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オーストラリアをお手本に?

SkyTeam / 2007.03.07 08:42 / 推薦数 : 12

 先行する豪州の医療・介護制度からわれわれは何を学ぶか…

 日医ニュース2007/03/05

 

 先日,ある視察団の団長として豪州(面積は日本の二十倍で,人口は六分の一)の医療・福祉と関連サービス施設を見学し,多くの危機感を抱いた.その感想を述べさせてもらう.
 ご存知のように,英国では家庭医(GP)が限定されるが,豪州では患者がGPを選び,初診はまず,GPを受診する(救急は別).レントゲン・超音波検査には紹介状が必要である.公的保険である「メディケア(徴収は国税庁が行う)」は,米国(無保険者一五%)とは対照的に全国民をカバー.その恩恵で患者が公立病院に集中,手術には何カ月も待たされる.そのため,私立病院の活動が活発で,民間保険会社が増加し,いわゆる混合診療が行われている(参考までに,消費税は一〇%,食品と医療は非課税).
 高齢者福祉では,施設と在宅介護サービスがあるが,一九五〇~六〇年に施設を中心とした介護整備(高度な介護は「ナーシングホーム」,軽度は「ホステル」)が進んだ.そして,八〇年代はノーマライゼーション思想に感化され,在宅中心へと方針が変更され,九〇年代は二十四時間体制の在宅サービスが導入された.しかし,近年,後期高齢者人口の増加で,重度の要介護高齢者比率が高まり,「ナーシングホーム」が不足.そこで,九七年に軽度の要介護高齢者のみを受け入れる「ホステル」を「ナーシングホーム」に転換する方針が出され,軽度の要介護高齢者を「在宅サービス」に移行させる流れとなった.
 日本では,今日まで,豪州の進んだ医療・介護システムは良い手本とされ,多くの専門家が豪州を訪れ,研究をしてきた.しかし,わが国で財政主導のもとに断行された「療養型病床」の削減は,豪州のノーマライゼーションの二の舞となり,介護難民の発生を警告するものである.
 二〇〇八年度から創設される七十五歳以上を対象とした「後期高齢者医療制度」には,医療と介護の良好な連携が不可欠であり,フリーアクセスを阻害する「人頭払い制」などの導入を,認めることはできない.さらに,日本では,ケア付介護施設の全高齢者数に占める定員割合が,英国,デンマーク,スウェーデン,米国より低いことにも,注目すべきである.
 これらの現実を直視した時,各国が進めてきた医療・介護制度の現状が,われわれに警鐘を鳴らしていることを無視してはならない.(国民医療費(人口一人当たり)日本:二四・七万円,豪州:三一・三万円)

 

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 システムの良いところもあれば悪いところもあります。今の問題は「国民にほとんど聞かないで、イギリス式の医療の供給制限」を行おうとしていることですね。

 実態として、医療費が安い高いよりも、「国民が求めている安心」などに、お役所は議論さえしてないからだと思います。

 将来、あなたは「胃ガンです…ですが手術は半年お待ち下さい、お急ぎなら全額自己負担でどうぞ」って言われたら、それは喜ばしいことなんでしょうかね? ぽち→

 

 

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迷惑:官僚の事なかれ主義

SkyTeam / 2007.03.07 08:40 / 推薦数 : 7

京大病院診療科長、地位保全求め仮処分 手術差し止めで

Asahi.com 2007年03月06日

 京都大医学部付属病院(京都市左京区)で昨年12月末から心臓血管外科の新規の手術が差し止められている問題で、同科診療科長の米田正始(こめだ・まさし)教授(52)が6日、「正当な理由もなく、診療科長の降格処分を強行しようとしている」として、同大学を相手に地位保全を求める仮処分を京都地裁に申請した。

 申立書などによると、昨年3月21日、同科と呼吸科、麻酔科による脳死肺移植手術を受けた患者が手術中、血液中の酸素不足に陥り、10月に死亡。12月27日、同病院が心臓血管外科に新規手術の自粛を指示した。同病院の内山卓院長は今月5日、米田教授にメールで「診療科長の交代は、手術再開のために最低限必要な条件である」と通知したという。

 米田教授は「個人への不当な攻撃だ」と訴え、内山院長は「内容を見ていないので、何もお答えできない」としている。

 また、米田教授の手術を受けた患者の家族らは6日、2501人の署名を添え、内山院長あてに同教授の手術の早期再開を求める嘆願書を出した。

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 伏魔殿のような話ですね。手術の内容について十分に検討した上で、重大な過失があって、それを理由に通知するのなら分かるのですが、一方的に「手術停止」を命じてるように思いました。

 結局、大学病院という「ムラ社会の秩序を乱した」と言いたげなんでしょうか?。僕は海外で腕を上げた医師が大学病院でバリバリと活躍して、医学生や若手医師の教育をするのは良いことなんでしょうが、実態として大学病院では「官僚主義が蔓延」し、何ごとも「根回し」を必要としているので、大変だなと思います。

 逆にいうと、患者さんのためならば、どんな時間でも救急患者さんを受け付けてくれる外科医の先生を尊敬していますし、超重症の患者さんを引き受けてもらい、元気に退院されてきた時があるので、患者のために頑張って来られた米田先生を虐めて何がうれしいのかと思ってしまいました。ぽち→

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