まったく本当に…厳しい要求ですねぇ。え?研修医がちゃんと診療録を埋めてくれる?研修医の頃のSkyteamは、オーベンの先生のカルテが白紙同然でも、どんどん治って退院してったのを目撃していたので、出来た医師じゃなかったかもしれません(救急系だったし…あとであわて記載してました…汗)。それにしても…今はそれも許されない時代になりました。ぽち→
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カルテ改ざん/厳罰での対処は当然だ
カルテなどの診療記録改ざんに対して、行政がようやく厳しい対応を取り始めた。東京女子医大病院に勤務していた医師が先月、改ざんを理由に初めて保険医の取り消し処分を受けた。原則として今後5年間は、保険診療を行う一般病院で働くことはできない。
事故や責任の所在を覆い隠そうとする診療記録改ざんは患者や家族への背信行為であり、医療への信頼を失わせる。厳しい行政処分で臨むのは当然で、むしろ遅すぎたぐらいだ。
取り消し処分を受けた医師は2001年、東京女子医大病院で当時12歳の女児の心臓手術をチームリーダーとして担当した。女児は人工心肺装置の不具合によって亡くなり、2人の医師が逮捕された。
そのうち業務上過失致死罪で起訴された医師は一審で無罪になり、検察側が控訴した。今回、保険医取り消しになった医師は改ざんで刑法の証拠隠滅罪に問われ、懲役1年、執行猶予3年の有罪が確定している。
東京地裁の判決は改ざんを「医師の倫理にもとる言語道断の行為だ」「せめて原因を知りたいという(遺族の)願いを踏みにじった」と厳しく批判した。
刑事責任を問われるのはかなり異例だが、悪質で重大な結果をもたらした場合には証拠隠滅罪を適用されても仕方はないだろう。
診療記録改ざんの疑いは、これまでたびたび指摘されている。医師と病院の隠ぺい体質が要因だと言われてきた。治療のミスや事故を疑っても改ざんされ何の証拠もなくなったのでは、患者側はなすすべを失う。こんな理不尽なことが許されていいはずがない。
厚労省や各地の社会保険事務局は、仮に刑事事件にならなくとも悪質だと判断すれば処分する姿勢で臨むべきだろう。より効果的にするためには、医師法に改ざんへの罰則規定を設け、広範に対処できるようにすることを検討してもいい。
改ざんだけを理由にした保険医取り消しは初のケースで、基準はまだ明確にはなっていない。これから事例を積み上げ、処分の内容や判断基準を固めていくべきだ。
そのためには患者側から行政への情報提供が不可欠になる。カルテや看護記録、エックス線写真などは個人情報保護法によって本人らへの開示が義務化された個人情報に当たる。開示を求められれば、ほとんどの病院は原則としてコピー提出に応じなければならない。開示を求める際、患者側が使用目的を説明する必要はない。
不審な点があればすぐに開示を求めてチェックし、納得できるまで医師に説明してもらうべきだ。患者側も変わらなければならない。 河北新報2006年12月04日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2006/12/20061204s01.htm
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もっともらしい社説ですし、正論で戦えば…勝めなどありませんが…この社説の記者の方は、きっとこの社説を渾身一作で、この日にこの決まった字数の作文を作れば許されるから好きなことを話せるのだと思います。
ところが毎日、外来で四十人以上の患者さんを三時間あまりで診ることを要求される外来診療の場で、カルテの不備なんていっぱいありそうな気がします。実際に、自分のオーベンの医師は「外来カルテは見開き2ページで一年」って言って「血圧とくすりのDo処方」だけで数年が経過するというカルテを拝見したことがあります。
さすがに昨今はそんなことは許されないと思いますが、昔はカルテの記載なんてそんなものでしたし、一時間に20人診察される強者もおられたのですが、カルテの記載に神経をすり減らすような事態になっていないかと思ったりします。
かつて2~4週間ごとに患者さんをこまめに診察することが許された時は、病態の変化も少なくて良かったでしょうが、今は安定していると8週間とか処方する場合もあり、診察時間は電子カルテやオーダリングシステム導入でますます医師への負担は強まるばかり…外来は大変な時代ですね。
また以前であれば、カルテの記載に時間をかけられたのに今は入院期間が短縮化され、記載ペースにおいつかない(本当です、以前一ヶ月入院だったのに今は心筋梗塞は二週間で退院です)。これって記載をじっくりしないと「あとで追加修正はダメ」ってことですから…本当に大変じゃないのかなぁ。もちろん改竄は許されないでしょうが…時間が余っているとは思えません(当直明けのふらふらの頭で15行もたんたんと書くのも大変でしたし、説明文書も書いて渡して…)。
弱音をはいている場合じゃないか…いずれにせよ、診療の密度を上げるようにするしかないのですが、負担って増えるばかりで…どうしたらいいのやら(看護師さんは看護計画をじっくり練ってプリントアウトするだけでいいけど、医師は患者さんの急変や変化のあと落ち着いてから追記する方式です)。
それにしてもアメリカ脳血管内治療事情のTai-chan先生のような専門外来も大変だとは思いますが、「1日の外来患者は3名から6名で全て予約制」ということなので、一人一人にじっくり時間をかけることが可能で、ちょっとうらやましいです。
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http://blog.m3.com/Neurointervention/20061204/Outptient_Clinic__