| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |
自衛隊医官、医師不足の市民病院へ「助っ人」 |
全国の多くの病院が加盟する四病院団体協議会(=四病協)で行われた診療報酬改定に関する調査で、看護師が確保できず看護基準を満さないため経営困難な病院が出ることが分かった(2006/05)
http://www.ajha.or.jp/about_us/activity/4byou/object/200604_anke1.pdf
大都市部の病院の経営問題としては、今年の改訂から導入された看護師の月平均夜勤時間72時間以下の制限ですが、下記のような数字についてある程度実感があるのは、かなり上層部の方でしょうか?
◆離職率-平均在院日数や都道府県、設置主体による差異も―
○離職率は12.1%で、前年度調査と比較して0.5 ポイント上昇。
○一般病棟入院基本料Ⅰ群1を算定し、かつ平均在院日数が14.0 日以下の病院では、離職率は14.5%と平均より高い。
○都道府県別にみて離職率が高いのは、東京都(16.3%)、大阪府(16.1%)、神奈川県(16.1%)。他方低いのは徳島県(6.7%)、山形県(5.4%)、岩手県(6.7%)。
○新卒者の離職率は前年度と変化なく9.3%。
◆看護職員定着促進策-看護職員の人員増、子育て支援策が有効―
○看護職員の定着促進に「役立った」との回答が多かったのは、
「看護職員の人員増(適正配置)」(36.0%)
「子育て支援策(夜勤免除等)の充実」(34.0%)
「休暇取得促進」(27.5%)
「業務量(夜勤回数、超過勤務時間数等)の改善」(27.0%)
http://www.nurse.or.jp/koho/h18/20060602.pdf
いずれにせよ、特に急性期(平均在院日数14日以下)でがんばってきた都心の病院ほど、人の手配に追われている。ちなみに看護師をヘッドハントに依頼すると、仲介手数料として彼らの年俸の10-20%を支払う必要があります。医師だけでなく、看護師不足のために、病院が支払う余計なコストは100床規模だと50名はいるので、そのうち8人は辞めてしまい、補充にさらに平均年収400万円の15%、60万円の8人分、480万円のコストがかかります。
これは低めに見積もった場合でして、500床になると、この5倍。軽く2500万円。これが毎年続くんですよ…バカになりません(汗)。
↓看護師の平均年収はこちらを参照
http://tenshoku.inte.co.jp/saishin/income/009/
何で辞めちゃうかは、各個人の理由もあるでしょうが、こういう報道もありました。
京都医療労働組合連合会はこのほど、京都府内の組合員の看護職員を対象にした労働実態調査で、業務量が増えたとの回答が約7割と、5年前の前回調査より20ポイント近く上昇したとする調査報告を発表した。過去3年間に医療ミスやヒヤリとした「ニアミス」の経験者は9割近くに上り、看護現場の厳しい状況が浮き彫りになっている。
実態調査は昨年秋から今年4月にかけて実施。看護師987人を含む准看護師、助産師ら計1282人(平均年齢35歳)が回答した。
看護業務量の質問では「若干増えた」が35・7%、「大幅に増えた」は33・3%で、「業務量が増えた」との回答は69%(前回51・3%)だった。1日のサービス残業は「1時間以上」が55・7%(同35・2%)、「2時間以上」が17・2%(同6・3%)と増加、年次有給休暇の取得では年間5日未満が32・8%(同16・8%)と倍増した。
「十分な看護が提供できているか」との問いには「できていない」が65・7%(同55・6%)と上昇。理由の上位には人員不足や業務過密が並んだ。また、医療事故が起きる原因についての問いには、「医療現場の忙しさ」が86・7%で突出。「交代制勤務による疲労」が39%、「看護の知識や技術の未熟さ」は38・6%だった。
健康不安や慢性疲労を抱える看護職員も多く、退職意思の設問では「仕事をやめたい」との回答が7割強。理由は「仕事が忙しすぎるから」が半数近くに達した。
同連合会の森田しのぶ委員長は「看護現場は深刻な事態。配置人員の抜本引き上げなど緊急対策に取り組み、安全で行き届いた医療と看護を実現すべきだ」としている。
↓医師だけではない看護職賠償責任保険制度
http://www.hna.or.jp/kaiin/baisyo_hoken.html
ま、いずれにせよ、今までぎりぎりの配置で取り組んできた病院経営にもいやがおうでも「人を厚め」に配置することで、経営を安定化させたい、しかし16%も辞めてしまうのは(新人さんでも10%近く)、急性期病院だと、医療ミスも頻発しやすいだろうし、問題だよなぁ。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
↓アスキー元社長の「素人意見」に触発されちゃったのですが…ま、僕のようなヤブ医者より免疫療法だそうでw。結構ですな
http://blog.m3.com/TL/20060704/4
東京女子医大のホームページより
「まず、最初にご注意頂きたい点は、癌免疫療法は現時点で未だ正確な治療効果が判明していない研究段階の医療と考えられることです。わずかながらも効果が認められた治療法が高度先進医療として、効果があるかどうかまだ不明なものが臨床試験として行われています。これらすべての癌免疫療法は保険適用になっておりません。したがって、癌免疫療法をお考えになる場合、その利点・不利点について十分ご理解頂くことが重要となります。
現在、東京女子医科大学消化器病センターでは自己癌特異的癌免疫療法を実施しております。自己癌特異的癌免疫療法を行なうためにはまず外科手術により自己の癌組織を採取することが必要となります。そのため、当大学で癌免疫療法をお受けになるためには、まず消化器病センター外科にて肝切除などの外科手術をお受け頂くことが必要となります。」
まぁ、西さんのお友達の先生にはきっといっぱい偉い先生がいて、画期的な治療を薦めてくださるみたいです。そういう方達と一緒になって免疫療法の特許だとか‥まぁ、新薬の開発の場合と大違いですから、ご注意ください。
製薬会社が新しい治療薬の開発する臨床試験の場合、薬代はもちろん検査にまつわるお金をすべて製薬会社の負担です。免疫療法の場合は臨床試験といいながら、どうして「すべて患者さんの自己負担」なんでしょうかね?
いわゆるネットでの医療情報については、このように注意喚起がされています。
インターネットの普及により、医療や健康に関する情報を簡単に発信したり利用できる時代になってきました。情報利用の便利さの反面、一方で十分に吟味されていない情報が安易に発信され、利用の仕方によっては思わぬトラブルに遭遇することも予想されます。実際の患者、家族、市民の方が医療や健康に関する情報を、どういうふうに利用すべきかのポイントを、「医療情報の利用の手引き」というかたちにまとめてみました。
主にインターネット上での情報利用を想定していますが、インターネット以外の場で情報を利用する場合にも一般的にあてはまると考えています。
------------------------------------------------
<どんな情報を利用するか・・・質の高い情報を利用する>
1 情報提供の主体が明確なサイトの情報を利用する
情報提供者の主体が明らかでない場合、情報の提供に伴う責任があいまいになり、掲載された情報の精度が低下しがちです。また、情報の利用に際して、トラブルが起こっても、十分な対応が期待できません。情報提供者の名前、所在地、連絡先が明示されていて、その実在が確認できることが重要です。
2 営利性のない情報を利用する
最新の科学的に見える情報であっても、情報提供の裏に物品の販売や特殊なサービス等の営利的な目的が隠されている場合があります。その情報提供によって、誰かが利益を得る仕組みになっていないかどうかを見極める注意が大事です。
3 客観的な裏付けがある科学的な情報を利用する
一見、専門的な情報に見えても、その内容が独断的で、科学的な理解を超えるような疑わしい情報には注意が必要です。関連する医学論文や記事、試験データが正確に引用されていて、きちんと科学的な裏付けがなされている情報かどうかを判断する必要があります。
4 公共の医療機関、公的研究機関により提供される医療情報を主に利用する
組織としての責任を重視する公共の医療機関、公的研究機関では、提供情報を委員会や複数の専門家が検証、吟味することにしています。このため客観性が高く、偏りが少ない情報源として利用するのに適しています。ただし、個人的な発信もあるため、どの範囲が公的な情報かを確かめる必要はあります。また、民間の中でも、客観的によく吟味されたことがわかる情報は、信頼性が高いといえるでしょう。
5 常に新しい情報を利用する
健康や医学に関する情報は日進月歩で進歩しています。最新の情報も更新されないままでいると、いつのまにか古い情報になって、その利用価値も変化していきます。掲載された情報が、いつ時点のものか、またいつ更新されたのかを常にチェックしていく必要があります。
6 複数の情報源を比較検討する
インターネット上ではいろいろな立場の人が、いろいろな考えをもって、情報発信をしています。同じテーマでも、立場によって見方が違ってきます。特定の情報だけを利用するのではなく、複数の情報を読み比べながら、自分に必要な情報を選び取っていく姿勢が大切です。
<どう利用するか・・・情報利用は自己責任で>
7 情報の利用は自己責任が原則
不特定の多数を相手に提供されている情報を利用して、万一利用者が不利益を被っても情報提供者の責任を問うことは難しくなってきます。「情報の利用は自己責任で」を基本に、冷静、慎重に情報を利用すべきでしょう。
8 疑問があれば、専門家のアドバイスを求める
インターネットなどで提供される医療情報の中には、現在の標準的な医療に合わないものや、科学的な根拠のあいまいなものがあったりします。最新の医学の成果をいち早く享受できるチャンスもありますが、反対に誤って自分の健康を損なう危険性もあります。提供された情報を鵜呑みにせず、常にリスクを考え、疑問があれば主治医など医療の専門家の意見を求め、適切なアドバイスを受けてください。
<情報利用の結果は・・・自ら検証する気持ちで、よりよい情報共有を>
9 情報利用の結果を冷静に評価する
情報は、その情報が実際に利用された時に、内容価値に対する評価が下されていきます。情報利用に際しては、情報の中身を自ら検証する気持ちをもって、また利用の結果に対しても、冷静かつ公平に評価が下せる余裕が必要です。
10 トラブルに遭った時は、専門家に相談する。
万一、医療情報を利用して、健康被害やトラブルを被った時は、ひとりで黙っていないで、医療の専門家、公的な相談センター、あるいは中立的な第三者機関に相談してください。すみやかな情報の提供が、次なる被害やトラブルの発生も未然に防ぎます。
http://www.jima.or.jp/trust/userguide1.html
大半の免疫療法のホームページは「大学」や「がんセンター」と違い、プライベートのクリニックばかりで、失格です。そこら辺を必ずチェックした上でご利用ください。そういえば、今流行のサプリメント類についてですが、このような報道があったばかりです。
代替医療ガイド本--厚労省研究班作成 健康補助食品、効果検証報告乏しく
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社
【2006年7月4日】
代替医療ガイド本、作成--厚労省研究班
◇健康補助食品、効果検証報告乏しく
がんへの効果をうたう健康補助食品や民間療法を利用する際の注意点などをまとめた「がんの補完代替医療ガイドブック」=写真=を厚生労働省研究班(主任研究者、住吉義光・四国がんセンター病棟部長)が作成した。
アガリクスなど利用頻度の高い健康補助食品について、効果を証明する報告はほとんどないとするなど、科学的な検証に乏しい現状も紹介した。研究班は「補完代替医療の利用は自己責任になる。客観的な情報として、ガイドブックを活用してほしい」と話している。
補完代替医療は、現段階では通常医療とみなされない施術や療法のことで、保険が利かず費用が高額になることも多い。
ガイドブックは「活用編」と「資料編」の2部構成でA4判25ページ。活用編では、広く情報を集め、有効性や安全性、費用などを検討する必要があると指摘。事前に医師と相談することも勧めている。ホームページ運営者は誰か▽情報の出典は事実に基づくか--など、情報収集時のポイントもチェックリスト形式で掲載した。
資料編では、がん患者の利用頻度が高い健康補助食品(アガリクス、プロポリス、AHCC、サメ軟骨、メシマコブ)に関する文献を米国立衛生研究所のデータベースで調査。「直接的な治療効果を証明する報告はほとんどない」とした。
また、放射線治療や化学療法中は「抗酸化サプリメント」の摂取は避けた方がよいなど、病院の治療と併用する際に注意すべきことも紹介した。
四国がんセンター(〒791-0288 松山市南梅本町甲160)のホームページ(http://ky.ws5.arena.ne.jp/NSCC_HP/top_page)などからダウンロードできる。郵送の場合は、200円切手を張り、送り先を明記した返信用封筒(A4判が入るもの)を同封の上、同ガイドブック希望と書いて同センター泌尿器科に送る。冊子自体は無料。【大場あい】
--------------------
西さんは「免疫療法」で、画期的な特許をとおっしゃりますが…病気になられた時はもちろん、その方の治療をお受けに成ってください。でも保険が利きません。当たり前ですが「証拠のない」治療に保険が利きません。また、新薬の開発とは大きく異なり、治療成績は論文にまとまって発表されることはまれですし、副作用などの発生について「報告」もされません。
厚生労働省が認めない自由診療は患者さんの自己責任になります(主治医がそれを薦めた場合は別だが)、美容形成しかり免疫療法しかり、フコダインも、アガリスクも…免疫療法というのは、まともな医療分野では鬼子みたいな扱いですが、どれもきちんとした結果を出せていないものが多いのです。中には本当に効いた方も見えるでしょうが、腫瘍の治療現場の医師にとり、学問としては認められていません。
すくなくとも国立がんセンターのホームページには情報はいっぱいあります、これでも足りないでしょうか?間違いなく読んでませんよね…。
免疫療法のように「自費診療」を受ける前に、きちんとした病院で相談してくださいね。http://www.zengankyo.ncc.go.jp/whatis.html#03
固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)