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Doctors Blog

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へき地×救急診療の危険な組み合わせ

SkyTeam / 2008.08.29 08:45 / 推薦数 : 3

 東京都内で昨年四-十二月の九カ月間に、患者を救急車で病院に運ぶ際、搬送先が決まるのに三十分以上かかったり、四カ所以上に受け入れを拒否されたりした事例が、搬送件数全体の6・3%にあたる約二万九千件に上ることが、東京消防庁の調べで分かった。

 今年も東京都清瀬市と小平市で、救急患者二人が救急搬送の受け入れを相次ぎ断られて死亡。救急搬送される患者が増えているのに受け入れ病院が減るという状態が続いており、都は、応急的に患者を受け入れる病院間ネットワークなどの検討に乗り出した。

 都や東京消防庁によると、昨年一年間に救急搬送された人は約六十二万人。九八年の約四十八万人から、十年で三割増えた。六十五歳以上のお年寄りは67%増で、救急需要増の大きな要因という。

 一方で、救急患者を受け入れる病院は年々減少。搬送受け入れをやめる病院が出て、九八年の四百十一カ所から、〇八年は三百三十五カ所に減った。

 救急隊の現場到着から搬送開始までの時間も長くなり、〇七年は十八分五十七秒と、〇三年からの五年で約四分延びた。

 こうした救急医療を取り巻く状況の悪化を受け、医療や消防などの関係者でつくる都の協議会は、改善策を検討。早期改善が必要だとして、二十八日、都側に中間報告した。

 中間報告では、医師や空きベッド数などの情報を地域ごとの病院間で共有して、取りあえずどこかの病院で確実に受け入れられるよう調整する仕組みづくりを提言した。

 患者が複数の診療科にわたる症状を示している場合に「専門医不在」などの理由で病院が受け入れを拒むケースが目立つことから、すべての診療に対応できなくても、応急的に患者を受け入れた後、必要に応じて他の病院に転送する仕組みを想定している。

 緊急性が低いのに救急医療を利用する「コンビニ受診」の問題も指摘。適切な利用を都民に促すよう求めた。

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 日本の首都圏でも、救急医療は、いよいよやばくなってきています。しかし、オーストラリアのような広大な国土がある国では、さらに問題が大きいようです。

 人口407万人で、州の面積が日本の国土の5倍という、過疎地のクィーンズランド州(グレートバリアリーフとかケアンズなど観光地があります)では大変なことになっているようです。

オーストラリアの各地域では、医師不足のため僻地医療が崩壊しているのは、いろいろと情報は集まっているのですが・・・

MedicalNewsJapanのオーストラリア関係のニュース

やはり日本も東北や北海道は人口密度が低く、そして県庁所在地以外は、医師も病院も偏在しているという意味では、参考になるかなぁ・・・って思いながら翻訳してみました。

クィーンズランド州の人口密度: 2.35/km²

北海道の人口密度:66.8人/km²

うち道北(留萌支庁+宗谷支庁+上川支庁(塩狩峠以北))の人口密度:17.11人/km²

いずれ、日本も病院が地方で公立病院の統廃合が起きると、こうならないとも限らない問題です。もちろん、「赤字垂れ流し」は困るんですが、一気に集中すると、患者さんへの診療体制が整わない可能性があり、厳しいことに・・・。
 日本の場合、人口が比較的集積している県庁所在地は民間病院が救急医療にがんばってたりして、事情が異なるのですが、今回は医療の過疎地の救急医療について考えてしまいました。


  なかのひと

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Elderly patients 'die during wait'
高齢患者さんが待っている間に亡くなっている

Theaustralian.news.com.au 2008/08/28

 クイーンズランド州の公立病院では、大混雑している救急部で診察を待っている間に、高齢者の患者たちが亡くなっていると、救急医療の専門家たちは語っています。

  オーストラリア救急医学会(Australisian College for Emergency Medicine:ACEM)< /a>のクイーンズランド支部長のSylvia Andrew-Starkey氏は、今日、救急部につれて来られた見当識障害のある高齢患者たちが病院の廊下でストレッチャーの上に放置され、そこから落 下して死亡したり、重大な合併症となっている証拠があると語りました。

 「救急部を大混雑したままにしておけば、診療スタッフの比率は保てませんし、高齢者の患者さんたちは、不幸なことに転倒したりする危険性があります」とAndrew-Starkey医師は述べました。

 「私は、実際にストレッチャーから落下した、あるいは落下が疑われる患者さんを二人、知っています。私はこのことに関心を持ち続けたいと思っています、また患者さんに何が実際に起きているか長期間にわたって二重チェックをしたいと思っています。」

 クイーンズランド州政府の保健当局のQueensland Healthはこれらのケースについて気づいていますとAndrew-Starkey医師は語りました。

 救急部門の患者さんの診療には他にも問題があります。救急部門で24時間以上待っている患者さんの数は過去2か月の間に3倍、いや4倍になっています。

 「救急部は殺伐とした雰囲気となり、救急部にいるため、患者さんたちは十分に食事も食べさせてもらえず、眠りにつけません。というのは照明が24時間中ついているため、患者さんたちはよく眠れません」と彼女は語りました。

 「さらに実際に雪だるま式に患者さんが増えています」
"So it actually leads to a whole snowball effect."

 Andrew-Starkey医師は、クイーンズランド州東南部だけで最低200床のベッドを空けるため、待機的手術について2週間凍結することを求めています。

 Andrew-Starkey医師は「短期間の間、特定の地域で待機的な手術を減らすのが行われれば、一つの解決方法です」と語りました。

 彼女は、どの地区で手術が延期されたり、キャンセルされるべきかについては、個々の病院しだいだと、具体的に話すのを拒みました。

 オーストラリア医師会クイーンズランド州支部のChris Davis会長は、ベッド不足は危機的なところまで来ていますと語りました。「ここ数週間の間、すごいプレッシャーがありました。我々は、この事態について非常に強い関心を寄せています」と語りました。

 「今や、、救急医たちが、彼らが患者さんたちが必要な治療を受けられるようにするために、手術室のベッドを使ってよいか聞いてくるまで、完全に危機的な状況となってしまいました」

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Elderly patients 'die during wait'

Theaustralian.news.com.au 2008/08/28

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