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久しぶりに先週、地方会に参加。1年ぶりくらいなので、昔のオーベンに挨拶したり、相変わらず元気な元上司の活動ぶりを拝見しつつ、元医局長とタイトルのようなお話がちょっとありました。
曰く、「研修医が集まるような病院でなければ勝ち残れない」ということであったが、しかし指導する部長クラスや医長の負担を何とかしてくれないと、結局Burn outが早まるような気もしなくはない。
昨今の病院の事情はどこも似たり寄ったりで、研修医の顔色をうかがいながら様々な歓心を得ようと努力している。2年、4年後の時に異動を支配していた医局の意向が全く逆転。研修医のために医局人事が動かされているような気もしなくはない。
もっとも、今後、研修医の集まる病院では「生存競争」が激しくなるのと同時に、DRGの導入が重なるので、急性期しか知らない医師が増えるのも…なんとなく不安要素である。
内科など慢性疾患のかたまりであるが、外来で維持管理が必要となる、それを身につけるためには長い時間の経過で2年、3年いやそれ以上、一人の医師が診ていくのが良い所もあるのだが、今のペースだと急性期の疾患ばかりに目が行き、外来はちょっとだけという感じなんだろうが、これからの高齢化を考えると、入院しなくても外来での診療や在宅医療なども視野に入れて、じっくりとやれるといいのであるが…果たしてそれが今の研修システムで抜けて居ないか少し心配でもある(余計な心配事だといいが)。
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海外では「包括払いは医療費の総額を抑制しない」というのが、常識になっているそうです。もっとも、これを知っていて導入を図っているのがお役人でして、仕方ないですね。
この常識を追認する数字が日経新聞の夕刊に先月出ていましたが、結局「包括支払い」を選べばインセンティブが「早期退院」&「(儲かる)急性期患者獲得」に励んだ病院が勝ち残るという具合なので仕方ないようです。
アメリカのDRG導入後の騒ぎについてはこちらを参照して
ください。
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n1998dir/n2316dir/n2316_05.htm
日本でも、療養型病床を国の政策で減らし、急性期病床はDRG導入でふるいにかけようということです。この競争では巨大な病院チェーンも含めて再編が起きることは間違いなく、そして‥
「DRG導入当初は過渡処置として病院側に寛大な支払いが行なわれ,メディケアで黒字をあげる病院がほとんどであった。しかし,DRGで病院が潤った時代は長くは続かず,米政府はDRGの支払い価格上昇を凍結あるいは低めに抑え始めたため,DRG導入後数年で病院にとってメディケアは「コスト割れ」となる時代が到来する」
のが見えているだけに、悲惨ともいえる。勝ち組も負け組もないのである。
今後、不採算部門である小児科、産科などを抱える自治体病院の生き残りが、大変になることは確かであるが、一方早めにDRG導入に賭けた勝ち組候補も決して長くは浮かばれないのはどうやら事の真相となるのであろう。
勝ち組はほんの一握りの保険業界くらいなのであろう。日本は他国のいいところを取り入れるというが、アメリカが今一生懸命国民皆保険制度の導入について討議しているのだが、昨今の日本では、保険制度に免責を導入について検討しだしたり、崩壊させることばかり夢中である。これは市場開放が一部の業界にはとってもありがたいからであるし、カバーを縮小することで国庫負担が軽くなるし、また逃げ場のない老人や病人を囲い込むことで、業者にとってはさらに利潤が上がるからである。
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多田富雄先生の投稿記事が載ってましたので立ち読みしました。「文藝春秋」 ◎小泉医療改革の実態 |
| 多田富雄 |
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
http://www.st.rim.or.jp/~success/tadatomio_ye.html
というニュースの一方、このような記事がまた報道されていました。
税金が二倍にするぞ!と対象となる有権者にきちんと小泉内閣は説明してきたかというと大いに疑問である。
また、次の政府は「医療費負担増」「老人増税」の説明義務を負うことになるであろう。
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