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Doctors Blog

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市立根室病院への産科医派遣 北大、8月末まで

  2006/07/22 00:18  【根室】根室市は二十一日、北大から市立根室病院の産婦人科に通年体制で行われている非常勤医師一人の派遣が八月末で打ち切られると発表した。同市内には産婦人科の民間病院がなく、妊婦は根室管内別海町や釧路市など他都市での出産を迫られることになる。

 北大は現在、同病院に産婦人科医一人を数日交代で派遣しているが、四月の教員会議で、産科医療の安全確保のため産婦人科医の一人体制を解消し、医師集約化を進める方針を決めていた。九月以降、市立根室病院には釧路赤十字病院から週二回、非常勤医師が派遣されるが、入院や分娩(ぶんべん)はできなくなる。また、現在は週一回、釧路市医師会病院か旭川医大から市立根室病院に派遣されている消化器科の非常勤医師も十月から派遣打ち切りとなることが発表された。 (北海道新聞)

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 根室市って最寄の大都市、釧路から遠いんです。一度だけ行った事ありますが、JR根室本線でも二時間はかかります。こういう地区の妊娠はとてもストレスでしょうが、福島県のような悪夢を招かないためにも、集約化は免れないでしょう。

 困った事に、検察も政治家もマスコミも医者のせいにするのは得意ですが、本当のことを知らないで気軽に宣伝なさる。産科医が悪いのでもなければ、病院が悪いのでもない、日本の財政を悪化させた政治家と官僚が、自らが築いた不良債権の山を目の前にして、真っ先に「医療費」を削ったということ。これが真実です。政治家は土建屋からの票がほしいし、官僚は天下り先もほしい。だから土建屋は大切にされている。

 残念ながら病院の建物だけ立派なのを作っても、そこで働く人たちを大切にしてこなかったツケを、日本国民が払う羽目になっているのです。ノーモア土建屋政治!

 ちなみに、根室や釧路に地盤をおいている旧自民党政治家で超有名なのがこの方でもあります。

http://www.muneo.gr.jp/flash.html

 彼のお膝元でこういう状況ですから、もはや、猶予の時はないと考えるべきでしょう。きっと外務省とバトルしたり色々と忙しいでしょうが、そのうち彼にとっては、「医者を防衛庁から調達する」のが大切な仕事になると思います。

 

 さて、立ち上がった医師についてはご存知かもしれませんが、ドイツでは今年の5月から大学病院を中心として医師がストライキ中です。えぇ、医師の待遇が改善されないために、堂々とやっているようです。こういう元気さが今の医師にはなく「立ち去り型サボタージュ」がはやっているので、風土の違いかもしれません。日本の医療制度のめっちゃくちゃになったのを直す元気が医師会にはないので、もうすこし一般の先生方も声をあげてもいいかもしれません。

 

 ドイツで大学病院医師ストライキが続いている

http://kkrsasebo.blog.ocn.ne.jp/blog/2006/05/post_4775.html

ドイツ大学病院医師ストライキのその後と当院の小児科、産科医療の問題

http://kkrsasebo.blog.ocn.ne.jp/blog/2006/07/post_b213.html

 

 このブログの筆者は国家公務員共済組合連合会に属する病院の院長先生です。あの虎ノ門病院と同じ経営母体です。この病院に勤務する医師の派遣は5つの大学に依存しているそうで、大学医局との人事をめぐっての交渉が大変な様子がうかがえます。 必読です。

 

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 BioToday(http://www.biotoday.com/)というニュースサイトがあります。毎日のように最新の医学情報が掲載されております。今日、興味を引いた論文を一つご紹介します。 

特に社会的に低層の男性は喫煙で死んでいる

2006-07-22 多くの国で、男性の死亡率は社会階級によって異なっています。また、社会的地位、教育、収入の低い男性の方がよくタバコを吸います。

イングランド、ウェールズ、カナダ、アメリカ、ポーランドの35-69歳の男性を対象にした調査の結果、社会的階層が最も低い男性グループと社会的階層が最も高い男性グループの死亡率の差の大部分は喫煙が原因となっていると分かりました。

研究者等は、イングランドとウェールズ、アメリカ、カナダ、ポーランドの男性を3つの社会階級に分けてそれぞれの死亡率を割り出しました。この結果、社会階級が最も低い男性のほうが社会階級が最も高い男性よりも死亡リスクがおよそ2倍高くなっていました(それぞれの国の最下層と最高層の男性の死亡率は21% vs 43%、20% vs 37%、21% vs 34%、26% vs 50%。4カ国の平均は22% vs 41%。4カ国の平均絶対リスク差は19%)。

また、社会階級が最も高い男性と最も低い男性の死亡率の差の半分以上は、喫煙によって殺されるリスクの差に起因していました(それぞれ4% vs 19%, 4% vs 15%, 6% vs 13%, 5% vs 22%。4カ国平均は5% vs 17%。4カ国の平均絶対リスク差は12%)。

それぞれの国の最下層の男性の全死亡のおよそ半分は喫煙に起因した死亡で占められていました。



‥> Article
Social inequalities in male mortality, and in male mortality from smoking: indirect estimation from national death rates in England and Wales, Poland, and North America.The Lancet DOI:10.1016/S0140-6736(06)68975-7

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 税金のために国策会社JTが売っている合法毒物「タバコ」は社会的に低い階層の男性の寿命を短くしているというのは、前からそうだろうなと思ってましたが、世界的な雑誌に論文が出て立証されてしまいましたね。
 個人的にはJTさんに海外事業のホームページと日本向けのホームページの有害性の広報が違うのはどうしてかということでしたが、これにもう一つ加わりましたね。

 

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