まず最初に、お亡くなられた方、そしてご遺族の皆様方に深く哀悼の意を捧げます。
事件後、町立病院側の不十分な説明や治療の結果について、納得が行かなかったことに端緒を発して、今日の民事訴訟の第一回目の公判ということです。
ただ、日本の産科医療の貧しい基盤の中でがんばってこられらた、この先生にとって、奈良県南部唯一の産科の診療からの撤退・・・本当に残念なことかと思います。
また、この事件のマスコミの報道のされ方にはやはり疑問があります。実際にこの患者さんを救えるような体制を、奈良県の行政サイドが整えていなかったからです(周産期センターの未整備などが判明しました)。
今回の事件の責任を町側とこの医師一人に負わせることは、今後も同様の事件の再発防止や問題解決になるとはとても思えないです。
事件の発生の背景としては、実際には奈良県の行政の長である奈良県知事、そして柳沢厚生労働大臣など、もっと医療行政にかかわる根幹の問題がぜんぜん話題になっていないのが残念です。
日本の医療が崩壊に向かっている様子は毎日のように新聞の紙面をにぎわせていますが、大手マスコミ各社は原因にまで突っ込んで、この話題には触れていません。もちろん救命できなかった結果はご遺族にとって、たえがい苦しみを残したのは事実です。それを埋め合わせるために、行政や医療を問うのは間違いではありません。
地方医療において、必要不可欠な産科・小児科・救急医療の現場がなぜこんな風になってしまったのか?もう少し広い視野で見ていただけるといいと思います。
「私達は、医師として、大淀病院の産科医師を支持します。お亡くなられた方、そしてご遺族の皆様方に深甚なる哀悼の意を捧げます。この裁判は、我々医師達が、よりよい医療を社会に提供していくためにも、大淀病院側の勝訴を信じ、支援を続けます。」
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コメント一覧
私もまず最初に、お亡くなられた方、そしてご遺族の皆様方に深く哀悼の意を捧げます。そして先生の意見に同感です。我々医師は いつも最善を尽くして 人命救助に勤めます。残念ながら、それでもなくなる方はおられます。そのことは医師として一生、心の中で、あの時他に何かできなかったかと考えつずけます。医学は本当の科学ではないからです。我々も人間です。スパーマンや神ではないからです。この事は、自分自身が医学部に入学してから分かりました。
産科の現場がどんどん苦しくなっていくのは、日々肌で感じています。
僕は「正しい」と「間違っている」の他に、「不可抗力」があるとおもっています。どうしようもないことというのはどんな世界にもあり、それをあえて特定の何かのせいにしようとするのは無理があると思います。
はじめましてI先生のm3でない方のエビです。
この度の記事に心を打たれまして畏れながらお邪魔させて戴きますことお許し下さい。
妊婦さんのご冥福をお祈り申し上げます。そして関わるすべての方々に安らぎの日が一日も早く訪れますように願っています。
マスコミのミスリード被害をなくすためにも、応援しています。
日本で周産期医療が存続するために応援しております。
それでも「誠意が足りない」「もっと適切に対応していたらたすかった」のでしょうか?だとしたらこれ以上のベストが尽くせない私も退場するしかありません。
そして自分の子供・孫のため、100年後の日本のためにも、大淀病院産科医師を応援・支持して行きます。
http://guideboard.blog.com/1877291/
毎日新聞がこれに関して、どんな記事を書くか楽しみにしています。
どうぞ、正論を粛々と訴えてください。
ありがとうございます。読んでいただき、また感想をお寄せくださるだけでなく、トラックバックも多数頂戴し、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
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