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一昨日、日経流通新聞MJによるセミナーがあり、日本経済新聞社まで雨の中、足を運びしました。タイトルは「売上前年比6000%増 ~ 窓際OLのマーケティングのヒケツ ~」ということで、なかなか興味津々でした。
講師の方は普通のOLさんです。彼女が、広報部から健康食品部に異動させられるまで、新製品を出してもまったく報道各社にまったく見向きもされなかったし、売り上げの数字も出ないほど万年赤字だったそうです。
そこへ、たまたまスポーツ新聞の取材があり、記事の見出しで「硬化バツグン!愚息ムクムク」という形で、彼女の会社の優秀な研究者たちが開発したサプリメントが、「精力剤」として取り上げられたところ、一気にブレイク。増収増益、キャッチコピーの効果は絶大です。
さて講演会のお話のほとんどが、EDに対するマーケッティングのお話かと思いきや、ぜんぜん違います。
彼女は文芸一家に生まれましたが、父親の家での生活ぶりに呆れ、大学を卒業して普通のサラリーマンにあこがれて、普通のOLとして就職したのですが…。これまた、とんでもない仕事場(彼女によれば洗濯機の中にぶちこまれたようなものだったそうな)で働かされているとのことでした。
講演は1時間でしたが、その間、数百人の聴衆をあきさせず、家族のこと、仕事のことなど、丁寧にお話されていました。さて、そんなお話の内容は、彼女の本にも、楽しい家族の様子や会社のドタバタぶりが楽しく描かれています。
もっとも、普通にサラリーマンしている彼女がいきなり「精力剤を売る女」という第一回目のタイトルで、週刊誌に精力剤コラム連載を開始したため、家族には「実のあるお話を書けと言ったのに・・・」と絶句され、連載後すぐに書くネタに枯渇したため、会社の上司の悪口やセールスの裏話がいっぱい載せる始末。
そのエッセイを社長さんは爆笑しながら、自分の会社の社員が書いているとは知らなくて、「この会社むちゃくちゃやな~」と言ってて、秘書さんにそれうちの会社の・・・といわれたとか。
まぁ、最近は原料の産地であるペルーまで取材に出かけたり、ブラジルの奥地のアマゾンまで行って、さらに外務省から来年がブラジル移民100周年なので、またブラジルに行く羽目になるなど、すごく活躍されているようです。
こんなぶっ飛んでいる?窓際OLさんの会社の名前は、サントリーといいます。また、窓際OLさんのお父さんの名前を、北杜夫といいます。 ぽち→
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http://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.cgi?ID=1426
◇◆◇◆◇◆ 日経MJセミナー ◇◆◇◆◇◆
サントリーの健康食品「マカ」売上前年比6000%を達成した立役者、斎藤由香さんにそのマーケティングの秘訣を語っていただきます。
入社以来、広報一筋だった斎藤さんが、万年赤字の健康食品事業部に異動、それからのドタバタ奮闘ぶりとは?
「作家の家庭がどんなに悲惨なものか」(本人談)や、会社でのトホホ話やペルー・アンデスに行った話もあります。
是非、ご期待ください。
◇◆◇◆◇◆ 斎藤由香氏プロフィール ◇◆◇◆◇◆
現在「週刊新潮」で「トホホな朝ウフフの夜」を連載中のエッセイストでもある、サントリーの窓際OL。祖父は歌人・斎藤茂吉、父は作家・北杜夫。
特技なし、語学力ゼロ、酒量はウィスキー1本。著書に『窓際OLトホホな朝ウフフの夜』『窓際OL会社はいつもてんやわんや』など。
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窓際OL トホホな朝ウフフの夜
斎藤 由香 (著)
斎藤 由香 (著)
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ちなみに、「エグゼクティブな方々の健康管理サプリメント」という宣伝文句が光るマカは、前回の衆議院選挙前に自民党にも民主党にも送ったところ、自民党はその翌日に「全員で飲みます」と言ったとか。今回の参議院選挙に当たって、所望された議員さんがおみえで、赤坂議員宿舎にも届けにあがったとか・・・1ボトルが、5000円と高いので、3カプセルのサンプルだけだったらしいですが、一ヶ月5000円というのはちょいと高いですよね(高血圧の薬、ARB+利尿剤の合剤であるプレミネントは1錠190円で、30日分で5700円です。ARBと利尿薬の合剤「プレミネント錠」を発売 万有製薬)。
自分の手元にも3カプセル入ったのがひとつ、それにゴマからのサプリメント「セサミン」もサンプルもらいました。ちなみに売り上げはその後も順調に成長し、今年には年商約300億円の見込みだそうです・・・あぁ、ちりも積もれば山となる(医師が一生懸命、死ぬほど働いてもこんなには稼げない)。まぁ、医者をやっているより、健康ビジネスの方が儲かるってのも変なお話ですが、仕方ないですね。
↓マカ・冬虫夏草など、ご興味がありましたら…どぞ。
http://www.suntory-kenko.com/maca/prod.html?key=19
↓マカ畑に行ってきました。
http://www.suntory-kenko.com/maca/report.html
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ちなみに、日本の製薬企業の医家向け薬品の総売り上げは6兆円、ガスター10のようなOTC薬の市場は6000億円。ちなみに、トクホまで含めるとサプリメント市場はすでに2兆円近いとか。これも何だか変な気がします。ぽち→
http://eri.netty.ne.jp/honmanote/comp_eco/2005/0310.htm
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2007年7月5日 読売新聞
薬事法の販売承認を受けていない手術支援ロボットを使っていた医誠会病院(大阪市東淀川区)、名古屋共立病院(名古屋市中川区)など全国数病院が、通常の手術をした形で保険の診療報酬を請求していたことが読売新聞の調査でわかった。ロボット手術は先端技術として注目されているが、厚生労働省は「未承認の医療機器の使用は保険診療では認められず、不正請求にあたる」と判断。各病院に診療報酬の返還を求め、悪質な場合は保険指定取り消しなどの処分を行うことを決めた。不正の件数は計1000件を超え、返還額は数億円以上になる可能性がある。
使われていたのは、内視鏡や鉗子(かんし)、電気メスなどをロボットアームで遠隔操作し腹部や胸部の手術を行う「ゼウス」と、コンピューター制御のカッターで人工関節用の穴を骨盤などに開ける「ロボドック」(ともに商品名)。米国の別々のメーカーの製品で、ゼウスは米国と欧州で販売承認を得ている。ロボドックは欧州で承認され、日本では治験(臨床試験)を行い、輸入販売申請の準備段階。各病院は医師名義で個人輸入していた。
医誠会病院は、2001年から担当医が異動する05年3月までに、ゼウスを胆嚢(たんのう)摘出手術を中心に104件、ロボドックを股(また)や膝(ひざ)の関節を人工関節に換える手術20件に使用。名古屋共立病院は01年以降、ロボドックを人工関節置換手術382件に使った。
いずれも「腹腔(ふくくう)鏡下胆嚢摘出術」「人工関節置換術」などと、通常の手術名を診療報酬明細書に書き、保険請求していた。
患者から上乗せ料金は取っていなかったが、厚労省は、健康保険法に基づく療養担当規則で禁止された「特殊療法」に相当すると指摘。「本来は治験か、病院負担の臨床研究、または患者が全額負担する自由診療で行うべき」としている。
どちらかの機器を導入していた病院は全国で他に10施設ある。このうち大阪大病院は両方を保有、九州大病院はかつてゼウスを持っていたが、治験か臨床研究だけに使い、ともに保険請求はしていないという。
医誠会病院は「人の手で操作するより正確かつ安全に手術でき、保険請求できないのは矛盾を感じるが、国の判断に従って返還する」、名古屋共立病院は「入院日数が短縮され、医療費の削減に貢献してきた。しかし返還を求められれば検討する」としている。
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前近代的といいますか、薬事法で医療機器をしばるのはおかしいように思います。また、海外の医療現場で実績のある治療方法を保険診療外において、自費でやれと・・・結局、政府としては「先進的医療は金持ちだけ」という態度なのか?
もちろん、病院側も、せこいとは思いますが、こうして日本の医療水準は切り下げられ、時代遅れに・・・?なりはしないか。いわゆる政府が介入するにしても、最先端の医療機器で患者さん側に被害が出た時、または未熟のために危険にさらされた時くらいではないでしょうかね?
冠動脈へのDES(Drug Eluting Stent:薬剤溶出ステント)でさえも、欧米からかなり遅れての承認。これでは、新しい医療技術の導入も遅れますし、海外で腕を磨いた先生がたも、実力を発揮できません。もう時代遅れの規制は考え直す時期になったと考えるべきでしょう。ぽち→
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神戸新聞 2007/07/05
「順心会」元理事長が、偽造した理事長印を使い裏書きした約束手形は、大阪の病院乗っ取り事件で二年前、大阪地検に逮捕された男に渡っていた。病院の乗っ取りは全国で増加。赤字経営の病院経営者をターゲットに、診療報酬を担保に融資したり、虚偽登記で架空の債務を背負わせたりするなどの手口で、経営を事実上支配する。背景には、赤字経営に苦しむ病院が増加していることがある。
赤字経営の医療法人が狙われる事件は、二〇〇三年ごろから増えている。大阪では同年、総合病院を運営していた医療法人「浄和会」の理事長が、医療コンサルタント業者らに経営権を譲渡した結果、短期間に理事長が五人も交代。病院乗っ取りグループ代表の男らが、虚偽の法人登記を繰り返した上、ノンバンクからの融資を着服したとして大阪地検に逮捕された。
その後も群馬県の「松嶺会」▽北海道「讃生会」▽東京都「寿光会」▽熊本県「弘仁会」-など、全国各地で病院を狙う乗っ取り事件が相次いで発覚している。
手口で多いのは、赤字経営の責任を取る形で退任した理事長らに"復権"を持ちかけて取り込み、虚偽登記で役員になりすますほか、経営コンサルタント名目で、息のかかった人物を事務局長などに送り込むケース。
役員に就任した途端、診療報酬を担保にノンバンクなどから融資を受けて着服▽約束手形を乱発し、仲間の受取人が現金化を迫り、恐喝する-などで病院の資産を食いつぶしていくという。
一方、乗っ取りグループが暗躍する背景には、経営状況が悪化する病院が増えていることが挙げられる。全国公私病院連盟の調査では、二〇〇六年度、アンケート調査に応じた全国千百四十五病院のうち、八百三十四病院(72・8%)が赤字経営に陥っている。
病院問題に詳しい医療ジャーナリストの兼松昭夫さんは、「技術職ともいえる医師が、経営を一手に担わざるを得ない仕組みが、赤字病院を増やしている原因」と指摘している。
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さて、堅実な経営をしていても、診療報酬引き下げで赤字にまっさかさまとかはよくある話です。
この手の話を聞くようになると…ちょっといやですねぇ。ま、病院の経営はまた患者さんの診察とは別モノという指摘は悔しいけど、当たっていますね。そうそう、今度は三井系が医療機関の経営支援だそうです。民間企業の力でどこまで息が続くか・・・間違いなく、東京などの大都市以外は焼け野原になりそうです。ぽち→
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