万円)から119%も増加しています。

 従業員は、給与から3354ドル(35.5万円)を保険料として支払っていることが、 Health Affairs誌に掲載されたKaiser Family財団の報告で明らかになりました。

 1人当たりの保険適用金額は年間4704ドル(49.8万円)となり、労働者は721ドルの費用を支払っていますが、これは1999年の318ドルから増加しています。

 労働者たちはまた、現金支払いの医療への支出の増大に直面しています。これはよく会社の保険が支払う前に1000ドルの支払を要求されることを指します。


 中小企業では、この増加はさらに劇的です。中小企業の労働者の少なくとも35%は、保険の免責として1000ドルを支払っており、これは去年の21%から増加しています。

 労働者の賃金は過去9年間に34%増加しましたが、この医療費の増大には追いついていないと報告書は述べています。

 大企業は退職者の健康保険を1988年の66%から今年は31%まで削減していることも、この調査で判明しています。

 

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Study: Workers' wages not keeping up with health costs
freep.com 2008/09/24

Studies Show Strain of Medical Bills
New York Times 2008/09/24

 

 ワシントンとウォールストリートの間では、経済危機(メルトダウン)を回避する最良の方法について話し合っているけど、他の経済的な危機、未払いの医療費の負荷の増大で各党している多くのアメリカ人はさらに増えています。
Even as Washington and Wall Street debate the best way to avert an economic meltdown, increasing numbers of Americans are struggling with another financial crisis: the growing burden of unpaid medical bills.

 水曜日の朝、二つの研究が医療費が勤労世帯(それも健康保険に加入していても)にさらに負担としてのしかかっているさらなる証拠を提供しています。
 労働者たちは医療費をさらに現金で支払っており、お金の問題に直面して困難に遭遇しています。
Two studies released Wednesday morning provide further evidence of the toll health care is increasingly placing on working families, even for those who have health insurance. And as employees are paying more medical expenses out of their own pockets, they are having a harder time coming up with the money. (以下略)

 

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 いずれにせよ、日本は医療費の増加幅を抑えこんで、「医療崩壊」ですが、アメリカの場合、医療費増大に抑制をかけずに・・・「家計崩壊」を引き起こしているかもしれません。

 

 

米国:健康保険料の伸びはやや鈍化

2007/09/18

でも紹介していますが・・・

[保険料は、2001年より、78パーセント増加しました。一方賃金は19パーセントの増加でした。また、インフレによる物価上昇率は17パーセント分でした。

 この報告書によれば、平均的な4人世帯の健康保険料の総額は、最低賃金労働者の年収の4倍を超えています。

 保険料の増加や、控除プランだけが問題ではありません。カイザー財団の研究によれば、医療保険でカバーされている労働者の95%が、健康保険の適応範囲外の外来手術および入院費などの費用を自己負担する羽目になっているとタイムズ紙は報じています。]

 

 

 まぁ、これも問題ですよねぇ・・・そういう問題については日本のマスコミさんは報道されませんが、国民の最大の関心事項である、医療制度や福祉のあり方について考える姿勢がほしいところです。

 

↓こうなちゃってからでは遅いのですけどね・・・


ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書)

堤 未果 (著)

 

  なかのひと

 

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 「歯科医」の先生は現在大変な状況です。実は歯周病などは糖尿病や虚血性心疾患などと密接な関連性(全身疾患と歯周病 「歯周病と関係のある心疾患全身疾患と歯周病 糖尿病」)があり、看護師や薬剤師などとともに患者さんn治療にあたる仲間です。

 歯科医の経営難だけでなく、医療界も国民もそろそろ色々と考える必要がありそうです。

 

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歯科医療 「予防」確立し活力を 目立つ経営難 専門分野増やす必要も

産経MSN 2008.9.24

 

 経営不振から歯科医療が活力を失っている。このままでは医療の質が低下し、患者にとっても不利益になる。どうしたら元気になるのか。歯科医に医院(診療所)経営のノウハウをアドバイスしている専門家は「予防治療を確立するとともに、専門分野を増やすことが必要だ」と訴える。その著書では実際の廃業事例を挙げ、リスク管理の重要性を指摘している。こうした姿勢は歯科医療だけでなく、われわれの日常の社会生活の中でも役に立つ。(論説委員 木村良一)

 

 この専門家は、歯科医院経営コンサルタントの堀尾芳裕さん(53)。歯科医院を運営したり、ISO(国際標準化機構)と呼ばれる商品、サービス、医療などの品質管理審査に携わったりしてきた。

 

 堀尾さんは「歯が丈夫だとモノが食べられ、体は健康でいられる。それなのに歯科の治療は歯を削って詰め、神経を採ってまた削って詰める。最後には患者の歯はなくなり、入れ歯になってしまう」と説明する。

 

 問題の多い入れ歯に代わって最近、注目されているのが、あご骨にチタン製の人工歯根を埋め込むインプラントという治療だ。しかし、治療費が高額のうえ、熟練した技術がないと失敗する難点がある。

 

 堀尾さんは「やはり、歯を残すことが大切。そのためには虫歯や歯周病などの予防が必要だ。歯科医は予防治療を確立すべきだ」と主張し、「口腔(こうくう)内のメンテナンスを担う歯科医が、インプラントのような高度技術を持つ歯科医を紹介できるようなネットワークも作りたい」と強調する。

 

 さらに、堀尾さんは「診療科の多い医科に比べ、歯科の専門分野は小児、矯正、審美ぐらい。診療領域を増やす努力も大切だ」と指摘する。

 

 堀尾さんは3年前に『倒れる歯科医院』(日本歯科新聞社発行)を、今年8月には続編を上梓(じょうし)し、その中で経営破綻(はたん)した歯科医院の実例を挙げ、経営改善へのヒントを示している。

 

 例えば、目先の収入に気を取られ、講習会に出席した程度の知識でインプラント治療を施して失敗し、弁護士から多額の慰謝料を請求されて精神的にも落ち込み、窮地に立たされたケース。あるいは、医院の親子間の継承の難しさ、パートナーの死による診療意欲の喪失…などいずれの事例も「人の振(ふ)り見てわが振り直せ」で参考になる。

 

 ■増える歯科医、減る収入

 厚生労働省によると、歯科医数は平成18年現在、9万7198人で、10万人を突破しそうな勢いで増えている。人口10万人当たりの医師数は74・0人。昭和50年のそれが37・5人だから、約30年で2倍も増えたことになる。医科と同じ地域的偏在の問題もある。

 

 この歯科医の増加に比べ、歯科医療費は2兆5000億円ほどで10年以上変わらず、歯科医1人当たりの医療費は減るばかりだ。その結果、歯科医院が倒産したり、経営的に常勤医を雇えなかったりする事態が起きている。都心部では歯科衛生士よりも収入の低い非常勤の歯科医も目立つ。

 厚労省は50年代まで続いた大学歯学部の水増し入学(定員の1・3~2倍)が歯科医過剰の原因だと分析。文部科学省と協力して、歯学部定員の削減や国家試験の合格基準の引き上げを進めている。

 

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11のドキュメントストーリー

堀尾芳裕

 

 

 

19のドキュメントストーリー

堀尾芳裕

 

「倒れる歯科医院」の第2弾。「事前に知っているだけでも避けられるリスクは多い」という考えの下、他の歯科医院が倒れた状況を知ることによって、逆に経営改善のヒントを見いだそうというもの。さまざまなターニングポイントに「倒れ防止ポイント」が紹介されている上、各事例ごとにコンサル経験豊富な著書によるまとめが書かれているため、事例から何を学べるかがわかりやすいつくりとなっている。

 

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 昔、「歯医者さん」はすごく混んでいて、予約も必要だったし、サービスもよくなくて・・・もう一つでした。今は週末や夜10時までやっている歯科クリニックや審美歯科の広告をみかけます。

 

 もちろん、歯の痛みをかかえた患者さんにとってはいいことですが、競合が激化して、必要な経費をまかなえない歯科診療の現状をみると、安全のための経費まで削りかねないのもまた問題です。

 こういう現状から、医師の増員に単純に賛成しない人もいるかもしれません。

 しかし「救急」や「産科」の現状をみるにつけ、必要な人員配置と予算の手当てを行うのが今、行政が行うべきことでしょう。

 

 それにしても、何か「戦前」と同じですよねぇ。補給路を大切にしないあたりを。日本の旧軍部の「失敗」を医療や福祉でも行うかもしれません。

 

 日本はいつも、官僚のせいにしがちですが、国民の無関心が一番問題かもしれません。後期高齢者医療制度も結局は、政治家が「役人」の用意した法案をろくに検討せずに国会を通過。そのつけを食らうのは国民です。

 

 そういう意味で、次の国政選挙では「医療」について、きちんと考えてくれる政党、政治家に投票したいですね。

  なかのひと

 

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第134回「J.I. フォーラム」医療改革

総裁選、総選挙で議論すべき重要テーマの一つ

 

 マスコミ、政治家ともに秋の空よりも移り気です。一時、あれほど話題になった医療問題も、大学の定員増と来年度の予算増が決まった後は報道もされなくなりました。しかし、医療改革が緊急の課題であることも、問題の本質が手つかずであることも変わりはありません。自民党総裁選や総選挙では医療のような国民にとっての緊急かつ長期的な課題こそが大いに議論されるべきだと思います。構想日本がまもなく発表する予定の提言の核心部分について、議論に参加している現場の医師を中心に語って頂きます。

 

● 日時 :2008/09/30(火) 18:30~20:30(18:00開場)
● 場所 : 日本財団ビル2階 大会議室 
● 参加費 :2,000円 (シンクネット構想日本会員は無料です) 
● 懇親会参加費 :4,000円程度 (参加希望の方のみ)
● 主催 :構想日本

ゲスト 
  有賀 徹(昭和大学・救急医学教授)
 海野 信也(北里大学・医学部産婦人科学教授)
 嘉山 孝正(山形大学・医学部長)
 本田 宏(済生会栗橋病院・副院長、医療制度研究会副理事長)
 小松 秀樹(虎ノ門病院・泌尿器科部長)
 森 臨太郎(大阪府立母子保健総合医療センター企画調査室長) 他

コーディネーター
 川渕孝一(東京医科歯科大学大学院教授)

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 神戸市といえば、神戸空港やポートピア2期工事などで赤字をさんざん作ってこれに対処している真っ最中のはずですが。

 

神戸市借金地獄 「倒産」間近い?

J-CASTニュース2006/9/ 7

 実質公債比率というのは「収入のどのぐらいを借金返済に充てているかを示す数字」だそうで、神戸市は去年は22・3%と高水準でした(実質14億円の赤字 06年度決算見込み 神戸:神戸新聞 2007/07/31 )。

 こんな記事が・・・

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神戸市議の海外出張復活へ 経費削減「目標達成」 

神戸新聞 2008/09/23

 

 神戸市会は二十二日までに、六年ぶりに市議の海外出張を復活させる見通しとなった。十一月か十二月上旬に約一週間の日程で、市議十人以内が同市の掲げる医療産業都市構想や都市戦略「デザイン都市」の視察を目的にヨーロッパを訪問する予定。開会中の市会定例会に提案、賛成多数で可決される見通し。

 市会では、経費削減を理由に、友好都市での記念行事などを除き、二〇〇三年度から市議の海外出張を中止。しかし、昨年の改選後の会派代表者会議で「議会の経費削減も目標に達した」と海外出張の復活を申し合わせていた。

 今回は、同市が進める医療産業都市構想の推進に向け、デンマーク、スウェーデン両国にまたがる世界有数の医療産業集積地「メディコンバレー」の視察を検討。併せてユネスコからデザイン都市認定を受けているドイツ・ベルリンなども訪問する予定という。

 市会の自民、民主市議団が「国内視察では新しい提案に限界がある」と海外出張を提案。今月の会派代表者会議で、開会中の市会定例会に提案することを決めた。今後、日程や予算、行程などを詰める。

 民主の市議は「公費を使うことになるが、海外出張ではそれ以上の成果が出る」と主張。一方、共産の市議は「なぜ今、海外出張の必要があるのか疑問。市民の納得は得られない」などと反発している。

 県内では、尼崎市会などが市議の海外出張を凍結。姫路市会は〇五年度から廃止している。

(紺野大樹)

 

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広報こうべ 2008年(平成20年)9月号 にはこんな記事がありあすが・・・

 

 

19年度決算のあらまし
今後も続く厳しい財政状況

 

 市の19年度決算は、全会計で歳入総額2兆44億円(前年比12.4%の増)、歳出総額2兆1億円(前年比10.7%の増)となっています。

また、19年度決算から、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律(財政健全化法)」による新しい財政再建の制度が導入されます。

※この決算と財政健全化法に基づく財政指標については、9月から開かれる定例市会で審査・報告の予定です

市税は増収でも地方交付税は大幅な減額
一般会計の決算額は、歳入7,179億円、歳出7,118億円です。歳入の基礎となる市税収入は、税制改正などにより、2,759億円と3年連続の増収となりました。

しかし、国の歳出・歳入一体改革の影響で、地方交付税が大幅な減額となり、収支均衡のための財源対策(市有地の売却・退職手当債の発行)が拡大するなど、市の財政は、依然として厳しい状況にあります。

 

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 これなのに、視察?よくわかりません。議員さんは市民のことよりも税金を使って海外旅行に行きたいようです。

 

神戸市民病院機構評価委員会

 

平成20 年8 月29 日の市長宛の「意見書」by地方独立行政法人神戸市民病院機構評価委員会では北欧やらそんな文字はどこにもないです。
 

 現実、建築28年を経過した中央病院の移転・新築を前に、人材や資金を集中させなければなりませんが・・・こりゃまた「トホホな結果」が見えています、あとで赤字がふくらんだら後輩の議員の歳費から引き落とすか、年金削減するしかないですね。

 興味があるのはいいんですが、兵庫県の医療崩壊をみるにつけ、鈍感な議員がいるだけで「先行き」は暗いな・・・です。

  なかのひと

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BS世界のドキュメンタリー シリーズ命と向き合う最前線「医療費が払えない」前編などいくつものドキュメンタリーが今週は流れています。自分も録画してみます。

 いずれにせよ、弱者に優しいとばかり思っていても、アメリカの現状について知ることができそうです。

 医療費を切り詰めるなど、ロシアンルーレット・・・という出演者の声が出ていました。

 

 これが日本の未来の高齢者の姿になっていかないか心配してしまってします。

  なかのひと

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<シリーズ 命と向き合う最前線>

<シリーズ 命と向き合う最前線>

私の体が新薬になる ~細胞は誰のもの?~

BS19月22日  月曜深夜[火曜午前]  0:10~1:00

自分の身体の細胞や組織から新薬が研究開発され特許が認められた場合、開発に利用された細胞や組織、遺伝情報などは誰のものなのか?バイオテクノロジーの進歩によりもたらされる新たな法律上、倫理上の問題を検証する。さらに出産時にへその緒から採取する臍帯血や、受精卵から取り出されるES細胞をとりまく国際的な議論の行方も追う。

画像コピーライト:(C)2007 ARTE France,13Production et Office national du film..Tous droits ŕeservés

<シリーズ 命と向き合う最前線>

医療費が払えない ~アメリカ 4700万の保険なき人々~ 前編 
BS19月23日  火曜深夜[水曜午前]  0:10~0:53
先進国で唯一、国が運営する医療保険システムを持たず、民間の保険会社に委ねられているアメリカ。その結果、経済的な弱者は切り捨てられ、医療保険を持たない人が全米で4700万人にも膨れあがっている。アメリカで保険を持たず病気になると、どうなるのか?健康だけではなく、家庭や貯蓄、ついには生命まで奪い取られかねない負のスパイラルが待ち構えている。そうした4人の患者のケースを追い、今年の大統領選の論点の一つともなっている、アメリカの医療システム危機について考える。
<シリーズ 命と向き合う最前線>
医療費が払えない ~アメリカ 4700万の保険なき人々~ 後編 
BS19月24日  水曜深夜[木曜午前]  0:10~0:52
世界最高の医療技術を誇り、諸外国の1.5倍以上の大金を医療費に注ぎ込んでいるアメリカ。しかし、救急医療における延命率は世界15位、平均寿命は24位と、国民の受ける医療水準は二流国並みに甘んじている。その背景には、医療保険を持たない人の数が国民の6人に1人にまで膨れ上がり、怪我や病気をしても、適切な治療を受けることができないという現状がある。そうした4人の患者の闘病生活に密着し、アメリカの医療システムが抱える病巣の深さを描く。

<シリーズ 命と向き合う最前線>

運命を知ることができたなら ~新生児集中治療室の日々~ 前編(再)

BS19月25日  木曜深夜[金曜午前]  0:10~0:58

医学の進歩で、NICU(新生児集中治療室)の医師は、神の領域の決断を迫られるようになった。早産で生まれた超低出生体重児でも、命を取り留めることができる。しかし、先天的な、あるいは出産の際に受けた重い障害を負っていることも少なくない。身体の機能が十分でなく、生きることが耐えがたい苦しみを伴う場合、延命措置を続けるのか、治療をやめるのか。赤ちゃんにとってベストの判断をしようと小さな命と向き合うオランダの病院の密着ドキュメント。

<シリーズ 命と向き合う最前線>

運命を知ることができたなら ~新生児集中治療室の日々~ 後編(再)

BS19月26日  金曜深夜[土曜午前]  0:10~0:46
医学の進歩で、NICU(新生児集中治療室)の医師は、神の領域の決断を迫られるようになった。早産で生まれた超低出生体重児でも、命を取り留めることができる。しかし、先天的な、あるいは出産の際に受けた重い障害を負っていることも少なくない。身体の機能が十分でなく、生きることが耐えがたい苦しみを伴う場合、延命措置を続けるのか、治療をやめるのか。赤ちゃんにとってベストの判断をしようと小さな命と向き合うオランダの病院の密着ドキュメント。

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 医師不足は、「地方」が比較的大きくクローズアップされがちです。しかし実際のところ、大都市の周辺部からも医師不足はひどくなっています。

 もちろん理由はいろいろあります。研修制度で研修医から選ばれる病院とそうでない病院の格差がひろがっただけではなく、大学医局からの補充が不可 能になったところや人材流出が続いているところ(これはむしろ労務管理やヒューマンリソース部門の問題)、さらには一次救急を利用せずに2次、3次救急を 安易に利用する住民側など・・・枚挙にいとまがありません。

 

 結局、日本全国で、こういうきちっとした統計が出てこないのは「厚生労働省」サイドは何もやっていないととられても仕方ありません。

 

 日本は全人口の50.01%が三大都市圏(東京、名古屋、大阪の各都心から50キロメートルの範囲)に集中しているだけに、こういう状況は何とか しないといけませんが、病院に必要な医師や看護師が確保が困難な今、行政が打てる手は、「広報活動」や「崩壊しないようにスタッフを集める」など地道な努 力しかないかもしれません。

 

 もうすぐ、患者さんの多くなる冬場がやってきます。急性期などは在院日数を削減していても、需給バランスを無視して療養型などの病院の集約化をせまっている現状では、さらに回転率をあげるためにはもっと必要な「人材不足」、「ベッド不足」が顕在化してしまいそうです。

  なかのひと

 

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67病院が診療制限  全病院の2割、産婦人科は3割弱
読売新聞 2008/09/23

(愛知)県は22日、県内の全334病院のうち、約2割にあたる67病院で医師不足による診療制限が行われているとした調査結果を発表した。診療制限している病院は、初めて調査した昨年度より5か所増えた。

診療制限は、診療日数や時間の縮小、初診患者の受け入れ制限など。67病院のうち、入院診療の休止が18、診療科の全面休止が17、時間外救急の受け入れ制限が16、分娩(ぶんべん)対応の休止が10病院だった。

診療科別では、産婦人科のある病院のうち3割弱が診療制限をしているのをはじめ、小児科や内科などほとんどの診療科で、診療制限している病院数が増加している。

県は2006年9月、医師不足を解消するため、高齢の医師や出産・子育てでいったん職場を離れた女医らを、医師を募集している病院に紹介するた め、ドク ターバンクを始めた。しかし、実際に就労したのは06年度が3人、07年度は13人、今年度は現在、就労予定の人も含め計4人と伸び悩んでいる。県医務国 保課では「登録者はいるが、病院側との労働条件が合わない」としている。

同課では「県全体として医師不足の影響は大きくなっており、この結果を一つの参考に、来年度の医師不足対策に取り組みたい。軽症にもかかわらず、夜間に救急病院にかかるなど病院の利用がコンビニ化し続ければ、勤務医の負担は増すばかりだ」としている。
(2008年9月23日 読売新聞)

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