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最近は低侵襲手術がはやりで、私たちも腹腔鏡手術を手がけている。腹腔鏡というだけあっておなかの中をカメラで映し出し、モニターを見ながら手術するわけである。
おなかを開けてする手術と違って、見える範囲が限られる、感触がない、といった弱点がある。
Dr.Kの指導のもと、腹腔鏡手術が行われていた。当然全員がモニターを見ながらになるので、Dr.Kも指し棒ならぬ腸ベラ(開腹手術の時に腸を除ける薄いアルミ板。)を用い指導していた。
その時、小腸が蠕動により視野の中に入ってきた。
Dr.K:ちょっと待ってや。・・・
そう、Dr.Kはモニターに向かって腸ベラで腸を除けようとしていた。
元横綱若乃花を超えた一瞬でもあった。