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 医療機関にはそれぞれ役目というか、設備やスタッフ数に見合った使命があると思います。大学病院には大学病院の、各自治体の公立病院にはそれぞれあった高度先進医療について啓蒙したり、治療を行うのが義務だと思います。
 しかし、今回、この大学病院の「お手軽」な検査は・・・どうなんでしょうかね?いや、地域ごとに行うべきではありますが、大学病院がすべきなのかは疑問です。

 むしろ、大学病院が果たすべき使命は、一般市民に「健康を守るのは自分ですよ」とかがわかるような、健康意識を高めるためのデータ作りだったり、よびかけでしょうが。

 何だか違うように思ってしまいました。いえ、予想外に大人気であったりすれば事業化してもらってもいいけど、開業医の先生方や地域の医師会や保健婦さんにお願いして、行ってもらった方がいいんじゃないかなぁ?汗

 もちろん、やるななんていいませんけどね。どっちかというと、肝心の検診率が低い現状を改善させたり、県民の方が自分の健康を定期的に調べる「大切さ」について、理解度が高まったり、定期健診のご利益となるような事例を集めたり、それを知らせることが大切なような・・・違うかな?汗

ぽち   なかのひと 

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県立医大付属病院:貧血券は300円、各種検査チケットで お手軽にどうぞ /和歌山

 券売機で希望する検査のチケットを購入し、血液検査で健康状態をチェックする「お手軽検査」が、和歌山市紀三井寺の県立医大付属病院で始まった。医療機関で受診中以外の16歳以上が対象で、初診料や健康保険証の提示は不要。同種の検査は全国的にも珍しい。

 同病院では毎年1回、臨床検査医学の公開講座を開き、先着300人を対象に無料で血液検査をする。希望者が多く、「普段から気軽に検査できたら」という要望を受け、簡単な手続きで気になる項目がチェックできるようにと、実施が決まった。

 検査は、貧血(300円)▽腎機能(300円)▽前立腺(1500円)▽B型肝炎(1100円)▽C型肝炎(1100円)▽梅毒(600円)▽脂質・痛風(1100円)▽肝機能(1100円)▽糖尿病(800円)--の9項目。保険点数を基準に価格を設定した。

 希望者は、病院2階の正面玄関にある券売機で調べたい項目の「検査券」を購入。複数選択も可。3階中央検査部受付で、申込書に必要事項を記入し、採血を受ける。医師によるコメントを付けて翌日、検査結果を郵送。匿名希望の場合は、検査日に配布される引換券を後日、持参する。

 受付時間は平日午前10時~午後3時。同病院中央検査部技師長の湯川万里子さん(59)は「自分の健康状態を把握するため、できるだけ多くの人に利用してもらえたら」と話している。問い合わせは同病院中央検査部(073・447・2300)。【清水有香】

毎日新聞 2008年5月3日 地方版

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コメント

コメント一覧

そのうち、「ビタミン点滴券」とかも発売されるかもしれませんねえ。
written by カテーテルカルボナーラ / 2008.05.04 07:40
いやはや、困った現象ですね...。
 でも、見方を変えれば、そこまで追い込まれているのでは?

新研修医制度で地方の大学病院は相当な人材不足に陥っています
独立行政法人化で,経営的にも窮地に追い込まれています。
 なにせ、独法化しても準公務員ですから人件費は厳しいですし、人員配置について病院長に絶対的権限があるわけでもない、予算はおそらく硬直化しています。
 何か逃げる手、新たな道を模索しないと未来が見えないどころか、危機的状況になります。
 私には、ひとつの「逃げる手」のように見えます。
 (つまり、先を見るより、もがいている..とでもいうか..)

このような現状を招いた原因は医療費削減に邁進する厚労省、新研修医制度を準備なく導入した厚労省にあり,同時に医科大学が厚労省と文部科学省の二重支配になっていることも影響大ではないでしょうか?
もっと自由に研究できてこその大学病院だと思います。
(過去が良かったとも言えませんが、今はもっと悪いです)


Doctor Takechan先生>
 コメントありがとうございます。それにしても、大学病院が今することはやはり県単位での医療についての啓蒙かなぁって。アクセス可能な一部の人に向けて、やってもあんまり実効性がないような。むしろ公衆衛生的に県民全体が利益となるような発表をつづけることかもしれませんねぇ。大学の研究ってそういう意味で社会貢献だと思います。
 こういう一発花火的なものも悪くはありませんが、開業医でもできることやらんでよし♪って思ってしまいましたw
written by Doctor Takechan / 2008.05.04 11:45

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