SkyTeam / 2006.12.23 08:41 / 推薦数 : 4
クリスマスなのに、当直でお仕事のために病院で働いている先生方、おつかれさまです。自分もクリスマスというと、看護師さんのために詰め所にチキンを差し入れしたり…とか急患のために呼び出しとかで、あまり覚えがないです。普通に勤務医をしているとデートで忙しくってという感じはなかったです。まぁ、強者の先生は、クリスマスイブにトリプルヘッダーとかいましたが…汗。
先日、こんな提言がなされていました。外資勢力が日本の医療市場にもっと参入したいからでしょうか?少し興味深いものがあります。
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日米フォーラム 医療制度で提言、「特級医師」の創設など
米国先進医療技術工業会と健康事業総合財団が主催する「日米メディカルフォーラム」は21日、日本の医療制度に関する提言書「医療の未来、日本の未来」を発表した。医師や患者の申請によって混合診療を認可する「医療の質管理機構」(仮称)の設置や、能力に応じた「特級医師」「1級医師」の創設を提案した。
提言書は、根拠のない医療を監視する機能を持たせた「医療の質管理機構」の設立を主張。治療の根拠を明確化し、医療機関の「はしご受診」を減らすべきという。また、患者や医師からの申請があれば、保険外診療を同機構で認定する制度を提案。混合診療を実施する病院や治療結果を同機構で公表する考え。
また、医療事故に関し、自動車賠償責任法に準じた仕組みの導入を提唱。保険制度の中で無過失であっても一定の補償を提唱。そのための公正な認定機関として「医療事故補償機構」(仮称)の新設を望んだ。
医療機関については、将来的に大学付属病院を廃止し、大学はセンター病院などと提携することを提言。大学病院を除く国公立系病院は統合し、大規模なセンター病院に組織換えするとした。センター病院は、多数の診療科と1000床以上の病床を抱えた総合病院で、地域の臨床の最高度医療などを受け持つ。診療所に関しては、病院との業務提携などの一定の条件を満たさない場合は、開業を認めない案を示した。
医師は、免許取得後10年までを「2級医師」、経験10年以降で「1級医師」、さらに高度な専門能力を持つ専門医を「特級医師」にランク付けし、専門医は、個人の歩合収入を認めると同時に、「指名料制度」も検討課題とした。
さらに、生活習慣病の予防や健康診断を病院以外で扱う「健院」「健康プラザ」といった機関の設置も明記。職場検診、地域検診を担う機関を、地域ごとに整理、統合、新設し、国・地方自治も関わる全国システムにすることを求めた。(Risfax2006/12/22)
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この提言通りになると、研修医や若手医師は、みんな1級や特級をめざすために、努力をしますね。研究とかで論文を書くよりも診療技術(論文作成能力も特別ですが…薄給ですからね)を磨いたモノが勝ち残るシステムですから。
まぁ、おおむねびっくりはしません。強いていうと衣の下から鎧が見えるけど(診療所の開設制限とか保険外診療を機構で認定制度)、こういう意見に対して、厚生労働省はどういう形で対応していくのか?
日医は簡単には受け入れないとは思いますが、患者さんサイドからしてみれば、ガンや心臓病の治療なら1級がいいだの特級がいいだの選べるのは良いことです(上乗せ診察料はもちろんとられますけどね)。ただし、貧者は2級しかかかれなくても仕方ない…という感じかもしれません。
まぁ、日本の制度を変える時期です、「こんな暴論ダメだ!」だなんて言わないで、念頭に置いて、未来の医療を語るというポジティブな態度で臨みたいものです。「マスゴミにやられた~」とか「康生労働省にやられた…」という受け身から来るネガティブな考えでは、次の時代には残れません。「患者さん」あっての我々です、患者さんが求める日本にふさわしい医療の形を…考えていきたいものです。ぽち→
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