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 スカイマークエアラインの報道だけではなく、国内の大手航空会社でもパイロット不足は、深刻なようです。もちろん、定年延長で働かせるのもいいですが、やはり心臓病とかかかえた人に操縦してもらうのも危険です。
 また、人材が必要だからと急激に増やせません。だって、養成コースが限られていますし、人命を預かるので、まさかキャビンアテンダント(スチュワーデスさん)に操縦桿を握らせるわけには参りますまい。

 医者不足というと「開業医が余っている」とか色々と批判はありますが、世界的にみても医療従事者は不足の傾向が明らかになっています。

 前にも「アメリカは2020年までに正看護師だけで80万人不足」というのをご紹介しましたが、ベビーブーマーの高齢化(日本だと団塊の世代ですね)で世界中の医療需要は伸びてしまっています。

 
人間も60歳を越えれば、がんだけでなく、高血圧、糖尿病、の一つは当たり前です。簡単な病気は医者ではなく、看護師さんに診療させればよかろう・・・としても、やはり定期的な診察や医療専門家として未熟な人が見れば見落としたりもありえます、また患者さんの症状にあわせて適切な診察・治療が可能か?そういう意味では「専門職」の中で、医師不足だけを見ると見誤る危険があります。

日本は将来、大幅に飽和すると見られる薬剤師(薬学部増設スピードはすごかったです:高校生諸君!それでもあなたは六年制の薬学部に入りたいですか?)、新規に開業しても採算割れをおこしやすい歯科医を除くと、医療従事者は充足しているとはいえません(看護師さんはあまっているというのなら、大学病院や大病院が看護師不足で病棟閉鎖に追い込まれている現実を知らなさすぎ)。

 また医師でも、70歳以上の医師は政府の診療報酬の請求を電子化を義務化しようと決定しているため、リタイヤが進みそうで、それを考えると、当分充足は難しそうです。

また、医療は最先端はITなどで省力化できる部分も確かにありますが、手術などはやはり人間が行うため、医師以外による手術や診療行為は規制以外 に、やはりまだアメリカのようにPA(Physician Assistant)の育成制度やトレーニングシステムがないまま、医師の仕事をやりなさい♪っても誰が手がけるか問題です。

いずれにせよ、分業も大切ですが、航空会社のパイロットは、病院における医師の存在と同じで、「養成数」に限りがあり、質を求められる医師が十分に確保できない場合、病院は「患者さんの受け入れ数」を制限したり、ベッドを閉鎖するのは健全だと思います。

いずれにせよ、「根性論」で解決できることではなく、医師を雑用から開放し、診療に専念できるように、無駄な仕事をやらせないようなシステムを作らねば、 医師数はもっと必要になります。開業医が増えたのなら、彼らに十分な数の患者さんを診ていただき、病院には入院以外はこないようなシステム(イギリスは ゲートキーパーとして開業医を用いています。無駄な病院受診をさせないためです)へと変革の時代です。

この流れに従えば、高齢者の激増に見合った医師数を目指して育成する医師の数を増やしつつ、開業医の活躍を増やして業務分担、業務見直しをしていくしかありません。

ま、問題は、「勤務医は病院から逃げずに働きなさい♪」といった根性論では解消しないので、きちんと冷静着実に現場からの声を拾っていただきたく存じ上げます。



  なかのひと

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スカイマークだけでない パイロット不足の事情とは

産経イザ!2008/06/04

パイロット不足で今月の運航計画の約1割に当たる168便を運休する異例の事態となったスカイマーク(SKY、東京都港区)。航空業界は新規参入 会社を中心に慢性的なパイロット不足に陥っており、アジア各国で次々と誕生する格安航空会社との争奪戦も激化。パイロットの自社養成が需要に追いつかず、 外国人機長頼みの不安定な運航が広がっている。(水野拓昌)

パイロット不足で今月の運航計画の約1割に当たる168便を運休する異例の事態となったスカイマーク(SKY、東京都港区)。航空業界は新規参入会社を中 心に慢性的なパイロット不足に陥っており、アジア各国で次々と誕生する格安航空会社との争奪戦も激化。パイロットの自社養成が需要に追いつかず、外国人機 長頼みの不安定な運航が広がっている。(水野拓昌)

■小型機への移行

国土交通省によると、パイロット不足によるこれほどの大量運休は、「極めて異例の事態」という。
大量運休は機長2人の退職が引き金だった。背景には、ボーイング767型機から同737型機への移行を進めていたことがある。中型機から消費燃料が少ない小型機へ切り替え、運航便数の増加と原油高に対応する戦略だった。
だが、パイロットはそれぞれ操縦できる機種が限定されており、新機種導入の際には対応可能な乗員の確保が必要だ。SKYでは5人が737型機への移行訓練 を受けていたが、「予想しない退職があった」(同社)。退職した2人は737型機の機長だったため、要員が回らなくなった。

■機長確保に焦る

スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)は5月、パイロットの資格に必要な航空身体検査証明を取得する際、外国人機長の病歴を隠す不正が発覚した。不正 があった17年7月、SNAは羽田-長崎の新路線のため機長確保を急いでいた。当時の同社幹部が病歴を申告しないよう指示していたという。
ある航空会社の乗員組合関係者は「新規航空会社はアジアやロシア、中南米などの外国人機長を多く採用している」と指摘する。高い賃金を求めて会社を渡り歩 き、個別に契約。交渉が決裂すれば、より好条件の会社へ移るというわけだ。一般に日本人機長より高給だが、自社で訓練を重ねて養成するよりも、会社にとっ ては安上がりという。
アジア各国で誕生している格安航空会社も、他社から引き抜いて人員を確保。慢性的なパイロット不足に拍車を掛けている。

危険な価格競争

SKYはここ数年、順調に業績を伸ばし、4月には羽田-旭川に新路線を就航させた。同社は「これまで人手不足が問題になったことはない」と説明するが、ギリギリの人員での運航が一気に表面化した形だ。
大手航空会社の社員も、「パイロットは病気などの欠員を想定して計画するのが当然で、2人の欠員でこれほど多数の便に影響することはあり得ない」と、驚きを隠さない。
航 空評論家の秀島一生氏は「2人辞めただけで運航を維持できなくなるのは、これまで綱渡りをやっていた裏返し。乗員の安定確保は当たり前で、これを大ざっぱ にやっていては大きな問題」と、SKYの体質を厳しく批判。外国の格安航空会社との価格競争に巻き込まれ、過度のコスト削減で安全確保がおろそかになる危 険性を指摘している。

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posted from 酔語酔吟 夢がたり 2008.06.06 20:19
スカイマークエアライン・ボーイング737ウィングレット付き新造機...
スカイマークエアラインの進めている機材更新のうちの1機として、最新のボーイング737・JA737Qを受領しました。早速BC737Q便で8日早朝に羽田空港へ到着しています。ただ受領したのはよいのですが同... [続きを読む]
posted from Bird's-Eye 2008.06.08 13:09

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イギリスの開業医のゲートキーパー、本当に凄いらしいっすよ。ちょっとやそっとの病気じゃ何にもしてくれないって、スウェーデンからロンドンへ転勤した学者さんが言ってました。それこそ、風邪はねてれば治ると言われ、薬もださんと憤慨しておりました。
 ストックホルムの方がまだましですが、日本が最も快適なのは言うまでもありません。いつでも、何科でもかかれて、親切丁寧な日本の医療が恋しいです。
written by 欧州の消化器科医 / 2008.06.06 07:40
欧州の消化器科医先生>
 やっぱり、そういう方式がコスト節約にはいいでしょうね。問題は今までのフリーアクセスに対して、良い点が経済面以外は・・・あんまり見当たらないのと、国民誰もが希望しない結果になりそうな予感が(ま、医師は専門だけ見ればいいのでミスも生じにくくなりますし、外来は全部開業医みたいに本業である入院患者さんのお世話に専念できるでしょうね)
written by SkyTeam / 2008.06.08 14:45

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