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医師不足の処方箋

SkyTeam / 2008.05.15 08:40 / 推薦数 : 1

 おそらく、政府がこれからやっきになって「医師不足解消」のために、対策を矢継ぎ早にやるのだろうけど、「医療崩壊」の炎が燃え盛っている現場へ、消防車を送って一気に鎮火とは参りますまい。

 医師たちは、今や「汗や努力と忍耐」で危険な地雷原を睡眠不足で駆け抜けることは「持続不可能」だと見ています。「コト」はそう簡単に元へ戻らないのです。


 昔、大学で実験しながら、バイトで高速道路で1時間半以上もかかる遠くまで派遣されていた時があります。道路渋滞などで遅れても「30分」も、忍耐強く待ってくれた時は感謝しましたし、「お互い様」のゆずりあいの精神といった雰囲気がありました。

 今は、医者が百人もいる大きな病院で、救急患者を待たせるとは何事だとか・・・給料たくさんもらいやがって・・・世襲でお金儲けしやがってという「勘違い」もあるようですが、国際的にみても30時間以上の不眠不休で働く、「おしん」のような医師の働きを外国人に話すたびに・・・それってホント?って顔されます。

 まして、医師が「世襲」だなんて・・・国家試験を受けるのに、賄賂は通用しません。金儲けのために医者になった人って見たことないですね。そういう人は「美容形成」にいきましたが、幸い1%以下でしょう(ていうか、銀行員やテレビ局員の方がはるかに高収入)。

 まして世襲というのは歌舞伎や狂言など古典芸能の分野で、「認定資格試験」なしで、親の事業をついで世間を認めさせることです。みんな国家試験をとおり、専門性を高めるために、毎日勉強をしています。

 結局、医師や看護師などの労働条件・待遇がよくないところからは徹底して、医療従事者が消えていくでしょう。そして、これは「経営者サイド」の問題ですし、急に医学部の定員を増やしたって、無理なんです。

 ニュージーランドのように隣の国オーストラリアの方が好条件だとなると、みんな流出したように、患者さんが病院を選ぶように、医師も病院や職場を「選ぶ」時代に入ったのです。

 ちなみに、ニュージーランドの外国人医師の比率40%だったかな。未来の日本は何パーセントが外人医師でしょうか?アメリカの医師の3割近くがインド系だという話です。
 ま、それも条件がいいからやってくるのです。日本は「低賃金」かつ「過重労働」な現場であり、医師や看護師が今後、定着したり、女性医師が長く働き続けられるような環境を作り出すような対策(この中には、助産師さんや看護師への責任や権限委譲、業務分担という名のアウトソーシングを含みます)を行政サイドがどれだけ行えるかが、「医師不足」の大切な解決方法です。。 

ニュージーランド:若手医師たちのストライキ近づく

ニュージーランド:救急外来がパンク


ニュージーランド:医師の流出深刻化

ニュージーランド:医学部で男子入学枠を設置?するほど医師不足


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医師増で偏在の改善を 厚労省が中長期医療ビジョン骨子案
産経新聞 2008.5.14 22:59

  厚生労働省は14日、新たな医師不足対策として、中長期的な医療体制のビジョンを盛り込んだ骨子案を公表した。医師数の増加や、地域や診療科の医師偏在の改善などが柱。早ければ今月末にとりまとめる方針。

  なかのひと

 同日開かれた舛添要一厚生労働相の私的懇談会「安心と希望の医療確保ビジョン」で明らかになった。

 医師不足の中でも産科・小児科医は過酷な勤務や訴訟の増加などでなり手が少ないといい、休診病院が増加。医師の地域的な偏在や診療科の偏りも加速する。

 骨子案では医師不足の解消策として、女性医師の離職防止や復職支援、医師の勤務環境の改善などを提示。医師の仕事軽減のため、看護師や助産師などとの業務分担の見直しも掲げている。また、医療機関の分担・ネットワーク推進を掲げ、在宅医療や遠隔医療などの推進を重点項目に挙げている。

 舛添厚労相は懇談会で「医師は増やす」と強調。「総理と相談し、政治レベルで具体的な数字は決めたい」と話し、医師増員の数値目標を6月中にも設ける考えを示した。

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 ssd先生が「求ム病院事務部長:経験不問」 で相変わらずすばらしい切れ味を見せてくださっています。
 当然ですが、経営陣の一員として事務長というのは、リーダーたる院長を補佐し、職員全体の業務遂行のイニシアチブをとって、事務的な業務を率先して片付け、規範を示し、必要ならば、銀行を口説いて資金調達にあたり、診療業務が続行なように経営の要として「まとめ役」なのです。
  まぁ、そんな大切な人を「経験不問」で雇おうというのは、問題外だという指摘まことに至極当然です。   
 さて、これからは医療機関の経営はまさしく「戦国時代」「下克上」の世界です。分家が生き残って、本家が統廃合なんて別に珍しくもありません。そんな、時代にこそ、本丸を預かる家老や藩主たる経営陣を刷新しなければ、生き残りは困難な時代になってしましました・・・。
 だいぶ前に勝ち組@開業医セミナー」でご紹介したことがある、医療経営を実践なさっている企業が、病院経営再生プロジェクトにあたり、医師を募集しております。いろいろと意見もあるでしょうが、これまで病院経営のトップを年功序列で選ぶことは当たり前でしたが、今後は「経営」というリスクを引き受けることで、給与体系、待遇のことも含め従来と違う形になっていくかもしれません。 

  なかのひと

病院経営再生プロジェクト 医師募集のご案内
 

<病院経営再生プロジェクトの概要>
 近年、病院経営を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、年間50件弱の医療機関が倒産や閉院などを余儀なくされ、また年に100-200件の医療機関が経営不振で売却されていると推定されます。これらの医療機関の中には、本来であれば地域医療のなかで重要な役割を担うべきものもあります。
 そこで、当社では病院経営の再生プロジェクトを数多く手がけ始めました。事業評価のデューデリジェンスから、実際に再生現場にチームで入って、現場スタッフと共に一つ一つの業務改善や経営改革を進めるなど、その業務は多岐にわたっております。
 我々が考える理念は、"患者にとって必要とされる医療機関に、安定的な経営を実現する"ということです。地域唯一の自治体病院や、高度医療施設、また患者ニーズがある医療を提供する施設については、積極的に支援してまいっております。実績としては、
 ・東京都内の精神病院:患者さんが300名以上入院する地域最大の精神病院にもかかわらず経営の問題で民事再生になった病院のスポンサー。事務長以下、チームが入り、体制から採用、業務改善まで一つ一つ実行中。

 ・営業不振の高度健診センターを事業譲渡:営業不振で多額の債務を抱えた高度健診センターを、他医療法人に事業譲渡。同時に営業サポートを実施し、3か月で2割の収益増加を実現。
 ・地方自治体病院の体制構築:全常勤医師の半分近くが1年間で辞めてしまう。
など、体制の整備が急務な医療機関を支援。採用等の支援とともに経営改革もサポートしております。
<医師の募集について>
 こうした病院経営の再生にあたっては、経営側の事務スタッフと医療者との深い信頼関係にもとづく連携が必須となります。事務スタッフでは各種分析や採用、また業務改革などは進められるものの、医療の現場に変革を起こすのは限界があります。そこで、現場のスタッフは揃っている中で再生担当の経営管理者として、また管理者がいる中での現場型プロジェクトマネージャーの医師を募集しております。
<勤務条件>
年俸制 1,200万~2,000万 経験・能力・業務を考慮の上、話し合いにより決定
勤務地:用賀(本社)及びクライアント先医療機関
勤務時間:応相談
休日:応相談(メディヴァとしては、完全週休二日制(土・日)、祝日、夏季・年末年始・慶弔・有給休暇)
その他:業績連動賞与(年1回)、各種社会保険完備
応募・問合せ先:まずは担当小松までお問合せください。
<問合せ先>
TEL:03-3709-2992
E-Mailでのお問い合わせ、ご応募はこちら

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