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Doctors Blog

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[犬と鬼…これが美しい日本なのか?]

SkyTeam / 2007.07.01 08:10 / 推薦数 : 3

 先日、いつもと違い、文化的な講演会に聞きに行きました。まぁ、医療とは関係ない会なので、いろんな方に会いました。

 たくさんのSFCの学生さんたち・・・を連れている先生、俳句を詠まれている美しい歌人東北の職人さんの仕事を紹介されている方など。はては健康食品を売るためにバイブル本をいっぱい出してる医学博士とか・・・(日野原先生との対談のパンフレットを持ってこられてます、自分が医者だと知っての態度、とっても商売熱心…汗)。

 

 講演の主催は「構想日本」という、これから21世紀の日本を考え、政策をつくり、実現をめざすNPO法人で、教育や医療、外交、政治などいろんなテーマでお客さんをお迎えしてって奴で、自分は小松先生の講義じゃなかった講演の時がはじめてで二回目。

 

「美しい日本」について話そう

~ 美しい国とは何がどうであることなのか ~ 

 

 ゲストはアレックス・カー氏と万葉学者の中西進先生の対談でした。中西進先生やアレックスカー氏をご存知ないというと…ちっとも楽しくないかもしれませんが、この講演はとても、政治家がいう「美しい日本」と対極にある今の日本を気づかせてくれました。

 

 中西先生は万葉学者ですが、アジアの文化について比較の上で、今の日本の「あたりまえ」が異常であって、都市部と地方でフラットではないのに、すぐに同じ形を求めてしまう現状を憂えておられました(教育も文化も…)。

 

 アレックスカー氏は、日本の失われつつある美しい景色や町並み、暮らしに…警鐘を鳴らし続けている方です。新しい建物のために、山を削り、土建屋さんが森を切り開き、川もコンクリートだらけにしてしまう様子をスライドショーにして見せてくれました。京都の町屋がこの5年ほどでどんどん壊され、町並みが破壊されている姿、高野山や祖谷など観光名所なのに、まったく鈍感な観光開発。それを「美しい日本」だと言い続ける安倍首相の鈍感さ。

 

 日本の「美しさ」を考えるにはとてもいい機会でした。ぽち→ 

 

アレックス氏の活動はこちらがいいかと思います。

 http://www.kyoto-machiya.com/

 

犬と鬼―知られざる日本の肖像
アレックス カー (著)  


出版社/著者からの内容紹介
数々の文化遺産、美しい国土、すぐれた教育制度、世界一の個人貯蓄。それがありながら、なぜ日本は道を踏み外すのか?『美しき日本の残像』(新潮学芸賞)の著者による衝撃的日本論!肌で感じる痛切さがあり、率直で熱烈、有益で強烈だ。
――(ファイナンシャル・タイムズ)『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(1979年、エズラ・ヴォーゲル)、
『日本/権力構造の謎』(1989年、カレル・ヴァン・ウォルフレン)、そして本書。過去10年で最も重要な日本論。
――(バロンズ)『犬と鬼』は、日本に対する愛のムチとでもいうべき本だ。日本人はこの本を不愉快な批判として片づけるのではなく、耳を傾け新しい道を切り開く指針とすべきだろう。
――(ニューズウィーク)この重要で意外とロマンチックな本には、明快で鋭い観察があふれている。
――(ニューヨーク・タイムズ)『犬と鬼』は戦後日本の成長と失墜に少しでも興味がある人にとって必要不可欠だ。
――(ウォールストリート・ジャーナル)
日本の政治指導者は国家と国民に恐ろしい犠牲を払わせた。その大きな代償をきちんとした筆致で率直に明らかにしている。
――(ドナルド・リッチー)日本人、そして我々のためにも、この本が「常識に還る」動きに貢献することを望んでいる。
――(カレル・ヴァン・ウォルフレン)


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日本人の忘れもの
中西 進


Amazon.co.jp
 「WEDGE」の人気連載「日本人の忘れもの」の1999年5月から2001年1月までをまとめたもの。もともと3回限定の企画だったのがあまりに好評なため、2年にわたって続いたというからその人気ぶりがうかがえる。

出版社/著者からの内容紹介

 お待たせしました--大好評の本誌連載が、いよいよ書籍になりました!
 日本人の忘れもの――それは「米百俵の精神」だけではありません。
 たとえば、「まけるが勝ち」といいます。勝つためには、いったん敗ける。そして相手に生かされる道を探るのが、日本人の生き方でした。
 たとえば、「ご飯をよそう」といいます。「よそう」とは、装うと同じで、美しく飾ること。妻が夫にご飯をよそうときは、そんな気持ちがこめられていました。一生懸命に走ってきた日本人は、いつのまにか自分たちがもっていた「いいところ」を忘れてしまい、いま自信をなくしています。嫌な世の中と嘆くばかりで、では何を大切にして生きていけばいいのか、答えがなかなか見つけられません。

 そんなわたしたちの、「心」と「躰」と「暮らし」にある忘れものを、21個、お届けします。

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医療訴訟テーマに討論 医師、裁判官ら300人参加 さいたま 

埼玉新聞2007年6月30日

 

 年々増える医療訴訟について、医療関係者と法曹界との相互理解を深めようと、医療訴訟に関するパネルディスカッションが二十八日、さいたま市浦和区の埼玉会館で行われ、県内の医師や弁護士、裁判官ら約三百人が参加した。さいたま医療訴訟連絡協議会が企画し、二年前から毎年一回行われ、今回が三回目。

 今回は「医療における過失」をテーマに、実際にあった事件を取り上げ、患者の死亡に対して医師の過失を問えるかを、パネリストが原告、被告側に分かれ、それぞれの主張を展開した。

 議論されたのは胸痛でC病院に救急で搬送され入院したB子が、翌朝、意識不明となり肺塞栓症で死亡したケース。多忙だったA医師は心エコーの報告書は確認したが、ビデオの確認はしなかった。

 原告側はA医師は肺塞栓症を疑って速やかに心エコー検査を実施し、報告書だけでなくビデオを確認し鑑別の検査をするべきだったのに、しなかったと主張。被告側は心エコー報告書から急性肺塞栓症の発症を疑うのは困難で、鑑別検査を緊急に行う義務はなかったと反論した。

 その後は参加者たちの意見交換や質疑応答となり、ある男性医師は「医療裁判は公平ではない。医師はいろんな可能性の中から治療法を探っていくしかない。原告は結果から犯人を探す」と話し、別の男性医師は「リスクや危険性の見通し、緊急性のあるなしについての判断は難しい」と語った。

 今回のケースについて、参加者に対してアンケートを実施。医師に過失があるとした医師は三人だったのに対して、なかったとする医師は百十七人の大多数が過失を否定した。しかし、弁護士では過失ありが二十一人、なしが二十人と意見が割れた。医療訴訟の中で過失を問う事件が一番難しいとされ、今回もそれが浮き彫りとなった。

 総括したパネリストの井原徹太・県医師会常任理事は、「遺族がその日のうちに治療していれば助かった可能性があったと主張するのは当然。その一方で結果が悪かったら、すべて医師の責任とするのは疑問を感じる」と意見を述べた。その上で「医師と法曹界との相互理解は少しずつ深まっている。今後もこのような機会を設けて議論していきたい」とした。

増え続ける医療ミス訴訟
今後も医師と法曹の交流を

 医療訴訟の件数はこの十年で大きく増えている。最高裁判所の統計によると、新受数は一九九七年は五百九十七件だったのに、二〇〇三年に千件を超え、〇四年には千百十件に達した。昨年は九百十二件だったが依然として件数は多い。

 一方で平均の審理期間はスピード化している。九三年の三六・三カ月から昨年は二五・一カ月と約一年の短縮。今回パネリストとして参加したさいたま地裁の佐藤公美裁判長は、「集中審理で徹底的に議論できるようになった。証拠調べではかつては半年から一年かかっていたものが、今では一日で終わる」と話す。

 スピードアップの要因として佐藤裁判長は、弁護士の質の向上で、争点を整理できるようになったこと、弁護士とのつながりから、鑑定人となってくれる協力的な医師が増え、医師としての適切な見解を迅速に得られるようになってきたことを挙げた。

 専門的な知識を要する医療訴訟の迅速かつ充実した内容の審理、適切な解決を行っていくには、今後も医師と法曹界との交流は欠かせない。

 とはいえ、紛争を減らす意味でも、何より大切なのは医者と患者が信頼関係で結ばれることだろう。

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 医師と患者さんの信頼関係は大切ですし、それを否定しません。ただ、今の急性期病院の医師にその余裕があるのでしょうか?毎日何人も入院し、退院していく。カルテの記載内容からは医師の多忙さはわかりません。

 自分も10人患者さんがいれば、その方が2週間後には全て入れ替わるような現場にいました。仲良くとか信頼を得るために毎日朝、晩二回訪床し、集中治療室の場合は、家族の方が見えたり見えなくてもその時間には足を運ぶようにして努力してました。

 

 それでも、何かあればやはり「努力不足」なんでしょうね。患者さんの家族もお仕事や家事があって、なかなか医師に会えないまま、急変という場合に訴訟など生じることが多いように思います。 奈良の事件や福島の事件でも医師は昼寝してた訳でもなく、最善(奈良の場合は、転院先を確保が救命には必須でしたし、福島の時も患者さんの救命処置が最優先でした)。

 

 さて、医療訴訟の件数が1000件を切っても多いというが、アメリカなどに比べると少ないと思います。また刑事事件になるようなケースは5%程度。そんなことを考えると、毎日のように報道される交通事故のようなシェアを占めるとは思いません。

 

 医療従事者の努力(看護師さんや医療従事者の努力)に比べると、魔女狩り報道に偏りがちなマスコミの方たち、最近でmトンデモ金額の賠償判決(出産で後遺症 医師らに1億3800万円支払い命じる)を出してしまう法曹界の努力って…着実でしょうか?ぽち→ 

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