| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
年度末、人事異動の季節でもある。
私の病院では、手術着(テレビでよく見る緑色のあれ)風の服を着て仕事をする部署がある。
私:○○さん(Dr.Kもよく知っている薬剤師)、××に異動になるそうですよ。4月からは○○さん、白衣着るんですね。
Dr.K:え、何?○○さん、医者になったんか。
看護師:先生、かわいい靴下はいてますねえ。
Dr.K:ああこれ、たいぞーやねん。
看護師:それを言うならKENZOじゃないんですか。
Dr.K:あ、ちゃうちゃう。ダイソーやったわ。
私たちは患者さんが退院するときに、退院証明書なるものを発行する。
私:○○さん、もう退院ですねえ。
Dr.K:あ、卒業証書書くの忘れとった。
季節感は多少なりとも残っているようである。
私とDr.Kの前を一台の車が通りすぎた。その車には初心者を表す若葉マークが貼り付けられていた。
Dr.K:あ、下手くそマークや!!
私:若葉マーク=下手くそ、とは限らないじゃないですか?紅葉マークもそういう風に思ってるでしょ?
Dr.K:紅葉マークってなんやねん?あれ、枯葉マークやろ?
私:それはちょっと言い過ぎちゃいます?
前回の続き
ある瞬間、Dr.Kはロナウジーニョばりの動きになった。
Dr.Kはフットサルをしながら、携帯電話に出ていた。
私の病院にフットサルのチームがあり、試合があるとのことで応援がてらDr.Kと観戦に行った。
そうこうするうちに試合も終わり、グラウンドがその後も使えるとのことで練習試合をすることとなった。我々二人も興味本位で一緒にさせてもらうことになった。Dr.Kと私は当然敵同士である。
はじめは互角の争いであったが、ある瞬間から私のチームが優勢になった。
Dr.Kが自分の見方のボールを奪いに行っていた。
今年の冬は暖冬である。最近の話。
看護師:先生、今日も良い天気ですね。
Dr.K:おお、秋晴れやなあ!!
我々の科では、何かの時のために毎月全員から千円ずつ集めている。私がその集金係である。
私:先生、千円ください。
Dr.K:千円札無いわ。あ、ちょっと待って。五百円玉2枚でもええか?
私:良いですよ。
その日の昼食後、一緒に休憩しに行ったときのこと。
Dr.K:あ、お前に千円渡さなあかんなあ。で、悪いんやけど自動販売機でコーヒー買う金も貸してくれへん。お前、俺が朝渡した五百円玉持ってるやろ。
二人で歩いていると、また突然Dr.Kが鼻歌を歌い出した。
Dr.K:♪♪あーかーいーりんごに、くちびるよーせーてー♪♪
よく見ると、目の前に青森リンゴ協会寄贈と書いた車があった。
私:リンゴって書いてあったからその歌、歌ったんですね。
Dr.K:あーそうなんかあ。俺、なんでこの歌を歌ったんか自分でも分かれへんかってん。お前に言われて分かったわ。
私:視覚が口と直結してるんとちゃいます?
Dr.K:それは違うと思うわ。一瞬脳に入ったんやけど、リンゴていう字を見たことを忘れてしもたんやと思う。