今月は何故かヘッドハンターの方に会うことが多かったです。別に人材紹介会社に登録しているせいではありませんが…初めて会っても、必ず興味深いお話が聞けたりするのがいい点です。
関西で会った方から聞いたた話では、関西も東京近郊に負けず劣らず大変なようです。国立循環器病センターの医師の裏話を聞いたのですが、5人まとめて辞められたICUの先生の仕事ぶりは大変なものだったとか。30前後で月収30万円未満で、残業代ゼロ、年休ゼロで働き詰めで、若手の先生もセンターに就職するたmに医局を離れて集中治療の専門医としての腕前を磨いていたのに…突然、上司の先生方が一斉に辞めることになって、残された先生たちはかなりショックだったそうです。
この他にも小児科や産婦人科の医師からも仕事紹介を頼まれるけど「転科希望」が多いとのお話です。今までのキャリアを活かした形が理想的ですが…。そういう先生のおつとめの病院のホームページなどを確認すると、2人のうち一人という具合で、その先生が辞められたらもう診療体制が続かないという病院だったりして、一斉緊急避難みたいな形で、駆け込み寺よろしくお願いされる先生もいるようです。中には転職希望の医師が「医局を辞めたいから、すぐにでも…」と切り出されて、逆に業者の方が慌ててしまうそうです。
なかには大学の医局が手を引くことが決まって、あわてた自治体から「お医者さんを探してください」って依頼はあるけど、労働条件がほとんど改善されてなかったり、誰でもよいから点的な探し方でその場しのぎで、その業者の方からしてみると、そんな所へはとても紹介できないとお話をして下さいました。
お会いした業者の方は会った中では良心的にやっておられ、転職希望先の赴任する病院から財務諸表を頂いて、経営状況が良いか確認して医師の転職を斡旋して頂いているとかで、なかなか興味を引きました。
☆☆☆
もう一つは本物のヘッドハンターでしたが、仕事場に電話がかかってきて、製薬企業などの依頼にあわせて、医師を紹介している会社でした。外人さんから何故かメールがしょっちゅう来るので、一度くらいは会ってみようかと思い、仕事が終わってから面接に行きました。
いつもメールが英語なので、英会話スクール以上に緊張したのですが、受付は日本人の方で、ほっとしていたのもつかの間、そのあと外人に拉致られ、会社の外の喫茶店で面接に。
幸いにも向こうも本気モードではなかったようで、「医局システム」の閉鎖ぶりについて、外人さんからは思いっきり愚痴られてしまいました。
曰く、日本の医者はなんであんなに警戒してんだ?とか病院まで出向いてもなかなか会ってくれないし、企業でキャリアを積むことに興味ないのだろうってもな~。普通、いきなり外人が電話かけてきたりしたら、警戒するでしょうよっ。
そのヘッドハンターさんによれば、外資系に限らず、医薬品・医療機器の会社に勤めてみたいお医者さまはいつでも募集中とのことです。
こういう業界について、もしもご興味がありましたら、業界向けのセミナーが今週末、来月にあります。ご興味があるかたはぜひ一度お気軽にどうぞ。
来る3月31日(土)・4月7日(土)、製薬企業での医師の役割と題して「第5回メディカル・マネージメント・セミナー」を開催いたします。詳しくは、下記「メディカル・マネージメント・セミナー案内」をクリック願います。
医療業界を取り巻く環境は年々厳しい状況が予想されます。とりわけ、よい人材の確保が必要不可欠になって来ております。
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ちなみにシミックという会社は新薬の治験に関わる受託機関で、今は東証1部にも上場しています。ぽち→
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