ところで何で「夏まで」なんですかねぇ?予算編成は12月なんですけど、お急ぎですね。
日刊薬業2007/04/26
公明党は24日、医療制度委員会(福島豊委員長)を開き、厚生労働省が今月17日の都道府県会議で公表した報告書「医療政策の経緯、現状および今後の課題について」をテーマに同省担当者から意見聴取した。委員会終了後、福島委員長は記者団に対し、医師確保対策について今夏までに追加的な具体策を検討し、「来年度予算に反映できるように取り組んでいく」との考えを示した。
厚労省がまとめた報告書に対し出席した議員からは、「総合的に診療できる医師はどのように確保するのか」などの意見が出たという。福島委員長も、「養成するにも時間がかかるのではないか」と述べ、幅広い診療能力が求められる医師を養成する難しさを強調した。
医師不足で自民が特命委 中川政調会長
共同通信社【2007年4月26日】
自民党の中川昭一政調会長は25日、都内で講演し、地方での医師の不足や偏在問題への対策を検討するため党内に特命委員会を設置する考えを示した。同日午前の公明党との会合で中川氏をトップとする与党プロジェクトチームを近く設置する方針を確認しており、これに伴い党内議論を進める必要があると判断した。
中川氏は講演で「地方へ行けば行くほど小児科医と産科の医師が不足している。党として医療問題の改善に早急に取り組みたい」と強調した。
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まぁ、今までさんざん「医師は足りている」といい続けた厚生労働大臣、「医師の働きはたいしたことない」ともらしたのもこの方でしたね。
ちなみに偏在は大嘘だと思います。ここに東京都の労働局が発表した有効求人倍率が出ています。少なくとも東京都を代表とする大都市でも医師(勤務医)は足りているということはなさそうです。
↓全国の医師などの有効求人倍率6.11倍
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/ippan/2007/02/sankou8.html
↓東京都の医師などの有効求人倍率おなじく6倍、バイトは9倍。
http://www.roudoukyoku.go.jp/news/2007/20070330-job/19-02yuko.html
さて、もうすぐ参院選。医療に光が当たるのは悪いことではありません。お年寄りや患者さんのため、政治家の皆さんにがんばって勉強してもらって、医療について良い政策を行って欲しいと思います。ただし、投票が終わってからも「医療」について、きちんと有効な手を打ってくださいね。
京都ではストライキという懐かしい響きのもった集会が復活したらしいです。ようやく社会的に認知されつつある「医療崩壊」の原因を作っている与党に影響を与えるためには、こんな地味な活動も大切でしょう。
もっとアピールできるとしたら、「一斉休診(救急外来は抜き)」をしっかりと事前予告の上で、打ち出してもいいかもしれません。中には、抜け駆けして診療する所もあるでしょうし、診療してもらってもいいです。ただ、そういうところは「医療費が低く抑えられても、どんな政策であっても、自分のところは必ず生き残れるという確信ができる医療機関」と言うことができます。
いずれにせよ、医療機関は限界です。そろそろバブル時代よりもはるかな過剰利潤だのに、まったく法人税を納めない都市銀行や、法人税を引き下げを堂々と述べる経団連の会長の会社、CMでかきあつめたがん保険料の加入者への保険金の支払いをケチってやまない怪しい保険会社…これらにこそ、応分の負担を求めるべきです。ぽち→![]()
京都医療労働組合連合会(森田しのぶ委員長)は26日、医療労働者の処遇改善や、医師・看護師不足の解消を訴えるストライキ集会を、京都市上京区の府庁前で開いた。
ストライキは、昨年成立した医療制度改革関連法で医療機関の経営が圧迫され、人件費削減や患者負担が深刻になっているとして、十数年ぶりに府内7病院で行われた。看護師や病院職員ら約150人が参加したが、指名ストライキで診療に影響はなかったという。
森田委員長は「医師不足、看護師不足の医療現場は過酷な状況。効率化でなく、行き届いた医療を」と訴えた。医師確保対策を求める要請書を山田啓二知事あてに提出。続いて、「地域医療を守れ」などと声を上げ、府庁の周りをデモ行進した。
福知山市と舞鶴市、京丹後市でも、各地の府保健所前で同様の要請活動が行われた。
珍しく昨日は、夜は11時からNHK[ドキュメント番組]ベッド難民は何処へ行くを観ました。テーマが深刻な割に、この番組は30分と短い時間で、必要となった背景は簡単に述べるのがやっと…予告まで乗っけたのに内容が足りなくて、すみません(それでも捏造体質の民放よりはましか…)。今後のNHKに期待したいところでした。
実はNHKを観たあと、録画してあったワールドビジネスサテライト、こちらの方が興味深かったのでそちらをレポートします。
をやっていました。医療特集としては第二夜。「患者に最高の治療と満足を」というタイトルでやってました。前日の第1夜は「医療にグローバル化の波」として、東京に開業したアメリカ流の最先端クリニック(六本木にできたのです) や、治療と観光をセットに外国人を狙うインドの医療サービスなど「医療の国際化」の現状を追っていました。
今回はがん治療で注目を浴びる全国に6箇所しかないという量子線治療の施設について兵庫県たつの市にある量子線医療センター(建設費280億円)についてレポートしていました。
いきなり患者さんがゴルフして登場。入院している気はしないなんて…もちろん設備も最新でアメニティもよさそう。しかも週に1度院長先生の直接答えるミーティングを受けることもできる。
治療による副作用も少ない、早期であれば外科治療と治療成績が同じで、治療中は普段どおりと同じ生活を送れる…ただし、医療費は自費で300万円近くというというナレーション。開院以来、院長先生の地道な講演会などでの活動を通して、患者さんは年間500人を超えて採算ラインに乗ったとか。
3年前に自分の叔父(50代後半でした)も、StageIVの肝門部がんで、ダメ元でわざわざつくばまで受けに行ったなぁ…と思いつつも、思ったほど余命延長までは至らなかったのを思うと、複雑な気分です(自分が写真見せてもらった時にはすでに黄疸と傍大動脈リンパ節まで転移していましたからダメもとなんですが)。
まぁ、最先端治療は安くないという意味ではいいのでしょうね。医療技術の進歩で、払える人には満足度の高い医療を提供する施設が増えるでしょうし、保険外なら患者さんの希望通りに…という世の中になっていくかもしれません。
そもそも足元の各県にある「がん診療連携拠点病院」の腫瘍の専門医が足りない状況で、厚生労働省のいう「がん対策」がどうなっていくのだろう?と思います。お寒い限りですね。
各県にいくつもの拠点を指定するのは、多すぎるのかもしれません(一般的に二次医療圏にひとつでしたか?)。これも役人の仕事、彼らを責めても仕方ありません。
今後は、やはり患者さんの信頼性の高い診療を行うことが大切です。医療事故を起こしたりしたら、それこそ大変です。そのようなことがないようにするためにも、従業員である医師や看護師の現場での労働状況を改善させてほしいところです。ぽち→![]()
1日に施行されたがん対策基本法が目指す、がん医療の地域格差解消を担う「がん診療連携拠点病院」で、抗がん剤や放射線治療の専門医がいない病院がそれぞれ3割を超すことが、読売新聞社の全国調査で明らかになった。
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