NHK2007/05/23
この問題は、去年8月、奈良県大淀町の町立大淀病院で、高崎実香さん(当時32歳)が出産中に脳内出血で意識不明となり、ほかの19の病院に受け入れを断られて大阪の病院まで運ばれた末、8日後、死亡したものです。訴えを起こしたのは、夫の晋輔さん(25)と、実香さんが意識を失った中で出産した長男で生後9か月の奏太ちゃんです。訴えによりますと、実香さんには頭痛やおう吐に続いて突然、意識を失うなど脳内出血を疑わせる兆候があったのに、産婦人科の主治医は詳しい検査を行わず、転院を決めるまで少なくとも1時間半、放置したと主張しています。そして、医師の対応の遅れが容体を悪化させ、死亡につながったとして、病院を運営する町と主治医に損害賠償を求めています。原告の晋輔さんは、請求した金額は明らかにしませんでしたが、記者会見で「今一度、真実をはっきりさせてミスを認めていただき、謝罪してほしい」と話しました。
奈良県大淀町立大淀病院で出産時に意識不明となり、約20の病院から受け入れを断られた後に死亡した高崎実香さん=当時(32)=の夫晋輔さん(25)らが23日、適切な診療をしなかったとして、町と担当医に損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。
訴状によると、妊娠した実香さんは2005年12月から大淀病院で定期的に診療を受け、昨年8月7日に分娩のため入院。分娩誘発剤で陣痛が始まったが、嘔吐を繰り返した後、深夜に頭痛を訴え、8日午前零時過ぎに意識を失った。
呼び出された担当医は「大丈夫です。しばらく様子をみましょう」と告げ、晋輔さんらが脳内出血の可能性を指摘したが「分娩中のけいれん発作だから動かせない」と説明。家族に転送先の病院を探していることは伝えたが、その後も処置しなかった。
午前4時半ごろにようやく転送先が決定。実香さんは搬送後、脳に大血腫が見つかり、帝王切開で男児を出産したが、同月16日に死亡した。
(山陽新聞5月23日18時37分)
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個人的には、大淀町のご家族のお気持ちは理解できます。しかし、訴えるにしても「奈良県の周産期医療の崩壊」をそのままに放置して、今回の事件を招いた行政側(大淀町ではなく奈良県、厚生労働省)にも責任を問うことも必要だと思いませんか?
事件で確かに、今後、このような事件が起こらなくなりました。ただし、この奈良県の南部ではお産は出来なくなりました…これで再発防止!では意味ないように思います。また、この病院の診療体制の不備を問うても、全国にごまんとある脳神経外科医がいない開業産科医にとって、ハイリスクお産は全て無理…ってことになり、結局、周産期センターが早晩パンクしてしまいます。
出来ましたら、奈良県や厚生労働省のお役人にも責任があるかを問う必要性を検討ください(県立病院の5人の医師が不当な賃金の未払い訴訟のように)。僕はそういう公共性のある訴訟の方が意義はあると思います。
そして、
大淀町立病院の院長先生へ。「マスコミの誤報道」について、「名誉毀損」で訴訟をするのもご検討ください。めちゃくちゃな魔女狩り報道がなされたのは事実なのですから。マスコミは公共性がある限り、「記事の捏造」を許されるのでしょうか?ぽち→
コメント
コメント一覧
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アメリカだと当たり前なんでしょうが、まだ日本では報道機関に対して訴訟をしかけるまでは…でしょうか。いずれ、こういう偏向報道について、きちんと是正されるといいのですが。なかなか力に対して力で対抗するという気になれないのかもしれません。 by:skyteam
医師の対応はあちこちで検証されており、訴えるならば町でも病院でも医師でもなく、国政です。wetな提訴でつらいものがある。日本という国がほとほとイヤになる。
「最初にカルテを流したのも増すゴミ」
「記事を捏造したのも増すゴミ」
「わけのわからに集会を煽るように報道したのも増すゴミ」
「奈良県警が立件を見送っているこの問題を、あえていまだに取り上げ続けて感情論で国民の目を欺いているのも増すゴミ」
マスコミは未だに「捏造を訂正もせず、謝罪もせず、
医療を崩壊させ、患者にも、医療関係者にも迷惑をかけている」のに。
「マスコミと国を提訴 報道ミスで産科医療崩壊」
が正解。
医療界ばっかり欧米化の波にさらされて、崩壊しているのに。増すゴミは未だに、謝罪なしですか?
こちらも欧米にならって「懲罰的損害賠償請求」でさっさと、増すゴミを潰すべきだと思います。
まぁ、政治も悪いし、官僚も現場無視ですから。結局割りを食うのは地域住民や医療従事者です。
hot-coffeeせんせい>
そうですね。というか、医師会がそういう弱気の病院をバックアップしてくれたり、抗議をきちんとするのならば、僕は医師会に入ってもいいなぁって思います。
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