ちょっと刺激的なタイトルの記事が「医薬経済」という雑誌の7/1号に載っていました。
「深層」参院選 医療系は「総落選」の危機-四師会候補らを本誌が当落予測-
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勝つのは、安倍自民か小沢民主か。天下分け目の参院選(7月29日投票)まで1ヶ月をきった。医療・医薬関連では、日本医師会など四師会が推す組織候補らが名乗りを挙げている。秋以降に本格化する08年度診療報酬改定の議論だけでなく、今年は75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度の詰めの議論も控える。組織の以降がどこまで反映されるかは、参院選の勝敗、書く得票数次第ともいえる。自民党比例区を中心に各候補の情報を分析、その当落を予測した。

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刺激的なタイトルでしたが、数字を読んでみると、確かに今回の選挙戦では、尾辻さんと武見さん以外は厳しいかも・・・と思いました(4Pにわたる記事は、申し訳ありませんが今回は割愛しました)。
個人的には、どの政党も選挙前だけに選挙運動には一生懸命ですが、切実でしかも生活に即直結する「医療崩壊」がほとんど話題にならず、かわりに「年金」とかばっかりです。もちろん、候補によってはしっかり医療について訴えていてくれる人も居ますが、一般の新聞報道では、あまり医療崩壊と政党の医療への政策やマニフェストまで比較するような記事は見ることは稀です。
年金については確かに将来のことですから、乱暴ですが、将来の年金を確実に…というリップサービスを繰り返した方が、一枚上手なんでしょうが、国民にとっては「医療」の方が万が一病気になった時に切実な問題だと思います。
今回の選挙で、霞ヶ関のお役人としては圧力をかけてくる「族議員」がいなくなった方が、楽かもしれません。
いずれにせよ、年金は今回の選挙の大きな争点ですが、間違っても、今後現役の世代が受け取る金額が増える方向にはなかなかならないと思います。
制度的にも見直しは必要ですが、そのための数字が十分に出てない状態で、政争の具とするのはどうも違うように思いました。
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こんな記事を書いてから、よくみると、[勤務医 開業つれづれ日記]にはしっかり各政党のマニフェストが列記されていました。投票前にはよく確認してくて、ぜひ投票に行ってください(自分も行きます)。
ぽち→
のコメント欄に、こんな質問がありました。先輩の立場から、この医学生さんの質問に答える必要があるでしょうかね。
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>記事とは関係ないのですが、いつもブログランキング1位の先生にお聞きしたいです。
来年研修医一年目をひかえてマッチングに参加する6年です。
都内の病院での研修医の待遇(主に実質的な給与)って1年目の看護師よりも低いところが多いです。調べてみるに、東大病院や日赤医療センターはそうでした。こういう病院はどういう考えから新米研修医は新米看護師以下なんでしょうか?
6年かけて医者になったのに3年か4年で卒業した看護師よりも待遇が悪いって。。
どうしてもこれらの病院で研修する気が失せてしまいます。。。
written by 金がすべてでないけれど、そうはいっても金はdaizi
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お金は確かに大事ですが、僕はそれを最優先に選ぶ時期ではないと考えます。修行の時期に「破格」な待遇で迎えられても、実は看護師さんの初年度の賃金は研修医のそれに比べると、ぜんぜん上昇率は高くないのです。
学生さんは、「将来いくら自分たちがもらえるか?」という話よりは、来年いくらもらえるかしか興味がないかもしれません。しかし、こんなに差が開くのですが・・・。数字はあくまで平均です、「ぜんぜん貰えない」仕事場もありますので、あくまでご参考までに。
いかがでしょうか?研修医の給与は確かに月収30万円以下かもしれません、しかし数年もしないうちに、看護師さんに比較すると、医師として立派に働いていれば、大きな責任を負うだけに、賃金カーブは大きく上昇します。逆にこの医師として勤続3年目の数字は、ちょっともらいすぎくらいに思います。
研修医としてフルタイム働くからお金が欲しいというのなら、正規の医師なみの即戦力を発揮できるように、夏休みもしっかり各地の研修指定病院の見学しましょう。
というか、あんまり最初からもらいすぎると税金・・・あがるんだよ(学生の方には、所得があがっていくにつれて増える重税感などわかるまいが・・・わんこしか扶養家族がいない自分は虎の子のボーナス、まるごと住民税と所得税で消えてしまいショックなんだなぁ)
もしも、医学部で勉強してぜひお金儲けをしたいというのなら、次の表を参考にして、ぜひビジネスに進むことをお勧めします。
業種別平均年収ランキング
インテリジェンスの調査では、30~40歳代の平均年収が一番高い業種は投資銀行業務で、2位の業種の1.5倍もの給料を得ているそうです。
因みに、2位、3位は金融コンサルタントと不動産金融で、お金を動かす業種に高給取りが多いようです。
所得ランキングで言えば、医者なんかするよりは、金融ビジネスで活躍する方がいいのかもしれません。またサラリーマンでは、よっぽどのことがない限り、逮捕されたりもないですが、医師は患者さんがちょっとしたミスでも手術がきっかけで亡くなるようなことがあれば、訴訟になったりします。
ただ、何故医師が、みんな証券会社や投資銀行に行かないのか?実は、医師はお金のために働いているのではないからだと思います。
今、看護師さんより研修医の給料がいい病院を探すよりは、自分の医師として技能を磨くことが「未来」の可能性を豊かにするんじゃないでしょうか?
自分はねずみさんと4年間過ごして学位を大学院で取得しましたが、今はそのおかげで何とか食えています。大学院生の時は、チーフレジデント時代よりも給与が下がってアルバイト生活でしたが、医局の紹介してくれたバイトで何とか食えていました。
1年目の給料なんて、小さなことを考えるよりも、医師としての活躍や自分の未来のためには若手のうちは一生懸命、努力する必要があります。自分の未来のためには「自分を磨く」ことが第一だと思います。
ぽち→