SkyTeam / 2007.01.27 11:30 / 推薦数 : 7
この裁判が結局、日本の周産期医療を廃絶させるかの関ヶ原の戦い…なのは間違いありません。検察の起訴に到った経緯や不当逮捕の根拠は「裁判」となる以前に大きな疑問がありますし、本当に結果が悪ければ全て有罪というのなら、誰も危険な患者さんを救うために自分の医師生命を賭してまで手術などやろうなんて思いません。
そして、今の「魔女狩り報道」。裁判官は自分たちの判決によって患者さんサイドの救済しか考えていません、そのことによって「残りの多くの国民が医療砂漠の被害」を受けるなどと考えもしない…結局、目の前の書類の束だけで判断して、全体を考えない。困ったJBM医療全盛の暗黒時代続きそうです。日本の産科や小児科の未来に暗い影をさすばかりであると言えます。ぽち→
加藤被告、ミスなかったと断言 福島・大野病院事件初公判
「一人の医師として、信頼してくれた患者を死亡させたことに忸怩(じくじ)たる思いです」。福島県立大野病院(大熊町)で2004年12月、帝王切開手術中に子宮に癒着した胎盤を無理にはがし、女性患者=当時(29)=を失血死させたとして、医師が業務上過失致死などの罪に問われた事件。福島地裁で26日開かれた初公判で、手術を執刀した産婦人科医加藤克彦被告(39)は女性の死を悼む言葉を重ねながらも、過失はなかったと強調した。
加藤被告は開廷20分前の午前9時40分ごろ、主任弁護士に伴われて硬い表情で福島地裁に到着。法廷では身じろぎもせずに検察官の起訴状朗読を聞いた後、準備していた書面を読みながら約10分間、はっきりとした口調で手術の経過などを説明した。
この中で、加藤被告は手術前の検査や輸血準備から胎盤剥離(はくり)を試みた措置までミスはなかったと断言。胎盤剥離を断念して子宮を摘出した後も輸血によって女性の容体が安定していたことを明らかにした。
自信に満ちた口ぶりに変化が表れたのは、終わり近く。「安定していた血圧が突然、低下した。懸命に心肺蘇生(そせい)措置を行ったが及ばなかった」とわずかに声を震わせ、「亡くなられた女性のご冥福を祈ります」と2度繰り返した。検察側の冒頭陳述に対しては時折、気を静めるように肩で息を整える場面もあった。
女性の父親(56)は「娘はなぜ、死ななければならなかったのか。その真相が知りたい」と傍聴に訪れたが、終始うなだれたまま、涙をぬぐっていた。
河北新報2007年01月26日金曜日
兵庫県姫路市の姫路赤十字病院で、悪性リンパ腫だった9歳の男児が合併症で死亡したのは、治療上の過失や説明不足が原因として、遺族が日本赤十字社と担当医師に計約9400万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁は26日、計1000万円の支払いを命じた。
下野恭裕裁判長は、同病院が当時、血液疾患の治療方法などを共同研究する「小児白血病研究会」に参加していないという説明を医師が怠った義務違反を認定。
同研究会の参加病院であれば、蓄積された治療ノウハウの提供を受けるなど高度な医療を期待できることから、「説明があれば、参加病院で診断を受けることなどにより、死亡という結果を回避できる可能性があった」と指摘した。
判決によると、男児は1999年10月、同病院で悪性リンパ腫と診断され、同研究会作成の治療計画書に従った化学療法などの治療を受けたが、合併症による間質性肺炎で翌年10月に死亡した。
[2007年1月26日22時2分]
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