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2007.06.25 20:05 |  開業 / 病院経営  |  医療事故  |  SkyTeam  | 推薦数 : 13

[裁判報道]奈良県大淀病院事件

  口頭弁論の場で、お互いに歩み寄るようには参りませんが、どうも病院が争ったら悪いみたいな‥タイトルは少し気になりました。
 民事訴訟の場合、原告側が法的に補償を求めて裁判所に持ち込んだ訴訟です。裁判ではお互いの立場から意見を述べ合った上で判断が下されるものだと思います。
 民事裁判を扱う時はどちらも平等です。刑事事件のように被告が一方的に殺人を犯した‥というのなら別ですが、こういう時こそ公平にそして冷静にお願いします>報道各社。
 そして、国立循環器病院にたどり着くまでに、あまりに時間がかかったのは‥この病院の医師だけの責任ですか?そういう奈良県の周産期医療を放置していた県知事、産科崩壊に何ら手を打ってこなかった厚生労働省の責任を問うて欲しいものです。ぽち→ 

「遺族は責任を転嫁」 妊婦死亡で町が争う姿勢

中日新聞 2007年6月25日 17時47分

 奈良県大淀町立大淀病院で出産時に意識不明となり、約20の病院に転院を断られた後に死亡した高崎実香さん=当時(32)=の夫晋輔さん(25)らが大淀町と担当医に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、大阪地裁(大島真一裁判長)で開かれ、町側は争う姿勢を示した。

 町側代理人は「診療体制の問題点を特定の医師、医療機関に責任転嫁しようとしており、到底許容できない」と主張。提訴を「正当な批判を超えたバッシング」と批判し「結果として病院は周産期医療から撤退、県南部は産科医療の崩壊に至っている」と述べた。

 遺族側の訴えについては「脳内出血は当初から大量で、処置にかかわらず救命し得なかった」と反論した。

 これに先立ち意見陳述した晋輔さんは、転院先の医師から「あまりに時間がたちすぎた」と伝えられたことを明かし、おえつしながら「もう少し早ければ助かったということ。それが頭から離れません」と訴えた。

(共同)

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記事を読む限り、被告側がきちんと争う姿勢なようで安心しました。
町も被告ということで、カンパのようなことは難しいと思いますが、何か応援団のような活動がないでしょうか。
written by hiroo / 2007.06.26 00:57
国や県を相手どるなら、まだこの裁判は理解できます。アメリカでは弁護士が事情を医師、担当者から聞いた後でゆっくり誰を相手にするか?裁判に持っていけるのか?検討します。
今回の原告側弁護士さんは凄腕とは聞きますが、将来の日本社会をよくする医療裁判にするには国と県を最初から相手にして欲しかったと思います。
問われるべきは周産期医療をバックアップする体制の不備でしょう?
なんか変な方向へこの問題が流れたのは最初の闘う相手を取り違えたからではないでしょうか?


written by Tai-chan / 2007.06.26 07:16
hiroo先生のおっしゃるとおり、町側の姿勢に安心しました。また不当なバッシングにより県南部の産科医療が崩壊したことまで主張しており、町側の弁護人には期待できそうな気がします。

>晋輔さんはおえつしながら「もう少し早ければ助かったということ。それが頭から離れません」と訴えた。
と記事最後にありますが、最後に原告の情に訴える発言を載せるのは公平性に欠けますよね。
>担当医師は「まっとうな医療をしてもいいがかりをつけられてしまう、そんな産科はもうできません。この国の産科の崩壊は止まりません」とおえつしながら訴えた。
・・・なんて載せて欲しいものです(コメントはもちろん創作です)。
written by rinzaru / 2007.06.26 09:00
被告側は、粛々と正論を訴えてほしい。

>「もう少し早ければ助かったということ。それが頭から離れません」

遺族のお気持ちとしては分かりますが、残念ながら、現在の脳外科学の常識として、脳出血後、すぐに深昏睡状態に陥るような重篤な意識障害を呈する症例では、すぐに緊急手術を行ったとしても救命できません。
医学にも、限界があるということを、ぜひご理解いただきたい。
written by ドラゴン桜 / 2007.06.26 12:18

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