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Doctors Blog

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[療養病床の黄昏]介護地獄はこれから

SkyTeam / 2006.07.12 08:52 / 推薦数 : 5
  
 療養型病床についてはそろそろ問題が報道されるようになってきました。  

  7割、退院めど立たず医療療養病床削減問題 

 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006071200045&genre=O1&area=K00 
 これについては全国保険医団体連合会のホームページで詳しい状況がアンケート結果でも浮かび上がっています。  

http://hodanren.doc-net.or.jp/news/unndou-news/060703miyagi-ryouyou.html

軽度の患者でも「退院無理」が8割--宮城協会、療養病床アンケート

 宮城県保険医協会はこのほど、療養病床廃止・削減に関する調査を実施、その結果が地元紙である河北新報に掲載されました。
記事では、「軽度の患者でも8割『退院無理』 県保険医協会調査」との見出しで、療養病床を持つ医療機関では、医療必要度が低いとされる「医療区分1」の患者でも8割を「退院は無理」と判断、7月から診療報酬が大幅に減額されても入院を継続するケースが多いことが分かった、と伝えています。
 このままでは、医療施設の経営が逼迫する恐れもあり、制度見直しを国に求めている、と協会の立場も報じています。

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軽度の患者でも「退院無理」が8割--宮城協会、療養病床アンケート
 アンケートより
*介護療養病床のこれまで果たして来た役割を全て無視している(やっと定着してきた)。朝令暮改の政策は利用者を翻弄するものだ。
*受け皿施設が整備される見込みがない状況で、医療必要度が低い高齢者が退院しようとしても引取先がない。その結果、社会的弱者 たる医療難民、介護難民の発生が懸念される
*現場を知らないか、しっていても知らないふりをしているのか、不可解。
*実態をもっと調査すべきである。
*医療の必要な患者さんの受け皿がない。老健では難しい患者さんも多数いる。療養病床は社会的入院と決めつけることが問題

医療区分1(入院基本料D、E)の患者で、退院困難な事例
家族全員就労しており、昼夜を通じて介護を受けられない。
*生活保護を受けている。腰痛で理学療法を行っている。帰るべき住居がない。
経管栄養により在宅でのケアを考えると家族はそれなりの負担を強いられることになる
*自宅で介護介助をサポートする家族がいない
*退院可能であるが、家庭の都合で退院できず、介護施設の待機の方が多くなってきている。
高齢、独居
*家族の受け入れ状態の問題。他施設へ移すにも順番待ち。退院させたとしてもその後のフォローが万全にできない。(体制の問題)
*1~2名は家庭環境の問題で退院が不可能
気管切開など医療依存度が高い患者や意識障害の患者を多く扱っている。
*脳出血後遺症で寝たきり状態になっている。レベルは(Ⅲ-200)、経鼻栄養中である。1年以上経過しているが、家族の受け入れがなく退院困難。
介護施設側の持ち出し多くなるため、状態により断られるケースが多々ある。また家庭にかわる世話人の環境を充実すべき。
*80歳代女性。長男と2人暮らし。長男は就労している。脳梗塞後遺症で胃ろう、喀痰吸引は日に3~4回程度。特別養護老人ホームからは夜間の吸引に対応できないと言われ入所は許可されなかった。老人保健施設はそれに加えて、胃ろうの患者が入所する枠が決められており入所できなかった。在宅での介護は日中独居であるため非現実的である。

【その他の意見、要望】
*今回の改定は全国一律であるが、もう少し地方の実態を調査するなど、きめ細かい対応をしてほしい。都市部と違って地方においては施設の充実など問題がある。地方の中核病院としてさまざまな患者のニーズに応えて何とか運営してきたが、今回の改正がこのまま通るのであれば死活問題である。
*高いところから低いところへの誘導は慎重にすべき。また、低いところから高いところへの誘導も検討すべき。介護保険料2割負担はあまりにも安易な方法。社会保障全体のしくみを再検討すべきと思う。
*今回、介護保険の「療養環境減算Ⅱの経過措置廃止」を受けて全ての病棟の廃止を決定した。当院を退院された方も在宅へは1割 程度、他の方は医療機関や施設へ。介護病床をなくしても他へ移るだけで、根本的には変わらない。もっと長期的な展望にたった医療政策を。
*約7年前、需要の増加を見込んで、政府・厚労省は療養病床の整備に取り組んで、我々はそれに従って今に至りました。

http://hodanren.doc-net.or.jp/news/unndou-news/pdf/060703miyagi-data.pdf

  こんな実態です。寝たきりじゃなくても誰も引き取り手がいない年寄りを入院させていたのですが‥さてどうなることやら。少なくとも受け皿用意してからやるべきでしたね>霞ヶ関の方々。
 介護老人のホームレスとか介護のために失業や殺人事件の増加など決めた役人の脳裏には考えなかったのだろう‥。

http://www.janjan.jp/column/0607/0607080533/1.php

哀しき介護殺人事件

年老いた親を抱え、介護疲れや生活苦などから親を殺し、自分も後を追うつもりが、死にきれなかったという事件が多くなった。世界一の長寿国の裏の顔でもある。長生きしてしまったが故の悲劇と言ったら言い過ぎだろうか…以下リンクを参照してください。

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厚労省 医療施設体系の在り方で7月12日に検討会(日刊)

 厚生労働省は、地域医療支援病院や特定機能病院の制度の見直しなどを議論する「医療施設体系のあり方に関する検討会」の初会合を、7月12日午後に開催することを決めた。

 病院の外来医師配置標準や地域支援医療病院の在り方などを含め、地域医療を担う医療施設の体系の今後の在り方を幅広く議論していく。初会合は座長選出のほか、厚労省が検討会の進め方について説明し、出席委員が自由討議を行う予定。

 検討会のメンバーは計17人。日本医師会から内田健夫常任理事、鈴木満常任理事、四病院団体協議会から西澤寛俊・全日本病院協会副会長、山崎學・日本精神科病院協会副会長などが参加する。
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 ということで、どうなるんでしょうかね。ちょうど今日。もっともこのメンバーだと厚生労働省の方針に従え!って言われて、議題を持って帰って検討ってことで…実りがあるとは思えないけど。

 というか、こういう検討会には「市町村」とか「へき地医療」を行っている実務者の声は無視されるんやろうなぁ。きっとこれもお役所クオリティの「作文」が出来てそのまま国会を通って、あとで大騒ぎってのが目に浮かぶ。

 

ご意見ありましたら、本ブログ用のメールアドレスにお送りください。skyteam2007@biz.nifty.jp までよろしくお願いします。

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