急に春めいてきましたね。
桜の花もちらほら‥。
温かくなったせいか、インフルエンザの流行も
下火になってきたような気がします。
今年のインフルエンザは
10代に多かったそうです。
タミフルの使えない世代!
でもまあ、タミフルが発売される前(ほんの数年前です!)は
自力で治していたんですからね~。
さて、インフルエンザの治療ということで
漢方薬が脚光を浴びているのだとか。
そういえば、
ノロが流行ったときもそうでした。
ウイルス感染症は西洋医学の苦手分野ですから、
じゃあ漢方!ってことになるのかもしれません。
特に注目されているのは
麻黄湯(まおうとう)だそうです。
確かに適応症のところにインフルエンザの文字が‥!
タミフルより解熱するまでの期間が短かった、という
報告もあります。
麻黄と桂枝が入っている薬なので
とにかく発汗作用がバツグン。
そりゃあ熱も下がるでしょう!
でも、汗をかくということは体力を消耗するということ。
高齢者や体力のない人には
実は使いにくい薬ですけどね。
西洋薬だろうが、漢方だろうが、
治ればいいですよね!
でも、どんな薬にも副作用はあるってことをお忘れなく♪
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わたしが研修医のとき受け持っていた患者さんで、
ものすごい強運の持ち主がいました。
病気になっているのですから強運とは言えないかもしれませんが、
とにかく急変する時間帯がすごい。
たまたま医者が隣の患者さんを診ているときに
息が止まったり、
たまたま手術室に空きが出た時間に緊急手術になったりと
一歩遅ければ助からなかったのに、
ものすごく素早く処置できて助かった、ということが
何度も何度もあったのです。
そういえば、病院の待合で急性心筋梗塞を起こして
助かった人もいました。
いつ、どこで病気になるかも寿命のうち。
その人の運命の一部なのかもしれません。
週末に発症した脳卒中の患者さんは
重症化しやすい、とか
集中治療室の死亡率が高いとか、
いろいろな報告があるそうです。
確かに週末は、患者さんが急変しやすい気がします。
休日に呼び出されるから、多い!と感じているのかと
思っていましたが、違うんですね。
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週末、施設入所者のインフルエンザ患者数が
延べ10名を突破し、保健所に報告しました。
すごい書類の量!
各施設からこれだけ書類が送られてきて、
保健所の人って大変だなあ~と
書類関係が苦手なわたしは感心してしまいます。
それにしても、インフルエンザワクチン、効きませんね。
1人がかかると、同室者があっという間に全滅です。
11月に打ったので、実はもう効果が切れてる‥??
半年は効果が持続するという触れ込みだったのにな~。
今年は遅めに打ってみよう!
そして、恐るべしタミフルの効果!
だいたい1日で解熱します。
普通の風邪より治りが早いくらいです。
先週インフルエンザにかかってタミフルを飲んだ妹は
「なんか、体がスーッとするくらい効いた!」
と言ってました。
それはそれでコワイ????
マスコミ報道が盛んですから、
施設でもひとりだけ
「絶対、飲まない」
とがんばったおばあさんがいました。
集団生活ですから、他の人にうつさないためにも
飲んで欲しいんですけどね。
現時点では、高齢者は飲んだ方がいいです。
熱が何日も続くと体力的に苦しいですから。
今後またよくわからない副作用が報告されたら別ですけど。
どんな薬にも副作用があります。
副作用の可能性とその薬で得られるメリットと
どちらがより大きいかが、
その薬を飲むかどうか、処方するかどうかの決め所です。
マスコミが言ったからコワイ薬、
医者が飲めといったから大丈夫な薬、ではありません。
どうも、日本人はそういう視点が抜けているような気がします。
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わたしには3歳の娘がいます。
おかげさまで非常に元気。
母のわたしが医者なので、
風邪くらいでは病院には行きません♪
さてさて。
その娘の胸に大きな湿疹ができました。
ヨダレや食べこぼしで爛れたのかな~と思い、
毎日念入りに洗い、適当に薬を塗っていたのですが
いよいよひどくなっていきます。
仕方なく、皮膚科に連れて行きました。
ついた診断は
「乾燥性皮膚炎」
洗いすぎです(涙)。
毎日念入りに洗ってたのがアダでした‥。
先生いわく
「この時期、子どもさんは石鹸で洗うのは週に1度程度でいいですよ」
ガ~ン!!!
子どもって汗いっぱいかくし、
皮脂分泌が多そうだから
洗うものだと思ってた!
普段、ご老人の乾燥性皮膚炎をたくさん診てるのに、
我が子になるとダメですね~。
母の目はフシアナでございます。
ちなみに娘はもらった薬ですぐ治りました。
はあ~。
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世間ではインフルエンザが流行ってる、と聞いていましたが、
施設では感染者ゼロ!
このまま今年はゼロのままか~と思っていましたが
そんなに世の中、甘くない‥。
本日突然、5名の感染者が出ました(涙)。
誰や~、持ち込んだのはっ!
家族さんに
「インフルエンザに感染しました~」
と報告すると、大抵、
「ええ~っ、ワクチン打ったんですよ」
と言われます。
ワクチン打ってても、かかります。
かかる確率が減って、かかっても重症化しにくくなるだけです。
それと今年は
「タミフル、大丈夫ですか」
と言われます。
マスコミ、恐るべしっ。
「飛び降りる確率と、インフルエンザで死ぬ確率、
お年寄りでは後者のほうが断然高いですから」
と説明しています。
若者は、タミフル、飲まなくてもいいです。
放っておいてもインフルエンザは治るんですから。
でも体力のないお年寄りには、やっぱりいいお薬です。
タミフルを飲むと感染力も激減するので、
施設では感染拡大を防ぐためにも、必要なんです。
今日あたりから暖かくなってきたし、
これで感染終わるといいな~。
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去年はやった健康ワードのひとつに
「メタボリックシンドローム」があります。
概念そのものは新しくないと思いますが、
「ウエストサイズで診断する」
という簡略化(?)が一般の方々にわかりやすく、
受けが良かったのではないでしょうか。
このメタボに関して、
当たり前といえば当たり前な発表がふたつ。
1 ウエストサイズが同じなら、身長が低い人の方が危険だ
2 ウエストがメタボの基準以下でも病気になる
メタボリックシンドロームの診断基準は、
身長には目をつぶって「腹囲」で定義されています。
でも、身長の低い人のウエスト85cmと
身長の高い人のウエスト85cmでは、
本当はずいぶん違うはずですよね。
メタボじゃない=健康では、もちろんありません。
実はウエストの細い人のほうが
高血圧の人が多く、脳卒中になりやすいなんて報告まであったりします。
これも実はわかる気がします。
太ると血圧は上がりますが、それは持って生まれた体質というより
後天的なもの。
細いのに血圧が高い人は遺伝的な問題を抱えているので
かえって病気になりやすいってことじゃないかな~。
一つの発表ですべてが決まるわけではありませんが、
ウエストを搾ればいいってものじゃないってことですよね。
やっぱり根本的に健康にならなくっちゃね♪
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医師会に所属しているものの、
普段関わりもなく、たまに冷やかしに会報をめくる程度のわたしですが
先週金曜日、珍しく勉強会に参加してきました。
「不眠の臨床」
日ごろ、施設のお年寄りの不眠に悩んでいるので
勉強になるかな~と思って。
夜眠れない人から
昼夜逆転の人、
かまとおばあちゃんのように
2日くらいずっと起きていて、2日くらいずっと眠る人‥。
ちょっとでも
役立つ情報が得られればいいな、と参加したのですが
正直いまいちでした(涙)。
だって、内科医が一生に1回診るか診ないかの
珍しい睡眠障害の話とかされても、ねえ。
でもわかったことがひとつ。
わたしが困っている症例は
みんなが困っていて、
コレ!といった解決策がない、ということ。
安心しました(笑)。
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最近はまっている漢方講座のDVDがあって、
その中で講師の先生が面白いことをおっしゃっていました。
「春にたくさん汗をかかなかった人は
夏に冷え性になる!」
人間はまわりの環境と調和して暮らさないと
病気になる、というのが東洋医学の考え方です。
春になって、草木が芽吹き、
新しい命が誕生し‥という中で
そのイキオイに乗れない人が、
うつになったり、イライラしたりするのです。
五月病とか、そういうのもそうですよね。
だから、春になったら
ニンゲンも元気に活動しないといけないんです♪
汗をかかずに、体内に水分をためると
冷え性になるというのも東洋的な考え方の一つ。
「乾いたタオルは冷たくならないけど、
濡れているタオルは冷たくなるでしょう~!?」
ということだそうです。
春、というリズムに合わせて
活動し、汗をかくっ!
これが夏のクーラー病を防ぐヒケツ!?
クーラー病に悩む方々、
この春は意識して汗をかいてみませんか?
そして、できれば、
その結果を教えてください(笑)。
やっぱりここは、
本当かどうか確かめてみないと‥!!!!
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今日は、
何事も基本に忠実に‥という話です(恥)。
学生のころや研修医のときは
意識のない患者さんを診たらまず
「アイウエオ チップス」
を考えなさい、と教えられていました。
アはアルコール中毒、
イはインシュリン(低血糖)
ウはウレミア、つまり腎不全‥など。
漏れなく、確実に診断するためには
当てはまるかどうか、順番に全部考えていきなさい、という、
ありがた~い教えなのです。
さて、今日の私の大失敗です。
85歳の女性で、今まで4回脳梗塞を起こしている方が
顔面紅潮、発汗と同時に意識レベル低下。
呼びかけると、かろうじて目は開けるものの
反応がほとんどない状態です。
今まで4回の脳梗塞→また脳梗塞?と
わたしはきわめて単純に判断し、救急車を呼んでしまったのです。
バカですねえ‥。
でも、救急車を呼びながら
ふと思いました。
「あんなに汗、かくもんかな~」
わ、わ、わ!!!
ひょっとして、低血糖!?
慌てて血糖を測定すると、血糖35‥(涙)。
普通の人は100前後ですから、立派な低血糖症です。
ブドウ糖を点滴をすると見事に意識は回復しました。
ごめんね、救急隊員の方々。
言い訳すると、
糖尿病の既往もないし、血糖降下剤も飲んでないのに、
なんで低血糖やねんっ!
ということになるのですが(ならないか‥)、
とにかく反省、反省。
慣れずに、愚直に考えなければいけませぬ‥
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さまざまな健康情報が飛び交っているので
ご存知の方も多いと思いますが、
「酸化=老化」
というのが最近の考え方です。
カラダが「サビる」と老化が進み、
さまざまな病気になる‥というのです。
コエンザイムQ10も酸化しにくい体を作るのに有効だ、と
大流行したんですよね。
アンチエイジングドッグでは
「どれだけ体が酸化しているか」
を調べるのにいろいろな指標を使います。
そのひとつが、8-OHdG。
DNAが酸化された結果、血液や尿の中に排出される物質で
糖尿病、癌、アルツハイマー病などで上昇することが
知られています。
さて、この8-OHdG、
あるものを食べ続けると下がることが報告されています。
それは、オリーブオイル!
オリーブオイルを常食している南欧の人は、
8-OHdGが低いことが知れていて、
発ガン率も低いのです。
反対に北欧の人は8-OHdGが高いのですが、
3週間、1日25mlオリーブオイルを摂取することによって
13%低下することが観察されています。
我が家でも、少しずつオリーブオイル化計画を進めています。
そのうち使う油の100%をオリーブオイルにしたい!と
思っているのですが、オットが何というか‥。
ちょっと独特のクセがありますものね。
でも、要は慣れ!
慣れればオイシイはずです。
がんばるぞ~♪
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