毎日新聞 - 08月29日
厚生労働省は28日、07年版の厚生労働白書をまとめた。医療費抑制を念頭に、全303ページ中161ページを副題でもある「医療構造改革の目指すもの」に費やした。行政や企業への注文だけでなく国民に対しても、むやみに大病院に行かず身近な開業医に足を向けることなど「フリーアクセス」(どんな医療機関にでもかかることが可)という日本の医療提供の大原則を踏み出して個人の意識変革を迫っている。
白書は「保健医療の現状と課題」として、医師不足などのほか、在宅医療をする診療所の割合の低下、大病院への患者集中などを挙げた。自己負担増による医療費抑制策が短期的な効果にとどまってきた点を指摘し、「予防重視」への転換を訴えている。
今後の方向としては、総合医としての開業医育成、診療所と大病院の役割分担、勤務医の負担軽減を唱えた。企業には労働時間短縮による従業員の健康確保などを要望し、国民には節制のほか、「望ましい受療行動」としてかかりつけ医を持つよう求めている。
開業医の重視は、在宅医療推進による医療費抑制の意図が込められている。白書には「本来医療は不確実な側面を有し、期待が完全に満たされるとは限らない。(その認識が)医療従事者と患者の間の信頼関係悪化を食い止める」と記し、開業医不信に基づく患者の大病院志向を戒めている。【吉田啓志】
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開業医の先生の役割を評価しているとは思うのですが、どでしょうかね、在宅医療を引き受けさせるように、やはり今後は入院から在宅へ・・・この動きは注目すべきでしょう。
「望ましい受療行動」は確かに必要でしょうが、「救急車をタクシー代わりに使う」ような国民が、すぐに認識してくれるか?さて、厚生労働省の考えはわかりました、これから日本の医療は大きく変わっていくように思います。ぽち→
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