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Doctors Blog

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 今週号のAERAはメンズノンノの表紙を創刊号から飾っていた阿部寛さんでした。 まぁ、それはともかく、今週の雑誌は医療崩壊についてまともな記事を読むことが可能です。

 やはり新聞の魔女狩り報道なんかよりは、地味だがきちんと現実を報道するマスコミには好感を持つことができます。

棄てられるがん患者 厚労省方針転換で退院した患者と家族の悲鳴

病院死を減らし、家で最期を迎える人を増やす。厚労省は昨年「在宅死」推進に舵をきった。それは多くの患者の願いでもあるのだが、支援の連携がととのわないまま、病院から帰される現実はむごい。退院翌日に死亡。点滴に困惑する家族。これでは新たな「棄民」ではないか。

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 昨年夏、都心に住むAさん(70歳代男性)宅を退院翌日に訪れた訪問看護氏は、目をみはった。「あと数日の命の患者さんが、病院から投げ出されている!」

 Aさんは肺がんの末期で、呼吸困難があった。指先や唇は青紫色に染まり、息も絶え絶え。抹消に酸素がいきわたらない「チアノーゼ」の症状だった。

 訪れたとき、在宅用の器具を使い、痰の吸引や酸素吸入を行っていたのは、Aさん本人だった。妻は認知賞で、「老老・病病介護」。子も頼れる親類もいなかった。

 退院後の暮らしを支える体制づくりは後手後手になった。在宅医(地域の診療所)と訪問看護ステーション、介護を支えるケアマネージャーが決まったのが、なんと退院前日のゆ夕刻だった。痰をやわらかくする薬などを霧状にして吸い込む「吸入器」が届いたのは、退院2日後だ。

 住まいも末期がんの療養には不向きだった。電動の介護ベッドを置くスペースもなく、Aさんは床置きのざぶとんに寝転んでいた。

 訪問した看護師は、こう訴える「末期がん患者さんの退院にしては、あまりにも病院のフォローがなさすぎる。少しでも話し合いをすれば、介護の手がないことぐらいわかるでほうに…」

 Aさんが入院していた都心の総合病院は、救急医療も高度先進医療も積極的に行う「急性期」の病院で、入院用ベッドは畝に満床の状態だ。病院としては、一刻も早くベッドを空けたかったのだろう。Aさんが、「もう病院でなにもしないなら、家に帰りたい」と申し出るや、ばたばたと退院が決まった。

 対応したステーションから、訪問看護師が1日数回訪問。死後の処置をする「エンゼルセット」をバッグに忍ばせての綱渡りが続いた。結局Aさんは、退院5日後に息を引き取った。

 在宅療養は、病院と地域の診療所との「病診連携」が基本だ。ところがAさんのケースでは、在宅医へ、診療情報提供書さえ渡っていなかった。引き受けた在宅医や訪問看護ステーションの看護師たちは、これまでの治療の経過や病状、家族にはどう伝えているかといった情報がないまま、終末期の患者や家族とむきあうことになったのだ。

 

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 まぁ、在宅死を推進した役所側の都合で、患者さんが苦しむのは本当に困りますね。急性期の病院で医師が書類作成が間に合わない状況は、今の入退院のあわただしさで簡単じゃないこと、想像つきますが。そういう現実を知っての「在宅死推進」なのですから、先日の「安易な在宅死推進は反対です!」という記事にある、在宅死を20%まで増やすというのはかなり大変だと思います(ちなみにがん患者さんの在宅死は現在6%にしかすぎないそうです)。

 

 この後半には「在宅がん療養成功への試み」という記事もあります。ご参考までに。

 

 あと、この雑誌以外に、週刊SPA!などでも「内部告発 もう病院は信じるな! 医師の3割が「前月の休日ゼロ」で過労死ライン」という記事も載っています。

内部告発 もう病院は信じるな!

医師の3割が「前月の休日ゼロ」で過労死ライン、5割が「職場を辞めたい」!

 崩壊する現場を目の当たりにする医師&看護師の断末魔の叫びを聞く

 

「今、病院で働く医師の多くが、常軌を逸した忙しさから極度の睡眠不足や精神的疲労を抱えているため、いつ医療ミスが起こっても不思議じゃない状況なのです」
 川崎市立井田病院で勤務医として働く鈴木厚氏が言うように、ここ数年、医師不足の問題が誘発したと思われる医療過誤の報道が跡を絶たない。
 もっとも激務を強いられる産婦人科では、マスコミによるバッシングもあり異例の逮捕者を出したり、小児救急の世界でも、生後8か月の乳児が専門医がいないことを理由に4軒の病院をたらい回しにされたうえ、最後に辿り着いた病院で容態が急変。当直をしていた眼科医が泣きながら心臓マッサージを施したが死亡に至ったというケースもあったり、医師個人を責めるにはあまりにも忍びない事件が多い。
 病気やケガをして病院に行っても、それを癒してくれる医師がいない。例え迎え入れても、医師たちにはそれを癒す気力すら残っていない……。
 なぜ、このような悲劇が繰り返されても、医師不足は解消されないのか?
今回、現役の勤務医たちに、まさしく「野戦病院化」する病院内の惨状を「告白」してもらった。

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 こちらは現場に勤める医師の匿名取材をもとにしていますが、ひしひしと伝わってくるようなレポートでした。まぁ、こういう状況なのが、政治家や霞ヶ関のお役人さんに届くといいのですが。ぽち→

 

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