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2006.10.25 09:00 |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  SkyTeam  | 推薦数 : 1

DPC導入で再入院率上昇

DPC分科会 抗がん剤による化学療法などで再入院率上昇

 中医協の診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」(分科会長=西岡清・横浜市立みなと赤十字病院長)は18日、2005年度までのDPC(診断群分類別包括評価)対象病院と試行的適用病院、調査協力病院の中から特に再入院率の高かった病院からヒアリングを行った。7病院の実態からは、抗がん剤による入院化学療養や「片目ごとの白内障手術」のほか、「週末だけの退院」、高齢者の多い地域性などが、再入院率を押し上げる要因として浮かび上がった。

 DPCでは、継続して入院させるより再入院させた方が収入が上がるため、意図的な退院・再入院がモラルハザードとして指摘されている。この日は、国立がんセンター中央病院(05年度再入院率23.6%)、日鋼記念病院(26.2%)、南風病院(25.9%)、埼玉医科大病院(12.8%)、埼玉協同病院(9.2%)、市立旭川病院(18.1%)、赤穂中央病院(9.7%)の7病院からヒアリングを行った。

 抗がん剤治療の特殊性を指摘したのは国立がんセンター中央病院の高上洋一薬物療法部長。「経営よりも科学的妥当性でインターバルを設定している」と述べ、望ましい化学療法を追求すれば、自然に計画的な再入院は増えるとの認識を強調した。

 白内障手術が主な要因だったのは、埼玉協同病院と赤穂中央病院。特に埼玉協同病院は退院して3日以内に再入院するケースが多かった。同病院では、1泊2日の入院で右目を手術して退院した後、再び同じ週に1泊2日の入院で左目を手術する例が多いという。

 一方、日鋼記念病院の勝木良雄院長は「高齢化率の高い地域にある基幹病院のため、さまざまな疾患を抱えた高齢者が多く搬送され、予期せぬ再入院が多くなる」と述べ、再入院率の高さの一因として高齢者の多い地域性を挙げた。

日刊薬業2006/10/20 

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 結局、新制度とはいえ、万能じゃないってことです。費用の面からみても、入院はコストだから通院で化学療法とか、日帰りの検査や日帰り手術の導入が流行っていますが…結局、現場はそのために朝から晩まで入退院の手続きに追われているのが実態。そろそろ限界じゃないのかなぁ?もっと短くすると加算がされたとしても、今度は稼働率が下がるし…まぁ、スタッフが充足していればいいけど、スピードアップ&効率化には限界がある。

 そしてDPCでかえって医療費が増える傾向にあるのではないかと思うのですけどね(もちろん、係数を全て1にして平等にすれば減るけど…)。

 

 今後、DPC導入を急性期病院には推進する立場の役所は普及させようとするでしょうが、問題はそのあとになって「はしご」を外したりしないか…ですね。いずれにせよ、今後も見守りが必要な項目です。

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