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横浜市瀬谷区の堀病院で2003年、名古屋市の女性(当時37歳)が出産後に大量出血し、転院先で死亡したのは、堀病院の医師の措置に過失があったためだとして、この女性の遺族が、堀病院を経営する医療法人「産育会」と担当医師に慰謝料など約8500万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こしていたことが、2日わかった。
堀病院はこの女性をはじめ17人に対し、助産師の資格のない看護師らが助産行為をしていたとして堀健一元院長(79)や看護師ら11人が書類送検されたが、横浜地検は1日、全員を起訴猶予にした。提訴は昨年12月28日で、違法な助産行為については責任を問うていない。
訴えによると、女性は03年12月29日、堀病院で出産した後、子宮からの出血が続いていたが、担当医師が十分な止血処置をせず、輸血も遅れる過失があったとしている。女性は別の病院に搬送されたが、04年2月15日に出血による多臓器不全で死亡した。
堀病院は「女性が亡くなったことについては大変残念に思っている。訴訟については、医学的見地より判断して適切に対処する」とコメントしている。
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については情報が足りないなぁって思ってたら、室蘭の地元のマスコミがもっと詳しく報道していました(追加情報はこちら)。しかし特別、放漫経営だったとか大幅な投資をしていたなどということはなかったようですが…たとえ入院患者さんがいようと、仕方ありませんかね国の政策ゆえ、逆らうことはお許しはありません。この記事と直接は関係ないのですが「今週の医療界より」というメールサービスから二つほど気になったニュース記事をご紹介します。出展はこちら↓
速読!今週の医療界のバックナンバー
⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000104766/
■東北大学大学院の濃沼信夫教授は都内で講演し、2006年6月に一般90万8375床、療養35万4233床あるのが、病床再編によって12年には急性期67万6566床、慢性期(亜急性期病床を含む)46万520床となるとの予測を紹介した。急性期対慢性期の割合は、現在の7:3から、6:4になるとして、急性期の要件は現在よりも厳しくなると見通した。
■「療養病床の再編を控え、真剣に資金繰りを考えないといけない。資金不足を内部資金でまかなえる病院は少数だ」―。福祉医療機構のセミナーで講演した東日本税理士法人代表社員の長隆氏は、病院の資金調達に警鐘を鳴らした。診療報酬引き下げで短期的な資金不足が生じる上、地方では不動産価格が依然として低いことから銀行の融資は厳しいという。療養病床の方針転換が病院経営のそこここに影響を与えている。(K)
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そういえばこんな寄稿を医学界新聞にも載せておられました。→何が医療現場を疲弊させるのか
今回の講演の概要は下記の通りです。基本的には国の進める政策をしっかりと「予言」しています。この通りに進めば、財務省や厚生労働省の考える医療費抑制を目指す医療亡国論の延長線上です。
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Risfax2007/01/30
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2007-02-01 死に行く終末期患者の家族と通常よりもほんの10分ほど長く会話をすることで、集中治療室(ICU)で死亡した患者の家族の精神的負担を軽減できると分かりました。
この試験はフランスの22のICUにおいて実施されました。
死に行く患者126人の家族は詳細なガイドラインに従ってセットアップされた話し合い(conference)をする群(介入群)と各病院の通常の診療に基づいて話し合いをする群(コントロール群)に振り分けられました。
介入群では、介護者(caregiver)は次の5つの方針に沿って家族と接しました。
・家族が言ったことを十分に理解し、その言動を尊重する。
・家族の感情を理解する。
・傾聴する。
・患者を1人の人間として理解できるように質問する。
・家族からの質問を引き出す。
介入群での話し合いの時間の中央値は30分、コントロール群では20分でした。また、家族が話した時間も介入群の方が長くなっていました(14分 vs 5分)。家族には死別に関する情報を記したパンフレットが手渡されました。
追跡調査の結果、患者の死後90日時点で介入群の家族メンバーは心的外傷後ストレス障害、不安、うつに関連した症状の指標となるスケールのスコアが有意に低くなっていました。
この結果から、ICUで死に行く患者の家族と時間をかけて人間的な会話を交わすことで、患者が死亡した後の家族の精神的負担を軽減できると分かりました。
‥> この記事のカテゴリ
・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
‥> Article
A Communication Strategy and Brochure for Relatives of Patients Dying in the ICU. NEJM. Volume 356:469-478 February 1, 2007 Number 5
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千葉市の「みつわ台総合病院」から福岡市内の病院に搬送中、呼吸困難に陥り重度の身体障害を負ったのは病院に過失があるとして、寝たきりになった男性患者(34)と両親=福岡市城南区=が、総合病院を運営する医療法人に約2億500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、福岡地裁であった。須田啓之裁判長は総合病院の過失を認め、約8900万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は1997年6月、手足の筋力が急速に低下するギラン・バレー症候群で入院。自発呼吸が困難で人工呼吸器を使っていた。同年8月下旬、医師の勧めで出身地の福岡への転院を決定。航空機と救急車で搬送中、たんなどがのどに詰まって心停止となり、障害を負った。
判決で須田裁判長は、入院当時、男性の脈拍や体温が不安定だったことや、全身まひのため呼吸の苦しさなどを意思表示できなかった状態を重視。「容体が安定していたとはいえず、搬送を決定した総合病院の判断に過失がある」と述べた。
判決後、男性の両親は「息子に報告したい。二度と同じ事故を起こさないでほしい」と話した。医療法人は「判決文が届いておらず、コメントできない」としている。
=2007/02/02付 西日本新聞朝刊=
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