実は東京こそ医療崩壊がひどいんですね。
新小児科医のつぶやきのYosyan先生の最新の記事を読むと本当に大丈夫かと思ってしまいます。
東京の周辺部に広がる医療過疎地(千葉、埼玉など)は元からあったのですが、それは東京がある程度引き受けて来たから良かったのですが、肝心の都市部周辺でもいよいよマズイ事態がやってきているようですね。
このまま放置していくと、どうなるんでしょうかね?今以上にマスコミはバッシング?治療が間に合わなかった患者さんの遺族は?まぁ、いろんな可能性が開けるかもしれませんな。看護師の次は医師の門戸開放も進むでしょう。しかし、魅力があるのならともかく、待遇などで魅力がないとなれば、なかなか一流の人は集まりません。さてどうなるか?
8/21の上記の記事で、国立病院の定員不足のために赤字が大きくならないために、短期間の医師の派遣を行うという話しを載せましたが、実際にやっておみえのようです。しかも大阪-->東北まで派遣(まぁ、東京から北海道の東の果てまで派遣していた医局があるくらいだからいいのか?)。お疲れ様です。そういう努力でギリギリ保っているというのをマスコミは知らない。また、救急体制の不備が国や地方自治体の怠慢のおかげで生じているにもかかわらず「満床を理由に断った病院は「救急指定」の看板おろせば?」ってご意見もあるようで。
えぇ、そうしたいところですね。医師不足の折、これ以上、現場の負担で医師がさらに立ち去るのは避けたい所です。それをマスコミはお許し下さるのでしょうか?さて。
メールマガジン「法円坂」No.64(2006/10/17)より
(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
眼科の先生による--->米沢病院応援記
その前に院長先生からのメッセージに下記のような文章がありましたので載せておきます(タイトル拝借いたしました…お許し下さい)
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○ 病院から医師が消え看護師も消える
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(前略)
…医師が消え、看護師が消え、病院が消滅して行こうとしています。
医療費削減を意図した政策の一端であるとすれば、混乱を招くことを最小限にしながら、また患者さんに余計な不安感を招くことなく、医療体制を変えて行くべきと考えます。
「看護師需給見通し」も「診療報酬改定」も厚労省が管轄する非常に重要な任務です。本来は、この上位の看護師配置基準を設定するに当たって、前もって、看護師需給見通しから看護師養成所における増員の必要性を検討しておくべきです。
看護師養成には最低3年を要します。おそらくドイツであれば、このような形での政策をとることはないであろう、と思 います。
もっとも、病院の倒産をも容認しつつ病院の2極化をはかり、急性期病床数(*)を減らしてゆく意図の元におこなわれているのであれば、このような形になるのかも知れません。
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いずれにせよ、厚生労働省も地域医療崩壊がここまで進むとは思ってなかったようですが、都心部での砂漠化進行は、問題が根深いということの現れだと思います。今年の春に研修医になったばかりの医師の卵の中にも、すでに魔女狩り報道と国民の無理解に嫌気がさして、「医師以外」の道を模索しようか考え出している者もいます 。
結局、現場の過酷な労働環境にもかかわらず、改善する方向性が見えないので、未来が見えてこない。優秀な人材はどこでも求められます。お金儲けを考えたら、銀行や証券会社の世界に流れていってしまいます。
これをどうやって止めるべきなのか?それともこの流れは放置してもいいのでしょうか?国民全体の問題だと思いますが、マスコミは「報道」という名の「魔女狩り」(犯人捜し)だけで満足されているようですし、政府は地方自治体に丸投げしてしまい…何もやってません。今後の見通しが明るくなるようになって欲しいのですが、自分のような元勤務医の立場では「無理せずがんばれる範囲で頑張ってください」としか言えません。
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