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Doctors Blog

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 最近、紙面をいくつか健康ネタが出てたので、ちょっと考えてしまいました。さてどれを優先すべきでしょうか?
以下、Bioday.comより引用です

野菜・果物ジュースはアルツハイマー病を防ぐ

2006-09-03
ワシントン州King Countyの日系アメリカ人1836人を対象にした10年間の追跡調査で、果物・野菜ジュースを1週間に3回以上飲んでいた人は1週間に1回未満であった人に比べてアルツハイマー病に76%なりにくいという結果となりました。

アルツハイマー病の病理において、Aβペプチドは過酸化水素を介して酸化的損傷をもたらすと示唆されています。食事中に最も豊富な抗酸化物質であるポリフェノールの多くは過酸化水素に対抗しより強力な神経保護作用を有します。その効果は抗酸化ビタミン剤を上回ります。

この試験では、1992-1994年のベースライン評価で痴呆を患っていなかった1836人をプロスペクティブに2001年まで追跡調査しました。

この結果、ポリフェノールを高濃度含む飲料である果物・野菜ジュースの摂取頻度が1週間に1回未満であった人に比べて果物・野菜ジュースを1週間に3回以上飲んでいた人のアルツハイマー病のハザード比は0.24でした(95%信頼区間、0.09-0.61)。

この負の相関はアポリポタンパク質Eε-4アレルを有する人やあまり体を動かさない人においてより強く認められました。

‥> Article
Fruit and Vegetable Juices and Alzheimer’s Disease: The Kame Project. The American Journal of Medicine. Volume 119, Issue 9 , September 2006, Pages 751-759

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=14895&CFID=1218&CFTOKEN=e209a64bc904ec4c-BC05EF08-B7A2-2BB6-770479FC3F88D86C

◇緑茶を飲む日本人は長生きする

Green Tea Consumption and Mortality Due to Cardiovascular Disease, Cancer,
and All Causes in Japan: The Ohsaki Study
JAMA 2006;296 1255-1265

この文献は、ベースラインにおいて脳卒中、冠動脈疾患、癌の既往が認められなかった40-79歳の日本人40,530人を最大11年(1995-2005年)追跡調査し、緑茶の摂取量と全死亡率または原因別の死亡率の関連を調べた結果を報告しています。

試験の結果、緑茶摂取量と全死亡率の低下に有意な逆相関が認められました。同じく、緑茶摂取量と冠動脈疾患による死亡率に有意な逆相関が認められました。しかし緑茶摂取量と癌による死亡率に有意な相関は認められませんでした。 


Green Tea Consumption and Mortality Due to Cardiovascular Disease, Cancer, and All Causes in Japan
The Ohsaki Study

Shinichi Kuriyama, MD, PhD; Taichi Shimazu, MD; Kaori Ohmori, MD, PhD; Nobutaka Kikuchi, MD; Naoki Nakaya, PhD; Yoshikazu Nishino, MD, PhD; Yoshitaka Tsubono, MD, PhD; Ichiro Tsuji, MD, PhD

JAMA. 2006;296:1255-1265.
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 日本のスタディです。さて「お茶」買ってくるかぁ…。ちょと気になったので、野菜ジュースとか緑茶よりも、現代人に不足しがちな睡眠をちょっとBiotodayで見てみるといっぱい話題がありました。やっぱり睡眠って大事なんですねぇ。

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睡眠時無呼吸の中年は冠疾患を起こすリスクが高い

2006-09-03 いびきをかく平均年齢49歳の中年(いびき中年)308人を対象にした7年間の追跡調査において、閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSA)を有するいびき中年(OSAいびき中年)は冠疾患を起こすリスクが高いという結果となりました。

追跡調査の結果、OSAいびき中年(105人)の16.2%(17人)が冠疾患と診断されました。OSAではないいびき中年(203人)の冠疾患診断率は5.4%(11人)でした。

多変量解析の結果、ベースラインでOSAと診断がある人は冠疾患を発現するリスクが高いと分かりました。

また、OSAいびき中年のうち、治療が不十分なグループ(65人)での冠疾患発現率は24.6%(16人)、十分に治療を受けているグループ(26人)での冠疾患発現率は3.9%(1人)でした。

OSAの効果的な治療はこの冠疾患リスクを低下させました。

この結果から、治療が不十分な睡眠時無呼吸の中年は冠疾患を発現するリスクが高いと分かりました。


‥> Reference
Sleep apnea in middle age raises heart disease risk / Reuters

‥> Article
Increased incidence of coronary artery disease in sleep apnoea: a long-term follow-up. Eur Respir J. 2006 Sep;28(3):596-602. Epub 2006 Apr 26.

睡眠呼吸障害患者には不整脈が多い 

2006-04-18 睡眠呼吸障害 (SDB: sleep-disordered breathing) 患者228人とSDBではないコントロール群338人を対象にした調査で、SDB患者には不整脈がより多く認められると分かりました。

SDBは、睡眠中に何度も呼吸が10秒以上止まる病気です。

SDB群とコントロールでの心房細動、非持続性心室頻拍、複合心室性期外収縮(非持続性心室頻拍、二段脈、三段脈、四段脈)の発現率はそれぞれ4.8% vs 0.9%(p = 0.003)、5.3% vs 1.2%(p = 0.004)、25% vs 14.5%(p = 0.002)でした。

年齢、性別、BMI、冠動脈疾患の有無などを考慮した上でSDB患者の不整脈リスクを解析したところ、SDB患者はコントロールに比べて心房細動、非持続性心室頻拍、複合心室性期外収縮をそれぞれ4倍、3倍、2倍起こしやすいという結果となりました。


‥> Reference
Patients with severe sleep-disordered breathing have high odds of abnormal heart rhythms / EurekAlert

‥> Article
Association of Nocturnal Arrhythmias with Sleep-disordered Breathing. American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine Vol 173. pp. 910-916, (2006)

睡眠時間が少ないと肥満になる

2004-11-18 1982-1984年、1987年に実施されたアメリカのNational Health and Nutrition Examination Surveyに参加した32-59歳の6115人を対象にした調査で、睡眠時間が少ないと肥満になるという結果になりました。

North American Association for the Study of Obesityの年次総会で発表された研究成果です。

正常な睡眠(7-9時間)の人に比べて、睡眠時間が2-4時間、5時間、6時間の人はそれぞれ73%、50%、23%肥満になりやすいという結果となっています。一方10時間以上眠る人は肥満に11%なりにくいという結果となりました。

2004年11月のJournal of Clinical Endocrinology and Metabolism誌には別の研究者等によって、睡眠時間が減ると食欲を抑制するホルモン・レプチンのレベルが低下するという研究成果が発表されています。


‥> Article
Leptin levels are dependent on sleep duration: relationships with sympathovagal balance, carbohydrate regulation, cortisol, and thyrotropin. J Clin Endocrinol Metab. 2004 Nov;89(11):5762-71

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