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 8/29夜で、10万ヒットとなりました。本ブログがはじまったのは5月26日でした。開始後3ヶ月を経過し、幸いに好評なのか?たくさんの方に読んでいただいております。いろいろと読者の方々のコメントや応援いつもありがとうございます。

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 医療を取り巻く今の現状は厳しく、医療をめぐる報道はどうしても現場で働く医師や医療従事者には、批判的であります。しかし医師にとってみれば、毎日一生懸命にやっていて、マスコミの報道がどんなに偏向していても、現場を離れずに黙々と診療を続けておられます(というのも横浜の産院への助産師問題でも、肝心の助産師の声が全くといって聞こえてこないのはどうしてでしょうか?助産師の教育問題や偏在についてもほとんどふれないマスコミ各社…不勉強に違いないと思います)。
 医療訴訟についても患者さんの声を取り上げることも確かに大切なのかもしれませんが、大野病院の件を見ると、今後の医療が萎縮医療に向かう、あるいは防衛医療に向かうように仕向けているようにも見えてしまうのです。今後、周産期をめぐる問題で、産科が廃絶に近い状態に向かうのは必定です。さらに国の導入を検討している免責補償制度の負担を産科医にひっかぶせようというのは「未来の産科医」をも減らそうとしているのか?と思ってしまいました。
 現場の医師が経験の上で、最善をつくしてもなお、結果が悪ければすべて厳罰に処せよという声は明らかに行き過ぎです。こういう現状をきちんと報道してくれる記者がいないものか?と思いながら、今日もブログを書いております。 今後ともよろしくお願いします。
↓Defensive Medicine(防衛医療)については下記参照
〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 第4回
医療過誤訴訟の恐怖が医療そのものを歪める

http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2002dir/n2487dir/n2487_02.htm

   さて、アンフェタミン先生の眠らない医者の人生探求劇場・・・・(薬はやってません)病院の集約化とアクセス障害でも明らかとなったように、いよいよ公立病院の維持が困難となってきた北海道が、病院の再編に乗り出したようです。今後20年で、人口の100万人減少が見込まれている北海道全体としてはやむを得ません。問題は、アクセスを犠牲にするだけで済むのでしょうか?痛みはそれだけですまないような気もします。自治体病院の数やベッド数を減らすことは結局、地域住民の健康不安が進むだけでなく、代替施設のない地域では、新たな出生もなく、過疎がどんどん進むと考えられます。
 道としてはやむを得ない選択でしょうが、住民の札幌集中の傾向がさらに強まるような気もします。マスコミの報道は「医師の立ち去り」が全国各地で生じているのをあたかも、その地方の問題としてしか取り上げていないのが気になります。地方に丸投げの厚生労働省のやり方も気にかかりますし、まったく問題にしようともしない国会議員さんなども困ったモノです。地域住民の代弁者という名の土建屋のお友達にしか過ぎないのでしょうか?もういくら騒いでも仕方ないのかも知れませんね。
 このまま、一度完全に崩壊してみて分かるのかと思います。医師が30時間以上不眠で働いていて、休みが満足にとれずにいることを知っていて全く報道せず、医療ミスがあるたびに、ことさら騒ぐマスコミの取り上げ方をみていると、究極、そこまで到らねば何も変わらないというのを認識しております。その日がそしてそれほど遠くない日にやってくるのではないかと考えてしまうと、自分が診させて頂いていた患者さん一人一人がどうなってしまうのか?と心配でもあります。

 

蛇足:プレゼントという名のおまけ

 どんな記事がいままで好評だったかをランキングにしてみます。一番訪問していただいた日に掲載されたのは [勝ち組@開業医セミナー][現代版魔女狩り]防止装置になるのか?[小児救急電話相談]普及はまだ道のり半ばだったのですが‥2563人の訪問でした。つたないレポートにもかかわらず、たくさんの方に読んでいただきありがとうございます。1日2000名を越えた日(7月は一日もありません)についてタイトルと人数を報告いたします。

8/10:2376人

 [塗り絵@産科廃絶地獄絵図]8割の病院で不足

 [厚生労働省もマスコミも知ってても言わない]恵まれた日本の事情]

8/17:2265人

 地方での入院制限&入院休止

8/22:2563人

 [勝ち組@開業医セミナー]

 [現代版魔女狩り]防止装置になるのか?

 [小児救急電話相談]普及はまだ道のり半ば

8/25:2024人

 [厚生労働省、次の一手]研修医の次は…

 

 でした。それぞれの日付の記事のタイトル覚えてみえますでしょうか?。ご参考までに訪問者の推移のグラフも提示しておきます。これはm3.comの提供してくれるグラフを縮小したものです。
 分析すると、土日は訪問者は少なめ、平日の月曜から水曜あたりがピーク(病院の先生方はとても忙しいはずなのですが‥)、一日あたりの訪問者は3時間ごとに集計されていく様子を観察すると、昼間よりも夕方から夜12時までの訪問者が多いようです。もっとも、タイトルによってはぜんぜん伸びない時もありますし、お盆休みなどは落ち着いていたところをみると、病院の先生方よりも開業しておられる先生方が診療の合間に見ておられるのが…多いのかな?と推測いたしております(あくまで個人的分析です)。いつもコメントなどありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

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コメント

コメント一覧

おはようございます。
10万ヒットおめでとうございます。

小泉さんは官から民へと言い公約を果たしたように、言っていますが、現実には自分たち(官僚)を守るように民から民へ移行しただけだと思います。議員の利権を守るためには、国民に犠牲になって貰おう。その為には、手段を選ばず病気や怪我をすれば、どんな事をしても金は出すと読んでいるでしょう。一番先に目をつけられたのが厚労省。次に文部省あたりかな?と思っています。教育にお金をかける人もいますので・・・。

マスコミが行政よりの報道を止めない限り現状は変わらないかもしれませんね。一度リセットしてみるのも良い機会かもしれません。あくまでも私的見解ですので。
written by コロコロ / 2006.08.30 09:49
コロコロさんへ>
 いつもコメントありがとうおgざいます。マスコミは政府の方針を伝えるのが仕事の一つなので、行政よりになっても仕方ないのですが…次の総理になるお三方からはあまり福祉政策について発言をきかない(勉強不足のせいもありますが)ので今から心配です。小泉さんがやったことを後追いするだけであれば、患者さんにとっては大変なことになりそうな気がしますけどね。文部科学省ですか?何も大切なところに手をつけなくてもいくらでも減らせると思うのですが>ハローワークとか農林水産省の統計屋さんとか。
written by SkyTeam / 2006.08.31 03:05
おはようございます。

10万ヒットおめでとうございます。いつも読んでいて思うのですが、すごい内容量でいつも脱帽しております。


たいてい携帯からですが、毎日読んでおります。これからもよろしくお願いいたします。
written by アンフェタミン / 2006.09.01 06:14
10万ヒットおめでとうございます。
明日から夏休みの私のブログが、抜かれるのも時間の問題かと。
先生の、その情報量、分析力には脱帽です。
先生のブログに抜かれるなら、本望って感じですね、ホント。

私のブログも、開設時から土日はアクセス数が少ないんですよ。
理由は、他の医者がたくさんブログの記事を書くから、新着記事って所からすぐ消える。
だから読者がいろんなm3.comのブログに分散しているから、と分析しているんですが。
いかがでしょうか。

今後とも、よろしくお願い致します。
written by Dr. I / 2006.09.02 01:30
アンフェタミンせんせい>
 こちらこそ、いつもありがとうございます。情報量が多すぎて迷惑かなぁって思ってしまいます。分析が追いつかないので少しセーブしようかと考え中です。
Dr.Iせんせい>
 こちらこそ。先生のように現場の先生の声が一番、みんなにわかりやすく伝えるという求められている事だと思います。これからもよろしくお願いします。
 土日はやはり家族とか研究会など忙しいのでしょうね。他にするべきことが多いですよね…医師って。
written by SkyTeam / 2006.09.02 21:38

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