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医療の「高コスト構造是正」策は「拙速」
自民・鴨下氏 諮問会議の民間議員提言に反論、「改革効果検証が先」

 自民党・社会保障制度調査会医療委員長に先月就任した鴨下一郎衆院議員が、本紙のインタビューに応じた。経済財政諮問会議の民間議員が医療・介護の高コスト構造を是正するための5ヵ年計画を年度内に策定するよう厚生労働相に求めたことについて、「まだ医療制度改革の途中なのに、次(の改革)をやろうというのは拙速だ」と反論。医療と介護が「高コスト構造」と名指しされたことについても、他のOECD諸国に比べ、日本の医療は「低コスト高パフォーマンス」とし、「今、軽々に高コストという判断はすべきでない」と主張した。

 小泉政権時代の前諮問会議の民間議員は、医療費の上限を設定する「総額管理」や一定額まで患者が自己負担する「保険免責制」の導入を求めてきた。政権が変わり、メンバーを一新した現諮問会議ではキーワードが「高コスト構造の是正」に変わった。

 鴨下氏は、総額管理は財政的視点に立った施策で、医療ニーズとは別の問題だったことや、保険免責制は受診抑制と同時に保険加入抑制がかかる危険をはらむことから「いずれも政治や世論の合意が取れなかったことで『高コスト構造の是正』の話が出たのだろう」と推測。「何をもって“高コスト”と言っているのかわからないが、医療については、必ずしも生産性だけの話では完結しない」と述べた。

 6月に成立した医療制度改革関連法で、10月から70歳以上の現役並み所得者の自己負担が2割から3割に上がった。08年度には、75歳以上を対象にした新たな高齢者医療制度を創設。さらに70歳から74歳の一般所得者の自己負担が1割から2割に上がる。鴨下氏は「診療報酬の3.16%のマイナス改定も含め、医療費削減においても衝撃の大きな改革のさなか。08年度くらいまではコストの評価はすべきでない。これ以上の削減では医療提供の社会資本が痛む」と警鐘を鳴らした。

 一方で、「個人的な考え」として、薬価制度の改革にも言及。約6兆5000億円の日本の薬剤費のなかで「画期的新薬は評価して、後発品がある長期収載品などは後発品並みに下げるなどメリハリをつける必要がある」と強調。08年度予算編成時に歳出削減を議論する際には「薬剤費削減はひとつの可能性」としつつも、製薬が「自動車、家電に次ぐ極めて有望な日本のリーディング・インダストリーになり得るという観点も必要」と述べ、一定の配慮も求めた。
(Risfax2006/11/27)

 

 割と自民党の代議士なのにまともなこと言うじゃん…ってことで調べると…

http://www.kamoshita.gr.jp/

鴨下 一郎

・昭和24年1月16日 足立区青井生まれ

・衆議院議員 東京13選挙区 当選5回 医学博士(心療内科医)

ウィキペディアでもう少し詳しい情報にアクセス。  
鴨下 一郎(かもした いちろう、1949年1月16日 - )は、日本の政治家自由民主党衆議院議員東京都足立区出身。
日本大学医学部卒。1993年総選挙で初当選。1996年には新進党より東京13区から出馬し、当選。1997年7月に新進党を離党し、同年12月に自民党に入党。2000年には自民党所属で同区から立候補し当選。2003年には選挙区での議席を失うが比例復活当選する。2005年総選挙では、再び選挙区で当選した。現在通算5期目。 2006年10月 党団体総局長に就任する。

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 やっぱしお医者さんだった…。こういう政治家を応援したいです。はい。別に、厚生労働省がきちんとした活動が出来てればいいのですが、医療を金儲けにしようという人ばかりで心配です。民主党でも自民党でも、共産党でもいいけど、医師の免許をもっている代議士さんに応援のコールを送りたいです(たぶん土建屋による箱モノ行政よりマシです)。
 国際的にみても国民の声で政治が決まるのは事実。しかし、国は「国民が望んでもいないこと(在宅医療推進とか医療費負担増)」を白昼堂々とやっているし、民間企業は自分たちの商売のために政治家や官庁に圧力をかけ続けていますが、そのために国民の健康が食い物になったりするのは…いただけません。
 国の政策を見誤らないためにも、やはりきちんとした人を国政に送る必要があるような気がします。そのためにはもう少し声を中央に送る仕組みが欲しいところですね。でも自分は選挙は行くけど献金はしたことないですが…。規制緩和は確かに必要ですが、わざわざアメリカの悪いところまで真似なくてもよろしい!ってダメかなぁ?ぽち→

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コメント

コメント一覧

民主党の人よりいいかも知れませんねえ.もう少し数が増えると言いのですが.超党派とか...

自民党は安倍さんが倒れても,小泉独裁政治が復活しないことを期待したいですね.
written by F / 2006.11.29 17:17
こんばんは。
医師議員の委員長がどこまで自民党内で正論をぶつけて、踏ん張れるかというところですが…。
正直、多数の声にかき消されてしまうのでしょうねえ…。
 
written by akagama / 2006.11.29 19:13
自民党内にも日本医師会ご推薦の宮崎某とか、武見某とか、いっぱい医療系議員はいるはずですが、こういう正論を言う議員はまずいない。結局大勢の中の部品になり果ててますね。正直言って、医師会に所属すると自動的に自民党後援会に入らされるシステムも止めて、自由に応援先を決めて欲しいです。(本当は憲法違反のはずだし)
共産、民主の医療系議員に期待をかけています。
written by pochi / 2006.11.30 16:45
おはようございます
確かにこのような方に音頭を取ってもらえるとうれしいのですが(厚労省も)

先ほど調べていたのですが、OECDデータで人口当たりの医師数も看護師数も減ってますね。今年。
以前は横ばいだったのに・・・。対GDP比も減ってます。

この国の医療のためにも頑張ってほしいです。
written by アンフェタミン / 2006.12.02 10:11

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