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徳島赤十字病院、夜間・休日受診は別に3150円
 「安易な受診」4割現象

日本経済新聞 2008/05/17

 徳島赤十字病院(徳島県小松島市)は4月から、入院の必要がないのに夜間や休日に救急受診した場合、保険診療費とは別に3150円の徴収を始めた。安易な受診を抑える狙い。4月の受診者数は前月より4割減と効果はあったが、患者側からは「病気やけがが軽いかどうか、素人では判断できないこともある」と戸惑いも出ている。

 逢坂公弘副院長は「“コンビニ受診”というのだろうか。いつでも診てもらえると思って来る」。ため息をつく。2007年度の救急患者は約3万8000人。10年で3倍以上に増えた。とりわけ増えたのは02年、県内で唯一、小児科医が24時間365日対応するようになってからだ。

 だが過去5年間、入院に至った重い患者は年間4000人前後で大きな変動はない。徳島赤十字病院は特に重いケースを扱う「三次救急」。このままでは「命にかかわる患者が来た場合に、十分対応できなくなる」との懸念が深まっていた。そこで導入したのが3千百五十円。「入院」「他病院の紹介」などの条件に該当しない場合、徴収する。四月に受信した千五百七人のうち75%が支払った。
 しかし患者側にも事情はある。高い熱で救急受診sた男児(1歳)の父親(29歳)は三千百五十円を支払ったが「もしものことがあったらと思う。初めての子で、こんな症状は初めて。大丈夫かどうか知識がない」と話す。
 地域医療に詳しい城西大学経営学部の伊関友伸准教授は「住民が医療を大事に使おうとし、受診が必要かどうか判断できる知恵を持つことが必要で、行政は情報提供すべきだ」と訴えている。
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 裏側ではこんなことも起きているようです。

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海部消防組合、管外搬送で隊員負担増す 海部病院救急休止1カ月   
徳島新聞 2008/05/09

医師不足の影響で、県立海部病院(牟岐町中村)が毎週土曜日の時間外救急受け入れを休止して一カ月が過ぎた。休止日に救急患者を小松島、阿南両市へ搬送するケースが相次いでいて、海部消防組合は四月中に三回、待機の隊員を呼び出して対応。隊員の負担は増えたが、増員は難しく人員のやりくりに苦慮している。

 海部病院が四月中に救急受け入れを休止したのは五日、十二日、十九日、二十六日の午前八時半から翌日の午前八時半まで。この間に救急搬送が十五件あり、このうち九件は小松島、阿南両市への管外搬送だった。

 海部消防組合には、予備を含めて救急車が四台ある。このうち二台が管外へ出動した場合、待機の隊員二人を非常招集し、予備の救急車が出動できる人員を確保する。

 四月は十二日に二回と十九日に一回、非常招集した。破水した妊婦と脳卒中の疑いのある高齢者ら二人を、徳島赤十字病院と阿南共栄病院に搬送するのが重なったためだった。

 海部消防組合の高畠副武(そえむ)消防長によると、招集をかけるのはこれまで、月平均で三回ほど。土曜日だけの四日間で三回の招集は多い。

 休止日の管内搬送六件のうち五件は海部病院で、かかりつけの患者だったことから例外的に受け入れた。

 高畠消防長は「隊員に負担がかかっているが、人員補充は難しく、頑張ってもらうしかない」と困惑している。

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 小児救急も患者さんたちにとって、確かに安心して受診できるように体制を確立することが求められますが、リソースには限界があります。
 「夜間、子どもの急な病気に慌てるなかれ 病院に置く前に相談を」で書かれているように、小児救急医療相談(#8000)の充実と広報を求めますね。やはり行政サイドの努力も大切ですが、住民の方もこのシステムを活用してほしいです。 

  なかのひと

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