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小児診療の退潮@兵庫県 >
SkyTeam / 2007.04.07 11:30 / 推薦数 : 9
2007/04/04 埼玉新聞
飯能市の山あいが不安な春を迎えている。市街地の約十キロ西、東吾野地区にある市立病院の外科外来が、四月から休診となった。外科医一人の後任を確保できなかったのだ。
専門は外科と内科。五十床を配置し、一日平均約八十人の外来患者が来院する。高齢化が著しい同地区周辺の市民には「頼りになる」医療拠点だが、新年度は定数を三割り込み、内科医二人のみの体制となる。
経営状況もきわどい。市立の一病院と二診療所は事業費全体の23%に当たる計一億七千六百万円を、本年度一般会計から繰り入れる。専門家らでつくる市の「保健・福祉の将来を考える懇談会」は「入院は段階的に縮小、廃止」との方向性を打ち出した。
「黄色が赤信号に変わりつつある」。県医療整備課の担当者は、地方の医師不足の現状をこう例える。特に不足が著しいのは小児科と産科の医師。人口十万人当たりの医師数は、産科が二八・七人で全国最下位。小児科も一五一・一人と同三十九位にとどまっている。
ただ、絶対数は減少傾向にはない。県内医療施設の勤務医は、二〇〇四年末には九千百十七人。一九九二年末に比べると約二千三百人の「増加」だ。「医師は偏在している」と同課は説く。
なぜ偏るのか。県が原因の一つに推測するのが、〇四年度から始まった臨床研修制度の義務化。勤務医としての研修に専念するため、若い医師の多くは「利便性の良さや魅力的な研修プログラムが用意された病院」(同課)を自ら選ぶ。他の病院へ研修医を送り出した大学側は人手が足らなくなり、外部に勤務する医師を医局へ呼び戻す。その結果、地方から医師が離れていく循環が生まれるという。
窮状打開へ、飯能では市民が動いた。市自治会連合会の五支部は市立病院の存続を求めて約一万二千人分、別の市民団体も約九千五百人分の署名をそれぞれ集め、ともに市へ提出した。
同連合会の大野孝吾野支部長(71)は「『山間部に医師が来ない。では病院まで縮小』と短兵急にやる必要はない」。山間地域選出の飯能市議は「地域医療は、団塊世代が求める田舎暮らしにも重要な要素」と訴える。
医師確保に走る自治体には、志木市のように給与を新年度から年間約二百万円を上乗せするケースもある。飯能市立病院の関係者は「私見だが」として「授業料免除などで医師を育て、自治体が奨学金制度を設けたりしなければ定着はしない」と指摘した。
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東京から離れていなくても医師不足。県内の医師数が増えているからとは言うものの、この10年、全国でも順位は上がらず、医師が必要となれば東京へ…とばかりで、地域では増やせていない状況が出てきました。
埼玉県
★平成14年度
医師総数:8932名
人口10万人あたり 127.6(全国206.1)
順位:47位
★平成10年度
医師総数:8031名
人口10万人あたり 116.5(全国:196.6)
順位:47位
この事実は数年来ずっと変化なし、埼玉新聞も知っているくせに「赤信号」だなんて笑ってしまいます。そして、おきまりの「住民による署名活動」…これを自治体の長に出しても事態は変わるまい。署名を持って行くのなら霞ヶ関の厚生労働省にムシロ旗もって行く方が効果的だと思う。田舎だからといって、研修医が集まらないのではなく、魅力がない病院にはやはり若い医師も行きにくいでしょう。 逆にいうと、あの夕張市民病院の方は着々と医師確保をしています(そういう意味ではマスコミの力はあなどれません)。医師を求めて都道府県で対策を練っているが、実は着実にやっている先生が居るところにはいい人が集まります。そういう意味では、この数年の無策が今、打撃となっているように思います。早めに厚生労働省の「医師実働人数」を確定した上で、医師増員を働きかけて欲しいものです。ぽち→
周産期センターの数とNICUベッド数(東京都との比較)
| 総合周産期母子医療センター | 埼玉県 | 東京都 |
| 施設数 | 1 施設 | 9 施設 |
| 総合周産期 1 施設当たりの人口 | 約 705万人 | 約 140万人 |
| NICU ベッド総数 | 21 床 | 102 床 |
| 総合周産期 NICU 1 ベッド当たりの人口 | 約 34万人 | 約 12万人 |
| 地域周産期母子医療センター | 埼玉県 | 東京都 |
| 施設数 | 5 施設 | 12 施設 |
| NICU ベッド総数 | 44 床 | 84 床 |
| 総合+地域 周産期母子医療センター | 埼玉県 | 東京都 |
| 施設数 | 6 施設 | 21 施設 |
| 1 施設当たりの人口 | 約 118万人 | 約 60万人 |
| NICU ベッド総数 | 65 床 | 186 床 |
| NICU 1 ベッド当たりの人口 | 約 10.9万人 | 約 6.8万人 |
| 人口100万人当たりの NICU ベッド数 | 9.2 床 | 14.8 床 |
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そうですね。奨学金をもらったから…絶対にへき地を続けたいとは限りません。むしろ、そういう興味をひくための場でありチャンスでしかないですね。
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