読売新聞に連載されている、
「医療ルネッサンス」が好きで
よく読んでいます。
医療ネタは、それを生業としている者から見ると
「おいおい、そんなわけないやろっ」
な記事や報道が多いのですが、
医療ルネッサンスは比較的納得できる記事が
多いように思います。
先週はテーマは「胃ろう」。
胃ろうとは、
口から食事が摂れない人の胃に穴を開け、
そこから直接栄養を流し込む方法。
この10年で急速に普及し、
医者の間では密かに問題になっている治療法です。
今までは
「食べられない=寿命」
だったのに、この治療法が普及したおかげで、
寝たきりでも、意識がなくても死なないのです。
それが本当にいいことなのかどうか、
誰にもわからないことですが、
「入院中の胃ろうの人の治療をしていたら、
医療費が白血病で入院中の人のそれを上回ってしまった」
なんて勤務医の話を聞くと、
どうなのかな~と正直思ってしまいます。
医療ルネッサンスの最終回で取り上げられていた、
胃ろうの方が施設に入所できない話も、
そうだよね~と思いました。
胃ろうから栄養を流し込む行為は医療行為。
看護師の数に限りがある老人施設では、
たくさんの胃ろう患者さんの受け入れが困難です。
栄養を流し込むだけ、とはいえ、
やはり朝、昼、夜と食事の時間に合わせて
提供したい。
となると、一定時間に提供できる人数が限られてくるんですよね。
少し前は
「年も年だし、体に穴を開けるなんて」
とおっしゃる家族が多かったのですが、
情報が普及しているせいか、
最近は胃ろうを希望される方が多いです。
でも、
胃ろう後の受け入れ態勢が実は整っていないことを
ご存じない方も多い気がします。
新聞の小さいコーナーですが、
ネガティブな情報も正しく伝えてくれればいいなあと
思います。
順位が少し上がりました!ご協力に感謝。
↓
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