巷に横行する「患者」側の暴力・暴言。その根底には「医療はサービスだ」、患者の要求を呑むのは当たり前といった奇妙な誤解が生まれているようですね。権利ばかり求める、ほんの一部の患者さんによって、医療従事者(医師や看護師だけじゃありません)の士気を下げています。
奈良県でもこんな感じだそうです。
毎日新聞 2008/06/01
「モンスターペイシェント」が県内の医療現場でも問題になっている。患者らによる医師や看護師への言葉の暴力や、胸ぐらをつかまれるといった暴力は、塩見俊次・県医師会長によると日常茶飯事だという。過酷な勤務の医師は「努力が報われない」と感じているそうだ。
病を押して訪ねた病院で長時間待たされ、腹を立てたことがある。「すぐに治してもらえるはず」という期待の裏返しなのだが、重なれば不満が募り、不信となり、「怪物」になっていたかも知れない。
医師は病状などを分かりやすく説明する。患者も医師を知る。思いやりを忘れれば、医療はますます崩壊する。(上野)
毎日新聞 2008年6月1日 地方版
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そんな「患者さんの暴行、暴言」に当たったことはないのですが、実態は、こんなひどい状況のようです
↓動画
最近増えつつある「モンスター患者」。とにかく理不尽なクレームをつける人々たちです。順番待ちが待てない患者、異常なしと診断されお金を払わない患者、とにかくイライラしていたから、看護士に花瓶を投げつける患者・・・かわいそうな患者達ですね。
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これに対して、ついに「立ち上がった」医師たちがいます!やはりこういう「無抵抗」ではなく、目に見えるように世間に訴える必要があります。
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インドで医師らが断食ストライキ インド新聞
2008/05/23
パンジャブ州ジャーランダル地区の患者にとって21日は辛い日となった。
同地区の医師らはこの日、前日に起きた
患者の親族や支持者による、私立病院での略奪行為や医師への暴行に抗議。ダーナ(断食しながらの座り込み)やストライキを決行した。
インド
医師会地方支部の広報担当、ラマン・グプタ医師はUNI通信の取材に対し、「インド医師会や全国統合医療協会などの団体に所属する500人近い医師 が、市民病院で3時間を超える大規模なダーナを行った」と語った。同地区内にある病院の外来診療部門、救急部門、その他病院機能など朝からすべて停止し、 新たな患者の受け入れも拒否したという。
16日に事故で搬送され重傷だったナコダール出身の患者、パラムジット・シン氏(28)は20日朝、収容先のドアバ病院で死亡した。パラムジットさんの
親 族や支持者らは、彼の死は医療過失のせいだと主張、居合わせた病院の医師に暴行し、アシュトシュ・グプタ医師やB・M・バリ医師ら他のシニアドクターにも 怪我を負わせた。
被害を受けた医師らは20日、朝7時半から5時間近く道路を封鎖し、これに抗議した。病院管理者から要求の確約を取りつけた後、ようやくこの封鎖は解除となった。
抗議した
医師団は、医師や準医療従事者の安全のために、アーンドラ・プラデーシュ州を例にした法案が議会を即時通過するよう要求。同州の法令では、病院の 所有物に損害を与えたり、医師又は準医療従事者に暴行したりした場合、関わった者すべてに"保釈を認めない"とする令状を発する規定があるという。
広報のグプタ医師によると、21日の朝チャンディーガルに向かった同医師団の代表は、パンジャーブ州のプラカーシュ・シン・バーダル首相と面会し、「法案の早期通過を強く要求した」ことが明らかになった。
更に同医師団は、元州議会議員ギャン・チャンド容疑者の即時逮捕を求めた。民衆を扇動し、病院からの略奪や医師への暴行を促したとされる。
一方、警察では20日、同容疑者らをインド刑法第307条及び第452条により立件し、関わった7人の一斉検挙に踏み切っている。
05/21/2008 4:56:56 PM(ジャーランダル発)
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しかし、日本の医師たちは、「黙って」立ち去るだけ。それが今回の医療崩壊に少なからず、拍車をかけていると思いますね。
医師会もそろそろ動くべきでしょうし、「警察」以外の方法も含めて考えていくしかありませんね。
「医療者側への暴力は警察呼びます!他の患者さんに迷惑かかります!」
くらいは院内に掲示し、何にせよ、暴行事件を起こされば即、警察が正しいのです。それが、医療を守ることにつながらいます。