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Dr.K:アリにしたらこの辺(地上1mぐらいの所を指さし)やと、人間で言うたらエベレストぐらいに感じるんかなぁ。
私:もっと高いんとちゃいます?
Dr.K:こんなもんやろう。
私:エベレストが8000mで人間の身長が2mとしても、4000倍。アリが5mmとしたらその4000倍として・・・20mの高さになりますよ。
Dr.K:へ~っ、エベレストって高いなぁ。
こぼれたジュースにアリがたかっていた。
Dr.K:アリって結構動き速いなぁ。人間に換算したらどれぐらいやろ?
私:パッと見た感じ、1秒間に体の大きさの4倍ぐらいは歩いてますね。
Dr.K:ということは、カールルイスは身長が2mとして、1秒間に10mやから・・・カールルイスよりは遅いなぁ。
朝晩は涼しく感じられるようにはなったが、昼間の陽射しはまだまだ夏本番である。そんな中、うちの病院の野球チームの試合があり、Dr.Kは応援にまわっていた。
研修医:先生、それはあんまり意味がないのでは・・・
Dr.K:そんなことあらへん。UVカットやっ!
Dr.Kのいでたちは、サングラスに透明の100円傘をさしていた。
Dr.K:あ、8月以外にも覚えてる月があったわ。
私:何月ですか?
Dr.K:2月や。
私:あ~あ、なるほど。
Dr.K:でも、29日ある時はビックリするけどな。
Dr.Kは毎月何日まであるか覚えていない。必要な時は『西向く士(さむらい)』で思い出す。
Dr.K:7月って何日まであるかなぁ?
看護師:31日までです。
私:先生、8月は何日までか言えますか?
Dr.K:31日までやろ。あたりまえやん。
私:あれ?『西向く士』はどうしたんですか?
Dr.K:8月は夏休み最後の日やから、小さい頃からきっちり覚えとる。
私:じゃあ、7月も覚えとっていいじゃないですか?
Dr.K:7月は、まだ夏休み始まったばかりやから、気にせんでええねん。
Dr.Kには90歳を越えるおばあちゃんがいる。そのおばあちゃんが体調を崩され入院したらしい。
私:おばあちゃん、大丈夫でしたか。
Dr.K:入院して、なんとかなったわ。
私:おばあちゃん、おいくつでしたっけ?
Dr.K:92やった。
私:やった?
Dr.K:ずっと94やと思ってたんやけど、入院のカルテ見たら92って書いてあったんや。びっくりしたわ。
私:へぇ~。
Dr.K:うちのおかんも、92って知ってびっくりしとったわ。
Dr.Kは手術の時に使う拡大鏡を買うらしく、今日はデモの拡大鏡を借りて手術に入っていた。
私:どうですか?拡大鏡の具合は?
Dr.K:倍率が2.5倍のやつを使ってんねんけど、あかんわぁ。
私:どうしたんですか?
Dr.K:視野が2.5倍の速さで動くから酔いそうや。こんな時地震が来たら、他の人より2.5倍揺れるんやろなぁ。ということはマグニチュードも2.5倍かっ!
手術も終わり、患者さんが退室するときのこと。
Dr.K:あれ?
私:どうしたんですか?
Dr.K:おれの受話器、どこやろ?
看護師:先生のPHS、ここですよ。
そんなDr.KのPHSがある日、着信音は鳴り、自分の声は相手に伝わるが、相手の声が聞こえないという、いわゆる故障という状態に陥った。
私: もしもし・・・
Dr.K:お前の声は聞こえへんけど、だいたい言うことはわかっとる。じゃあな。
私:今朝、僕が通勤で使う電車で人身事故があったんですよ。
Dr.K:へえー、それでヒトなんか、ネコなんか?
Dr.Kが自販機で120円の缶コーヒーを買っていた。
Dr.K:あー、最悪や。
私:どうしたんです?
Dr.K:お釣りが全部十円玉で出てきた。
私:そりゃあ、最悪ですね。
Dr.K:でも、五円玉よりええわ。