| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | |||||
| 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
| 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
| 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
尾鷲市との契約延長交渉が決裂した尾鷲総合病院の男性産婦人科医(55)が、本紙の取材に応じ、一年間の勤務状況や契約の経緯、現在の心境などを語った。(鈴木龍司)
-一年間を振り返って
妊婦や助産師との信頼関係ができつつあっただけに交渉の決裂は残念。百五十人を超える赤ん坊を問題なく出産させてきたし、休みも年末の二日間だけだった。そんな中での四千八百万円への減額提示は、医師として許せなかった。
-五千五百二十万円という報酬額が話題になったが
金額は私も高いと思う。しかし、産婦人科医が減っている今、地方が医師を確保しようと思ったらこれくらいは払わないといけないというメッセージにはなった。この金額の倍もらっても行かないという医師もいる。
-産婦人科を一人で切り盛りしてきたが
産婦人科の仕事が大変なのは覚悟しているので、体力的には問題なかった。だが、契約時の約束では、三重大からの応援医師が来るので毎週の土日曜日休みは保証できるとのことだった。
-昨年の契約の経緯を教えてください
昨年七月半ばに、伊藤允久市長と初めて会った。三十一日の夜中に市長が電話で「明日の市議会で医師を発表しなくてはいけないので何とか頼みます」と言ってきた。開業していたので考えたいこともあったが、そこまで言われたら医者としては断れなかった。
-後任の医師確保も難航しているようです
私との契約も急場しのぎでさまざまな問題点が出た。市長は「緊急避難的措置で高額報酬になった」というが、私はつなぎ役だったのかと思えてくる。大切なのは、妊婦が安心してお産できる環境をつくること。私との交渉の過程でも、市が妊婦や市民の声を聞いていれば違う結末になっていたかもしれない。
◇報酬は2800万円が上限 市長説明
尾鷲総合病院の産婦人科医との契約が延長できなかった問題で、尾鷲市は十五日、医師が引き上げる十月以降の後任が現時点で見つかっていないと発表した。
伊藤允久市長は市議会生活文教常任委員会で「複数の医師と接触し、前向きな感触を得ているが、着任してもらえるというところまでは達していない」と説明した。
現在の医師は九月末で退任の見通しだったが「医師のご厚意で、十月十五日まで業務を延長していただけることになった」とした。しかし、十五日以降の後任が見つからなかった場合は休診せざるを得ないという。
市議からは「後任が見つからなかった場合、出産予定者に補助金を出すなどの対策はしないのか」などと質問。市は「補助金は考えていない。医師が個別に紹介状を書いて対応する」と答えた。
委員会終了後、現時点で接触している医師の報酬額について伊藤市長は「病院職員の給与ベースに、各種手当や少子化対策などの名目を加え妥当な金額を支払う」とした上で「二千八百万円くらいが上限になるのでは」との見通しを示した。 (鈴木龍司)
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060916/lcl_____mie_____000.shtml
----------------
お疲れ様でした。こういう産科医を「おらが村の病院も…」という強引なやり方は難しくなるでしょうね。時代の流れを読むというのは必要だと思います。無理なく、安全なお産ができる体制を考えれば集約化の流れは必然です。
今後とも見守っていきたいですね。
固定リンク | コメント (1) | トラックバック (1)