最初にお断りするのは、なくなられた患者さんのご遺族へ非難を行うのが目的じゃありません。くれぐれもお間違えのなきように。ご遺族の方にとって、今回の出来事は、本当にご不幸な出来事でした。しかも、報道各社の被害者だと思います。病院側から情報をきちんと提供されないで、真実を知りたいという気持ちが結局、マスコミの取材や報道の嵐に巻き込まれてしまったのですから。
 今回の実態としては、マスコミによって恣意的に「たらいまわし」とか「6時間放置」表現され、一方的に医師叩きをしたマスコミにる情報操作&誤報によるものだと思いますが、今回の場合、医療サイドも悪いということは確かですね(病院側や医師サイドからきちんとした反論もせずに口をつぐんだのはマスコミ側の勘違い報道をたくさん生みました)。ところで、マスコミ各社はどうやって患者さんの看護記録を入手したんでしたっけ?(それって情報流出そのものじゃん!)
 病院の幹部が騒ぎになるのを恐れ、情報統制を行ったことは、結局マイナスになりました(メディア側に十分な検証を行う時間もなく、病院サイドに不利なことばかり報道されました)。人の口に戸は立てられぬ、患者さんから情報を握ったマスコミが、冷静さを失ったかのように、「放置」だとか「たらい回し」だと騒いだのはいた仕方ないのです。病院が情報を隠匿したのがそもそも悪いのであり、ひたすら患者さんサイドからの情報を片手に実態をゆがめた報道したのを訂正することもなく、だんまりを続けたことも自体を悪化させました。マスコミ各社も医療従事者が勝手に流したように報道するのはいただけません。
 患者さんがどうして亡くなったか、そういうのを知りたいのは患者さんのご遺族だけでなく、一般世間(我々医師を含めて)も知りたい。そして、マスコミの「魔女狩り報道」で風評被害のような形で、「引き受けを断った他の病院まで訴えるべき」みたいなセンセーショナルな報道のしっぺ返しだと思いませんか?
 ありていに言えば、患者さんサイドからしか物事をみないで報道して、結局、現場の医師は何もしてくれなかったと嘘をついたマスコミ(精度の悪い情報操作)に医療者サイドが反論の場として2ちゃんねるなどを用いた方法として悪いのは確かですが。「魔女狩り報道」の反省には立脚しない、こういうニュースは何となく生産的じゃないですね。なんで起きたのか病院側もマスコミサイドもよく考え直してほしいものです。報道する自由も確かに大切ですが、病院側がすべて悪いように報道すれば、反作用として影響が出ます。魔女狩り報道について御社を含め反省してますか?原点である「真実」へのアプローチの方法が、患者さん側からの情報のみの正確さをかけた魔女狩り報道で、信頼性を著しく落としたのは病院だけでなく、マスコミ各社の方だと思います(脱税もしていますし、彼らの報道姿勢って公共のためになっているのか?本当に怪しい限りです)。ぽち

奈良・妊婦死亡の診療情報がネット流出

 ◇医師?掲示板に書き込み

 奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、高崎実香さん(当時32歳)が出産時に脳内出血を起こし、19病院に受け入れを断られたあと転院先で死亡した問題で、高崎さんの診療経過など極めて詳細な個人情報がネット上に流出していることがわかった。遺族側の石川寛俊弁護士が28日、大阪市内で開かれた産科医療をめぐる市民団体のシンポジウムで明らかにした。情報は医師専用の掲示板に関係者らしい人物が書き込み、複数のブログに転載されている。石川弁護士は、個人情報保護条例に基づく対処を町に要請。遺族は条例違反(秘密漏示)などでの刑事告訴も検討している。

 医師専用掲示板への書き込みは、昨年10月に問題が報道された翌日から始まった。仮名で「ソースが確実なきょう聞いた話」「この文章はカルテのコピーを見ながらまとめました」などとして、最終月経の日付から妊娠中の経過、8月7日に入院して意識不明になるまでの身体状況や検査値、会話など、カルテや看護記録とほぼ同じ内容を複数回に分けて克明に書き込んでいた。この中には、入院前の記録など当時、遺族が入手していなかった内容や、当日の医師の勤務状況など病院関係者しか知らない内容も含まれていた。

 この掲示板では「一連の報道は、患者側からの意見しか反映されていない」などと、医師の責任を否定する意見が多く書き込まれていた。情報発信者が「転載して結構です」としたため、同じ内容が医師や弁護士など、かなりの数の公開ブログに転載された。

 石川弁護士は「主治医と家族のやりとりを近くで聞いていた人物としか思えない書き込みもある。病院側は、遺族が詳しい説明を求めたのに応じていない。その一方で、病院関係者と見られる人物が情報を“だだ漏れ”にしており、許しがたい」と批判している。

 遺族は「あまりに個人的な内容で驚いた。患者の情報が断りもなく第三者に伝わるなら、診察室で何も言えない」と話している。

 業務上知り得た人の秘密を正当な理由なく漏らした場合、医師、助産師、薬剤師は刑法の秘密漏示罪にあたり、6月以下の懲役または10万円以下の罰金。看護師など他の国家資格者も関係の法律に罰則がある。他の職種でも、町立病院なら個人情報保護条例と地方公務員法の違反で罰則がある。

 大淀病院の横沢一二三事務局長は「高崎さんが入院した日に病院にいた職員を対象に聞き取りをした。全員が『情報を漏らしたことはない』と答えたので調査を終えたが、遺族の弁護士には伝えていない。掲示板の運営事業者への照会などは思いつかなかった。再度検討する」と話している。

2007年4月29日  読売新聞)

国税局が読売東京本社の申告漏れ指摘、1億7500万追徴

  読売新聞東京本社とグループ本社は28日、東京国税局から2006年3月期までの5年間で計約4億7900万円の法人所得の申告漏れがあったとの指摘を受けた。

 このうち輪転機の除却手続きの誤りなどを巡る約1億8600万円が重加算税の対象とされた。全体の追徴税額は約1億7500万円。東京本社は所有する輪転機の一部を更新したが、廃棄する予定で保管中の輪転機を、社内連絡のミスで、すでに廃棄したものとして除却損を計上するなどしていた。

 読売新聞東京本社広報部の話「国税当局からの指摘に従い、全額納付します。今後とも適正な税務申告に努めます」

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