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「かかりつけ医が重要」 医療を考えるフォーラム

 昨年六月の医療制度改革法成立を受け、「明日の鳥取県の医療を考える県民フォーラム」(県主催)が六日、JR米子駅前の米子コンベンションセンター(鳥取県米子市)で開かれた。医療、行政関係者や市民約四百五十人が参加し、医療構造改革の狙いや今後の展開について理解を深めた。

 基調講演の講師は厚生労働省の辻哲夫事務次官で、演題は「医療構造改革の目指すもの」。パネルディスカッションでは、鳥取大学医学部の井藤久雄学部長がコーディネーターを務め、県内病院の院長や片山善博知事らが「これからの地域医療づくり」「生活習慣病対策」「高齢者医療の今後の姿」の三つのテーマについて語り合った。

 辻事務次官は、医療構造改革の狙いについて「医療制度はより良い形に整理しないと立ち行かなくなる」と説明。年間約三十兆円に上る国民医療費を抑制するために▽高齢者の入院期間短縮▽介護保険を活用した在宅医療の定着-が不可欠とし、気軽に相談できる「かかりつけ医」の存在や、地域連携を進めるために行政の役割が重要になると訴えた。

 渡辺病院の渡辺憲院長は高齢化の進展に伴い「治療よりも予防が重要になる」と述べ、多様化する医療ニーズに対応するために「かかりつけ医」が重要な役割を担うとした。

(日本海新聞2007/01/07)

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医療費抑制へ構造改革訴え 米子でフォーラム

 

 入院期間短縮や生活習慣病予防など医療構造改革をテーマにしたフォーラムが6日、米子市内であった。厚生労働省事務次官の辻哲夫氏が基調講演。「患者負担引き上げで医療費の伸びを抑えるには限界がある」と改革の意義を訴えた。

 辻事務次官は
他の先進国と比べても目立つ長期入院が医療費増加の要因だと分析。

 急性期医療を担う病院と回復期リハビリ病院が治療から機能回復訓練まで一体的なプランを作り、転院先探しや引き継ぎのロスをなくした熊本市での事例を紹介し、病院の連携による長期入院解消を呼び掛けた。

 生活習慣病の予防に運動や食生活改善を強調。年間に歩いた距離を競ってウオークを促す仕掛けや健康食のレシピ配布などの例を挙げ「指導、制限ではなく、文化としていかに市民に根付かせるかが鍵だ」と訴えた。

 医療関係者を交えた5人のパネルディスカッションでは、自治医科大教授の梶井英治氏が総合窓口となるかかりつけ医「総合医」の育成、定着を訴え「複数の専門医を受診する時間や費用を抑えられる」と説いた。

 鳥取県立中央病院院長の武田倬氏は妊婦の過剰なダイエットが生まれる子の生活習慣病の引き金になるとの説を紹介。「子どもの肥満防止だけでなく、若い女性も含めた啓発が必要」と訴えた。

 フォーラムは県が主催。約400人が聴いた。

(山陰中央新報2007/01/07)

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 厚生労働大臣の年頭所感といい、どうも「役人主導型の医療改革」は続くようですね。
 しかし、医療費高騰を「長期入院」のせいにしているけど、どっちかというと濃厚な急性期治療や延命治療があったり、医療技術の進歩についてこのお役人は無知なんでしょうか。
辻事務次官さんの主な主張はこちらで紹介しました。↓
 まだこれから続く、厚生労働省の主導による医療制度改革の行く末を案じつつ、日本医師会や病院団体などはどう対応するのか?という課題は常に残ります。ぽち→

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医療のあり方を国民の世論に=「財政危機」と「国民医療費」のあり方の議論を=
日本の医療制度のあり方をめぐり、「医療費削減」を行う国・厚労省からの「構造改革」の政策提示や「提言」があいつでいます。その論拠に持ち出してくるのは、いつも「高齢化社会で医療費が高騰してくるから」「国民... [続きを読む]
posted from 社会と医療=本音のカルテ= 2007.01.08 16:49

コメント

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長期入院の内容が重要でしょうね。退院できるのに退院できない状況とか、家庭で介護できない状況とか、そんなことをすべて、ひっくるめて考えていかなくてはいけません。
ところで「かかりつけ医」って、どんな定義なんでしょうか。
written by 龍の子 / 2007.01.08 10:01
龍の子せんせい>
 長期入院は自己負担の比率を高めるのは「政策」で決めるのはいいけど、やはり受け皿の準備不足でしょう。今後、介護殺人とかはやるのはいやですね。
written by SkyTeam / 2007.01.14 14:35

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