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「瀬棚」と「夕張」で活躍してきた村上医師の活躍についてドキュメント番組で報道して来たNHKで、「夕張」について最新の報告があるようです。
2007年10月1日(月) 午後10時~10時49分
総合テレビ
国の医療制度改革が進むなか、相次ぐ病院の閉鎖や深刻な医師不足など、地域医療が危機に瀕している。そんななか、財政破綻した北海道夕張市で、これまでの医療の常識を超えた「地域医療再生」の取り組みが始まった。
44億円もの負債を抱えた市立病院の再建。誰もが尻込みする「火中の栗」を拾ったのが、同じ北海道の旧・瀬棚町で診療所長を務め、日本一高い老人医療費を大幅に引き下げたことで知られる村上智彦医師(46)。「公設民営」という形で経営を引き継ぎ、ベッド数19の診療所として今年4月、再スタートを切った。
村上さんは小回りのきく診療所のメリットを活かし、患者宅への「訪問診療」と「予防医療」に重点をおく。病院が患者を抱え込むのではなく、地域や家族と手を携え患者をケアする体制へ。これによって病院に対する住民の意識を変えるとともに、「大量の投薬」と「社会的入院」によって膨れ上がった医療費を抑えられると踏む。
しかし村上さんの構想の前には、従来の病院経営に慣れ切った自治体や住民の「常識」、そして患者を地域に帰すにはあまりにお寒い介護の体制など、様々な壁が立ちはだかる。番組では、これまでの医療の常識を打ち破ろうとする夕張市の取り組みを通して、地域医療再生の処方箋とは何なのか、探っていく。
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山陰中央新報2007/09/26
津和野町の中島巌町長は二十五日、医師不足などから経営難に陥っている町内の津和野、日原両共存病院について、病院施設などを買い取り、公設民営化して医療事業の存続を図ることを明らかにした。経営基盤を安定化させ、地域医療を守る。町議会で一般質問に答えた。
両病院は、石西厚生農業協同組合連合会が運営しているが、医師不足や診療報酬の引き下げなどで経営が悪化。二〇〇六年度まで五期連続で赤字決算となり、町に財政支援を要望するとともに、本年度から両病院の統合を含む五年間の抜本的経営改善計画をスタートさせている。
しかし、改善計画初年度の運転資金調達で、金融機関が融資の条件として、町の損失補償を求めるなど、早くも計画が暗礁に。八月中旬、石西厚生連から「公設民営化」の要請があり、町では▽医療廃止を避ける▽町内最大の雇用の場確保-の観点から、土地、建物、医療機器を買い取る方針を打ち出した。信用力の強化を図る。
買い取り金額については未定。補正予算案の中に資産評価調査のための費用を盛り込んだ。財源は起債が有力視される。また、民営化の受け皿については厚生連だけでなく新たな医療法人の設立も検討する。
中島町長は「財政事情は厳しいが、地域医療を守っていくため決断した。議会の協力、支援を望む」と話した。
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赤字病院を立て直すのに、公設民営化という手法をとることが流行っています。もちろん決して悪くはないんですが、建物造って、あとは経営は民間でというやり方は・・・基本的には「経営の枠組み」のことですし、赤字体質が改善するきっかけにはなるかと思いますが、医師不足まで一気に改善するというものではありません。
きっと色んな試みの中で、「ベストプラクティス」もあれば「やめときゃよかった・・・」のところもあるように思います。全例がうまく行ってるのならそりゃいいことですが。
さて、公設民営化を進めるのは総務省の後押しもあって結構なことですが。もうこんなに進んでるのです。このまま「公設民営化=成功」という流れに乗せていいのか?検討すべき時期にきていると思います。
http://www.izai.net/jititairitu2.htmlより
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この「公設民営化」以外にも「病院移譲」という名の「売却」もあります。そろそろ採算も含めて、成功率がどれくらいなのか?そして失敗しないための必須条件を検討しなければなりません。
いずれにせよ、玉石混交のまま、なんでも「公設民営化」は経営の仕方だけで、医師や看護師、地域特性(近隣の病院の立地や交通手段)などを無視すればどこの病院でも可能ですが、やはりそういう意味で、自分は懸念しています。
ぽち→
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