最近、こんなんでいいの?って感じの記事を見かけます。ま、仕方ないですかね。
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買収額は、3685~4950億円。創業一族から株式を購入するなどして、08年度中に5割以上の株式取得を目指すとしている。
毎日新聞 2008/06/12
製薬大手の第一三共は11日、特許が切れた成分を使った後発(ジェネリック)医薬品の製造販売を手がけるインド最大の製薬会社、ランバクシー・ラ ボラトリーズを買収すると発表した。株式の公開買い付け(TOB)で過半の株式を取得する。買収総額は3685億~4950億円程度になる見通し。第一三 共はランバクシーを傘下に収め、新興国に足がかりをつくるとともに、今後、市場拡大が見込まれる後発薬市場に参入する。
ランバクシーの07年12月期連結決算の売上高は約1850億円。買収により、第一三共の連結売上高は1兆円を超え、アステラス製薬を抜き、武田薬品工業に次ぐ国内第2位の製薬会社になる。
第一三共は、新薬メーカーで現在は後発薬を手がけていない。米国や日本などの先進国では医療費抑制のため、後発薬の利用を促す取り組みが加速して いる。新薬メーカーは特許切れ後、後発薬に市場を一気に奪われるリスクがあり、第一三共は今回の買収で後発薬事業を加えて経営基盤の安定化を図る。
また、新興国を中心に世界49カ国・地域で事業展開しているランバクシーの販売網を活用し、主力の血圧降下剤などの販路拡大も目指す。
第一三共は5月、人の免疫システムを活用した副作用の少ない「抗体医薬」強化のため、独バイオ医薬会社を243億円で買収するなど事業強化を進めている。【森有正】
【ランバクシー・ラボラトリーズ】インド・デリー市に本店を置く同国製薬最大手。1961年設立、ムンバイ証券取引所などに上場している。従業員 は約1万2000人。高コレステロール血症、感染症分野などの後発(ジェネリック)医薬品が主力で、後発薬では高い国際競争力を持つ。02年には製薬中堅 の日本ケミファの子会社、日本薬品工業と資本提携し日本市場に参入、日本国内でも後発薬を販売している。
キャリアブレイン 2008/06/11 御手洗冨士夫・日本経団連会長ら経済財政諮問会議の民間議員はこのほど、社会保障制度を効率化させるための方策として、後発医薬品の使用促進や検査などの 適正化、不正・不適切な保険請求の是正などに取り組むことを提案した。また、これらに取り組んでもなお必要な社会保障費の増額抑制のため、開業医の再診料 見直しなどを検討課題に挙げた。後発医薬品については、数量ベースのシェアを欧米諸国並みの40%にまで引き上げるよう提案。開業医の再診料見直しについ ては、2010年度の診療報酬改定での対応を求めている。 (中略)
後発医薬品の使用促進をめぐっては、柳沢伯夫前厚労相が昨年5月に同会議に提出した「医療・介護サービスの質向上・効率化プログラム」の中で、数量ベースのシェアを12年度までに30%(04年度は16.8%)に引き上げる方針を掲げている。
これに対して民間議員は、シェアを欧米諸国並みの40%にまで引き上げた場合、11年度までに国費を2200億円程度(医療費ベースで8800億円程度) 削減できるとする試算を提示。さらに、▽手術前の検査入院の期間(現在7日)を半分以下に短縮する▽医療機関の連携や情報開示で重複検査を解消する―など の取り組みにより、同年度までに国費を600億-1000億円程度(医療費ベースで2300億-4100億円程度)削減できるとの推計も示した。
開業医の再診料については、病院との格差は「明確な説明がつき難い」と指摘し、次期改定での対応を求めている。このほか、「ホームドクター制」の構築などで開業医と病院の機能区分を明確にし、連携の取れた医療システムを構築することも提案した。
■「骨太方針08」の骨子案を了承
同会議はこのほど、月内にもまとめる「骨太方針2008」の骨子案を了承した。骨子案は▽総論▽低炭素社会の構築▽国民本位の行財政改革▽安心できる社会保障制度、質の高い国民生活の構築▽08年度予算の基本的考え方―の6章で構成されている。
骨太方針06で掲げた歳出・歳入一体改革を堅持するとともに、国民生活を支える社会保障制度の在り方についても盛り込む方針を示している。
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100億ドル以上のいわゆる「100億ドルクラブ」に入るメーカーは2006年には14社だったが、2007年にはシエーリングの売上が通年で 加わったバイエル・シエーリングのほか、ジェネンテック、武田薬品、シェリング・プラウの4社が100億ドルを超え、全部で18社となった。バイエル・シ エーリングの2006年売上には、買収を完了する前のシエーリング分が含まれていなかったため、2007年の前期比伸び率が37.3%と非常に高くなって いるが、それ以外では、抗がん剤アバスチンなどが急増したジェネンテックが26.3%増となったほか、イーライ・リリーが19.0%増、アボット・ラボラ トリーズが18.8%増といずれも20%近い伸びで好調だった。
一方、上位3社はいずれも減収となっている。これは降圧剤のノルバスクなど大型品の一部がパテント切れによってその売上が激減する一方、それをカバー するだけの大型新製品が出てきていないためだ。イギリス本社のグラクソ・スミスクラインは▲4.2%で、フランス本社のサノフィ・アベンティスに29億ド ル強の差を付けられて3位となった。これは英ポンドが以前から強く、米ドル換算レートが前年末比で1.9%の上昇にとどまったのに対し、ユーロは前年末比 で11.6%も上昇したことや、サノフィ・アベンティスの減収が▲1.1%にとどまったことによる。
世界トップのファイザーは、全社での売上はわずかながらもプラスだったが、医療用医薬品は米売上が▲11.3%の2桁減となったことにより、世界でも ▲1.5%で444.2億ドルとなった。ファイザーのトップ製品で医療用医薬品売上の28.5%を占めるリピトールは現在減少傾向にあり、米特許は 2010年3月に切れる見込みとなったことから、ある程度の製品を持つメーカーを買収しない限り、現在のままでは2006年の医薬品売上450.8億ドル を超えるのは難しいと見られる。
4位と5位も順位が逆転しているが、これはノバルティスの米国のブランド医薬品売上が7億ドル以上減少したことや、ノバルティスが米ドル決算であるのに対し、スイスフラン決算のロシュは通貨が前年末比で8.3%上昇したことによる。
6~10位のメーカーは順位が変わらず、11位のブリストル・マイヤーズスクイブは一時的に米国で出回っていた抗血栓剤プラビックスのジェネリックが 市場から消え、プラビックスの売上が急増したことから、アムジェンを抜いて11位となった。バイエル・シエーリングが12位に上昇したため、アボットと ベーリンガーは1つランクダウンしている。
女性向けや中枢神経系用薬に強いオランダ本社のオルガノンを買収した米のシェリング・プラウ(18位)は、買収を完了した11月以降の売上しか含まれていないが、通年で売上を加えるとベーリンガー・インゲルハイムに続く16位となる。
日本でトップの武田薬品は、特に2型糖尿病薬アクトスの伸びが貢献して5.8%増となり、円の為替レートも6.0%上昇したことから107.8億ドルで、初めて100億ドルを超えた。
マイナスとなった上位3社以外は売上を伸ばしており、11社が2桁増だが、ロシュ/ジェネンテックのアバスチンやメルクの子宮頸がん予防ワクチンであ るガーダシルのような大型新製品で売上を伸ばしたメーカーは少ない。まだパテントが切れる前の大型品の売上が伸び、他の大型品のパテント切れの影響がな かったか、少なかったメーカーが売上を伸ばしている。既存の大型品(バイオ以外)は2011年までにパテントの切れるものが多く、売上を急速に伸ばせる新 製品は一部に限られることから、2007年に2桁増となった世界的大手医薬品メーカーといえども、引き続き売上を伸ばし続けるのは厳しい状況にある。
50~100億ドル規模の医薬品メーカーは12社で、2006年の9社から3社増えた。数は増えたが、80億ドル以上は3社だけであり、この規 模におけるトップはジェネリック最大手のテバ製薬工業(Teva Pharmaceutical Industries)で、前年比10億ドル増の94.1億ドルとなった。同社はブランド品の多発性硬化症薬コパキソンがあり、これだけで17億ドルを超 えている。
この50~100億ドルでは12社のうち4社が日本のメーカーで、アステラス製薬、第一三共、エーザイに加え、2007年度は統合失調症薬エビリファ イが世界的に好調な大塚製薬が入った。同社は抗がん剤に強い大鵬薬品も連結対象であり、抗がん剤や抗生物質タゾシンの伸びも貢献している。タゾシンは米国 でワイスが販売しており、病院の注射用抗生物質としてトップ製品となっている。
50億ドル台のメーカーが5社あるが、この規模になると、1つか2つの大型品の増減により、売上が大きく変化する。ジョイントベンチャーのメルク/ シェリング・プラウ製薬(28位)は高脂血症剤を2品目販売しているだけである。2007年は両剤とも急増したため、33.5%増となったが、2008年 に入って公表されたこの製品の臨床試験結果が期待はずれだったことから、2008年は一転して2桁減となる可能性が高い。(注:同社の売上はメルクやシェ リング・プラウの売上に含まれないため、ランキングに入れている。41位のTAP製薬も同様。)
抗潰瘍剤(PPI)のベストセラーの一つであるパントゾール(米名プロトニックス、日本未発売)を持つドイツのアルタナを2006年に買収したニコ メッド(29位)は3.0%増となっているが、米でワイスの販売するプロトニックスが予定より2年7カ月も早く、昨年12月下旬にジェネリックが登場し た。この結果、ニコメッドが受け取れるはずの米売上も急減している。同社の2位製品は2億ドルに満たないため、2007年売上が全体の48%に相当する 24.8億ドルもある同剤の売上が減少すれば、2008年は順位を落とすことになろう。
ベルギーのメーカーである27位のUCBと32位のソルベイは、医薬品メーカーとして30億ドル以上なければ生き残れないとして他国のメーカーを買収した が、2007年は新製品がなく、いずれもマイナスとなった。中堅メーカーを買収したとしても、大型品が伸びて新製品が成功しなければ成長できないことを示 している。
日本のメーカーでは、田辺三菱製薬が36位に入っているが、伸び率は1.4%で、2006年度の2社合計売上で計算したランキングより順位を1つ 落としている。(注:2006年のM&Aで多くのメーカーが消えたため、2006年のランキングは2007年のメーカーで順位を付け直してい る。)基本的に、欧米大手の平均的な伸びを下回ると、それだけ世界的にみたシェアも低下する。
30億ドル以下の日本の主な3社を参考として示した。この中のトップは53位の大日本住友製薬で、医薬品売上の22%以上を研究開発費に投じているが、 トップ製品の降圧剤アムロジンにジェネリックが登場することもあり、それに代わる柱となる製品を持たなければ、世界的に見てこの規模での生き残りは厳しい だろう。 キリンに買収される予定の協和発酵は、60位の小野薬品より少し下に位置するが、決算期の異なる両社売上を単純に合計すると18.4億ドルで、大日本住友 製薬の次となる。従来型のメーカーより、世界的に需要が高まっている抗体医薬に強みを持つ「協和発酵キリン」の方が将来性は期待される。
全体的に見て、世界的大手でマイナスとなったメーカーは少なかったものの、ヨーロッパ売上が伸びた米メーカーはユーロ高が貢献した部分がある。 2桁伸びているメーカーでもパテント切れの近づく大型品が好調で、パテント切れ品の影響をあまり受けなかったメーカーが多い。最近は米に限らず、ヨーロッ パでもジェネリック登場後の売上が急減する傾向が強まっており、パテント切れの近い大型品を持つメーカーは、今後も安泰とは言えない。同クラスのライバル 品にジェネリックが登場するだけでも売上減になる可能性が高くなっているためだ。特に30億ドル以上の超大型品のパテントが切れて急減する場合、それをカ バーできるだけの新製品がいくつかなければ売上増は不可能であり、市場の大きい米国における新製品の認可の遅れも大きな影響を与えている。
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