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2007-05-12 New York Timesの報道によると、講演の仕事やその他の活動に対する製薬会社からミネソタ州の精神科医への支払いは2000年から2005年に6倍も上昇し、それに伴ってこの州のメディケイド(Medicaid)プログラムにおける小児への抗精神病薬の処方は9倍も増えました。
New York Timesの記事では、2000年から2005年のミネソタ州におけるメディケイドのデータに焦点を絞り、小児における非定型抗精神病薬の使用トレンドを評価しています。何故ミネソタ州かというと、この州では製薬会社から精神科医への支払いを公開する必要があるからです。
小児には、しばしば未承認の適応を標的にして非定型抗精神病薬が使用されます。
New York Timesの記事では以下の様な事実が指摘されています。
・非定型抗精神病薬の販売会社から5000ドル以上を受け取っている医師は、受け取り金額が5000ドル未満の医師に比べて非定型抗精神病薬の処方回数が平均3倍多い。
・2000-2005年に精神科医は製薬会社から中央値1750ドルを受け取っていた。この金額は、ミネソタ州の他のどの専門医よりも多い。
・ミネソタ州で小児に使用された抗精神病薬の費用は、2000年から2005年に14倍も上昇した。具体的には、521,000ドルから710万ドルに上昇した。
Timesでは前NIMHディレクターのSteven Hyman氏の言葉を紹介しています。まったくその通りだと思います。
“皮肉なことに、患者に自分自身を洞察するように促すことが精神科医の仕事であるのに、金が己の専門性にどんな影響を与え、金が患者をいかなる危険に晒しているかについて精神科医は注意を払っていない。”
‥> Reference
Psychiatrists, Children and Drug Industry’s Role / New York Times
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コメント
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ところで、先生、元記事を見ると5000万ドルではなく5000ドルのような気が・・・。
しかしながら、アメリカはこれだけ製薬会社からもらえるんですね・・・。いいか悪いかは別にして。
ありゃ、桁が多すぎですね。自分も英語読むと…5000ドルでしたね(汗)。失礼しました。訂正しておきます。
金額の間違え、申し訳ありませんでした。5000万ドル→5000ドルと同時に、1750万ドル→1750ドルです。
5000万ドルがどれほどの大金かをちょっと考えればこんなミスはなかったと反省しています。
今後ともよろしくお願いします。
Yahoo!ブログ - 精神科医の犯罪を問う
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/folder/1530830.html
うーん。精神科医の犯罪というタイトルには否定的ですけどね。僕はいわゆるストレス社会になって、自殺が多い国で、きちんとした治療を受けられないでいる患者さんが多いのがようやく認知されてきたからだと思ってます。根拠がない「陰謀説」とか嫌いです。
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