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Doctors Blog

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MSCTによる冠動脈造影の発がんリスク

SkyTeam / 2007.07.20 08:30 / 推薦数 : 4

第50回診療放射線技師国家試験問題午後

より、まず問題です。

 問題 9. 患者の被爆線量が最も多いのはどれか。


1. エックス線CT
2. 経皮経管冠動脈拡張術(PTCA)
3. 上部消化管造影
4. 骨シンチグラフィ
5. 経静脈性腎盂造影

 簡単ですよね・・・。回答はこちらへ?

http://www.fujita-hu.ac.jp/~ssuzuki/kokushi/kamoku/kokushi-ans.html#50

 

 そしてこの検査の導入によって、選択肢が変わったりするのでしょうか?文献はいつものようにBioToday.comさんからいただきました。

 

CT冠動脈造影により、無視できないレベルまで癌リスクが上昇する

 

2007-07-18 - コンピューターシミュレーションによるリスク推定の結果、CT冠動脈造影(Computed tomography coronary angiography、CTCA)は無視できない癌リスクを有すると分かりました。

試験の結果、女性における1回のCTCAの生涯寄与リスク(lifetime attributable risk)は20歳時点では1/143、40歳時点では1/284、60歳時点では1/466でした。女性の癌リスクのおよそ80%は肺癌と乳癌で占められていました。

一方男性の生涯寄与リスクは女性よりも大幅に低くなっていました。20歳時点では1/686、40歳時点では1/1007、60歳時点では1/1241でした。

女性の肺は放射線感受性が高いことやCTCA時の照射領域に乳房が位置することが女性の方が生涯寄与リスクが高い理由となっています。

‥> 関連文献
Estimating Risk of Cancer Associated With Radiation Exposure From 64-Slice Computed Tomography Coronary Angiography. JAMA. 2007;298:317-323.
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 画像診断は常に被ばく線量が問題になりますね。今回の論文のように性差まできっぱり出るとなると、若い女性に、即MSCT…というのは症例を選ばねばいけないことになります。
 日本は画像診断が非常にお盛んなので、やはりこういう論文のインパクトは無視できません。通常の冠動脈造影による被爆とまた、リスクベネフィットを考えないのはいけません。もちろん、高齢者で造影検査後の安静などが保てない人や、冠動脈動脈へのアクセスが困難な症例などはいいでしょうが・・・いずれ技術の向上が乗り越える課題だとは、思います。今後も新しい技術が導入されますが、この問題については、患者さんのために、常に念頭に置いて考えたいところです。ぽち→   

↓下記の図表をここからいただきました・・・汗。

http://www.pref.iwate.jp/~hp9001/iphs/iph020/radiation.html

 
 

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日本の医師数、1000人あたり2人で主要国最低・OECD調べ

日本経済新聞2007/07/19

 経済協力開発機構(OECD)は18日、医療に関する統計「ヘルスデータ」2007年版を公表した。人口1000人あたりの医師数は日本は2人と米英独など主要7カ国では最も低かった。医療費の負担内訳で日本は国など公的部門の割合が82%と英国に次いで高く、患者の自己負担や民間保険の割合が低かった。

 調査は05年(日本は04年)の統計を基に加盟30カ国を比較。日本の1000人あたり医師数は全加盟国でもトルコ、韓国、メキシコに次いで低かった。

 1人あたり医療費(各国の物価を調整した購買力平価換算)で日本は2358ドルと主要7カ国では最低で、最高の米国(6401ドル)のほぼ3分の1だった。(07:00)

--------------

 国際比較すると、これだけマンパワー不足が明らかなのに、政府は「医師の過重労働」「医療事故」なんかよりも「医療費急増」におびえまくりです。

 今後、日本は高齢化を迎えるのにあたり、ますます医師の取り合いですね。そういう意味では、今後、医師不足が顕在化するにつれて、大変なことになりそうです。さて、政府の打つ手はなんでしょうか?外国人医師の輸入解禁?それとも医介補制度の復活ですか?

ぽち→ 

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