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[医師のキャリアパスとしての医系技官] でとりあげましたが、公衆衛生で活躍されている先生が医学界新聞に投稿されていました。ちょっと一部掲載させていただきます。  
 http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2006dir/n2698dir/n2698_05.htm
医学界新聞第2698号 2006年9月11日

【寄稿】

公衆衛生のキャリアパス

柏樹悦郎(関西空港検疫所長)

どうしてどこも足りない?

 いま空港の検疫所長をしていて,いちばん頭の痛い問題は医師の確保である。従来,関西地域の医学部の公衆衛生学教室や予防・社会医学教室のご協力を得て医師を紹介してもらったり,またホームページで公募したりしているが,なかなか充足できずにいる。よくよく考えると,このような状況はこれまでの仕事のなかで,保健所医師の確保の件でも経験したし,また途上国に派遣する国際協力専門家確保のことでも経験した。

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 詳しくは紙面に参照して頂くとして、公衆衛生については学生時代や大学院時代で少し知っているのみで、あまり知らないのですが、実際にどれくらい募集しているかという問題はありました。大学医局から一部は派遣を受けているようですが、なかなか確保が難しいようです(というかジッツでもない所に医師を派遣するのが無理な時代ですから)。

 探してみますと、厚生労働省のホームページやuminのホームページには募集が出てたりしますが…なかなかアピールできてないように思いました。また国際医療にも貢献できるという意味では、アピール不足でしょうね。

 

↓関西空港検疫所支所医師募集

 http://www.forth.go.jp/keneki/kanku/boshu_0606.htm

↓成田空港検疫所医師募集

http://www.forth.go.jp/keneki/narita/ishibosyuu20060612.html

↓福岡検疫所医師募集(給与など詳しい)

http://www.forth.go.jp/keneki/fukuoka/contents/soumu/saiyo/060815iryousyoku-saiyo.pdf

 

 今、WHOの事務局長の後任に日本政府は尾身茂WHO西太平洋地域事務局長の推薦をしているのですが、こういう人に続くような人材の育成の場として公衆衛生は大いに期待されるのですが…実際にどうなんでしょうか?学生に不人気?なだけではなく、実際の業務がなかなか見えてこないという問題もあるような気がします。

 検疫所も厚生労働省から外れた感じで…例の「お役所の掟」という著作が生まれた職場でもあります。医師がそのお役所の文化との軋轢に悩むようでは…あとに続くようにはなかなか共感を得るためには、やはり医師にキャリアパスを提示して地道に訴えて行くしかないですね。

 

 お役所の掟―ぶっとび霞が関事情

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062562057/sr=8-1/qid=1157988224/ref=sr_1_1/503-9556621-3936756?ie=UTF8&s=gateway

 

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 検疫所の業務、実際は募集要項の通りでは有りません。 某検疫所のサイトに上がっていた給与の目安、実際の支給額は15年目位で月額にして約10万程少ない額しか支給されません。

 また、募集要項には、9-17時勤務で土日祝日が休みの様に書いてありますが、実際にはシフト制で祝日は休みにならず、土日の休みも中々取れないと、世間一般での公務員の勤務体系を期待すると大いに落胆すること間違い有りません。

 只でさえ臨床での勤務医の約半分~2/3と年収が少ないのですから、せめて休みは普通の事務系公務員並みに取れるようにならないと、長く勤めようと言う気にはならないですよ。
written by 退役内科医 / 2007.11.02 23:46

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