少し前の「ガイアの夜明け」で、
医師不足が取り上げられていました。
マスコミの医療ニュースはだいたい
「大げさな(怒)!!!」
と思うことが多いのですが、今回のガイアは
「う~ん、残念ながらそのとおり!」
と思いました。
本当に医師不足なんですよね。
というか、きっと患者さんが多すぎるんです。
昔だったら薬局で薬を買って治していた風邪や、
自宅で静かに看取っていたお年よりが
病院に押しかけているんですから仕方ありません。
おまけに医者は魔法使いで、
どんな病気でも治せるし、
治せなかったら医療ミスだ!と思っている人、多いです(涙)。
医者の力なんかビビたるものなのに~。
で、今回一番へえ~と思ったのはママ女医さんの話。
実は医者の世界では女医さんが急激に増えていて、
しかも結婚して子どもを産む人が増えているのです。
必然的に男性医師と同じようには働けません。
男性医師から心無い言葉を投げかけられることもあったりします。
(わたしはコワイので、そんなことないですが)
とある病院で、
「女性医師は残業なし、当直なし」
を打ち出してママ女医さんを積極的に雇い、
女性医師ができない当直をバイトで補ったのだそうです。
バイト代で人件費が1.5倍に膨れ上がったけれど
ママ女医さんが増えた分、診られる患者さんの数が増え
結局6倍の増収になった、と。
そんな話を聞くと、
職場に迷惑をかけつつ働くママには心強いですよね。
次世代を育てる、という仕事をしているのだから
男性に迷惑をかけるのは当然!と思っている私ですが(笑)
それでも「儲け」にも貢献できてると思うとほっとします。
医者以外でも働くママさんたち、
胸を張って参りましょう~。
ご協力に感謝しています。
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健康食品や医薬品の大手販売サイト、ケンコーコムで
2006年に一番売れた商品は
杜仲茶
だったのだそうです。
ある意味、地味!?(笑)
血圧を下げる効果がテレビで紹介されたのが原因だそうですが
昔からあるお茶ですし、
飲んだことはなくても、みなさん名前はご存知なのでは?
ちなみに、杜仲というのは中国中央部原産の
トチュウという落葉樹。
中国では2000年も昔から(!)
その樹皮に鎮痛、利尿、血圧を下げる、滋養強壮効果があることが
知られています。
しかも「たくさん摂っても副作用がないもの(上品)」に分類され
生薬として漢方薬として汎用されています。
健康食品として使われているのは、
この「樹皮」ではなく「葉」の部分。
(「樹皮」は医薬品のため、健康食品には使えない)
1978年、葉の部分にも「血圧を下げる効果」があることが証明され
一気に健康食品として広まったのです。
樹皮より葉のほうが収穫しやすいですし。
がん予防効果がある、ともいわれていて、
健康には確かに良さそうですね。
ちなみに、2005年大流行したαリポ酸や寒天は
売り上げランキング10位以下に転落。
流行り廃りの早い健康食品業界を証明した形になっています。
結局「昔からあるもの」に戻って行く気がするのは
私だけでしょうか‥。
順位は順調!ご協力に感謝。
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寝たきりで食欲もなく、活気のない患者さんの中に
亜鉛不足が原因の人がいる、という話を聞きました。
亜鉛を投与したらメキメキ元気になったと‥。
まあ、亜鉛製剤を売っている製薬会社の話なので(笑)
話半分ですが、それでもそういうことって
あるかもしれないな~と思いました。
普段、血液検査をするときは
腎機能、肝機能、糖尿、コレステロール‥など
一般的な病気を網羅できるような
血液検査セットをオーダーすることが多いです。
それでまず、スクリーニングをかけ、
病気を疑い、もっと詳しい検査をするのです。
必要最低限の検査が漏れることがなく、
効率的でいいのですが、
それ以外の検査というのは主治医が病気を疑い、
調べたいと思わないと検査されないことになります。
正直、亜鉛のような微量元素は
「味覚がわからない」
といった人以外にはあまり測定しないんじゃないかな~。
わたしも測ったこと、ありません。
亜鉛以外の微量元素もしかりです。
それに
まだわたしたちの知らない体の構成成分で、
すごく微量なんだけどそれがないと調子が悪くなる‥なんて成分が
あるのかもしれないな、とも思います。
漢方薬が効くのは、実はその
まだ知らない成分が漢方に知らず知らずに含まれているからじゅないかなあ。
ベスト5目前です。
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週末、伯父のお葬式でした。
伯父といっても
付き合いの悪い私は最近行き来がなく、
従兄弟に会うのも10数年ぶり。
すっかり、おっちゃんとおばちゃんになっていて(お互い様ですが)
月日の流れを感じました。
伯父は長患いで、
かわいがってもらっていた小さい頃も、
体調を崩してよく寝ていたよなあ、という感じです。
入退院を繰り返し、
「よくぞここまで、がんばりましたよね‥」
と私などは思うのですが、やはり家族はそうはいかないものですね。
一番上の従兄弟が
「最後の治療が、納得いかない!」
と怒っていました。
「おまえ、医者やろ。どう思う!?」
って。
伯母は
「そんなに何もかもうまく治療できていたら、死ぬ人なんかおらへんよ」
と言っていましたが‥。
悲しみは、怒りに変えたほうが
耐えやすいですよね。
そうやって耐えているんだってことには
なかなか気がつかないですけど‥。
昨今のマスコミ報道の影響で
その怒りの対象として医者を選ぶ人が増えていると思います。
長患いの伯父でさえそうなんだ、と
正直、ちょっとビックリしました。
やっと自由になった伯父さん。
ご冥福をお祈りいたします。
ご協力に感謝しています。
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わたしはわりと気が優しいので(笑)
スタッフの愚痴とか訴えに流されやすいところがあります。
いろいろ訴えられると
「そうだよね~、そのとおりだよね~」
とすぐ思っちゃう!
例えば
「介護スタッフは看護婦の言うことを聞いてくれない」
と言われれば
「それはダメだよね」
と思うし、でも介護スタッフからは
「看護婦さんは、日常を見ないでこんなことを急にいわれても
はいそうですか、とは言えません」
と反論されると
「う~ん、そうだよねえ」
と思ってしまうのです。
きっとどちらの意見も正しいのです。
同じ筒を上と横から見ながら
「○に見える」
「□に見える」
と言っているようなものなのです。
だから
「うんうん、そうだよねえ。ご苦労様です」
と返事しているんですが
これってスタッフから見たら「逃げ」かな~???
内科医になったとき、教授から
「内科というのは扇の要のようなものだ。
あっちの科、こっちの科と受診している人を
トータルで診る目をもち、
うまくコーディネイトしなければいけない」
といわれました。
なるほどな~と思いました。
今は、スタッフの要になりたいなと思っています。
それぞれが専門性を持って働き、
それをコーディネイトするのが私。
私がいないとバラバラだけど、
スタッフもがんばらないと扇は開かない。
でも、なかなか難しいですね。
どうやって要になればいいのか、試行錯誤の日々です。
順位が少し上がりました!ご協力に感謝。
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太り気味の閉経後女性115人(喫煙者やホルモン療法中の人はのぞく)を
A:1年間週5回、約30分の早歩きをしてもらうグループ
B:何もしないグループ
に分けて1年間追跡調査したところ、
Bのほうが2倍も風邪をひきやすかったのだそうです。
最後の3ヶ月に限って調べると
両者の差は3倍!
運動ってやっぱり大切なんですね。
というか、
9ヶ月がんばらないと免疫力は大幅にアップしない、とも
いえますが‥。
30分歩くと、体の中の免疫細胞である白血球が増えると言われていて
ウォーキングは免疫力アップも期待できます。
わかっちゃいてもできないのが運動ですよね。
わたしが今回のこの研究で一番感心したのは
Aグループに振り分けられた人々が
1年間も運動し続けられたこと(笑)。
免疫力うんぬん以前に
どうやって運動を続けられたかが知りたいです!
とりあえず職場を意味もなく
ウロウロ歩いている私ですが、
「運動してます!」
と胸を張れないですものね‥。はあ~
順位はまずまず!ご協力に感謝します。
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アトピー性皮膚炎や花粉症。
アレルギー疾患に悩む人が増えています。
アレルギー疾患とは、
本来自分以外の異物を攻撃するはずの免疫細胞が
自分の皮膚や粘膜を攻撃してしまって起きる炎症疾患です。
なぜ起きるのか、
なぜ増えているのか、
諸説ありますがまだハッキリしません。
原因のひとつとしてよく言われているのが、
「病原菌が減りすぎたから」。
寄生虫や感染症など、戦うべき外敵が多かった時代は
免疫細胞がそのために費やされていたのに、
今は清潔になりすぎて免疫細胞が余っている。
だから、仕方がなく(?)自分の細胞を攻撃して
アレルギー反応が起きる、というのです。
寄生虫のいる人にはアレルギーが起きないとか
先進国にアレルギー疾患が多いのはこのためではないかと言われています。
さて、yahooニュースでも配信されていましたが、
BCGを打つとアレルギー反応を抑制する、という
研究結果が発表されました。
BCG!あの、腕に押すハンコみたいな奴です。
BCGは弱毒化した結核菌。
体内に入れることにより、結核に対する免疫を惹起します。
このため、ヒマだった免疫細胞が使われ、
アレルギー反応が抑制されるのでは‥???
面白いですね。
そのうち、花粉症のワクチンができたりするのかしら。
ベスト5入り目前!ご協力に感謝しています。
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最近、高齢者のフットケアの重要性が
認識されるようになり、
フットケア学会なるものも
開催されています。
確かに足が痛い→歩かない→筋力が落ちる→寝たきりになる
の悪循環が予想され、
フットケアはとても大切だと思います。
われわれ医者は軽視しがちですけどね。
さて、施設入所のお年寄りでも
水虫を持っている人はたくさんいます。
免疫力が落ちている上、
スリッパだと転倒の危険があるので靴をはいていますし、
お風呂にも毎日入らないので
なかなか治らないのです。
おまけに水虫でただれた皮膚からバイキンが入って
蜂か織炎(ほうかしきえん)になり
足がはれ上がる‥なんてこともあります。
水虫の人には当然水虫の薬を塗っているのですが
先日皮膚科の先生に
「水虫アレルギーというのがある」
と教えていただきました。
水虫で皮膚がめくれるのではなく、
水虫をやっつけようとする自分の免疫細胞が
がんばりすぎて自分の皮膚をダメにしてしまうというのです。
そういうのは水虫の薬では治らず
免疫を落とすようなステロイド剤を少し塗って
まずアレルギーを治してから水虫を治さないといけないのだそうです。
水虫にステロイド‥。
ちょっと勇気が要ります。
皮膚科の先生にとっては当たり前のことでしょうが
専門外のわたしにはとても新鮮な話でした。
たかが水虫、されど水虫‥。
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年末、久しぶりに医局の同期が集まりました。
すでに医局人事から離れてしまっている私は、
たまに会う同期から医局の状況や
人事情報を聞くのがとても楽しみです。
今回とにかくビックリしたのは、
「医者不足」
だということ。
ニュースでは聞いていたけど、
どこか遠い世界の話というか、
申し訳ないですが、限られた地方の話だと思っていたのです。
でも本当に、想像を絶する医者不足なんですって。
出てくる話は
「○○病院から△△科撤退」
「××病院は内科の常勤がいなくなって、バイトだけ」
「医局の関連病院も、あっちもこっちも撤退」
という話ばかり。
医者はいったいどこへ行ってしまったんだろう、というくらいです。
わたしが医局にいたほんの数年前まで
関連病院の中でも主幹だったような病院でさえ、
歯が抜けるように医者がいなくなっているそうです。
今までは医局に所属して関連病院に派遣される、というのが
医者の働き方のスタンダードでした。
でも、研修医制度が変わったこと、
医者も私生活を大切にするようになったことで
医局を辞めて、自分で条件の合う病院へ就職したり、
開業する人が急増しているのが原因のようです。
特に、地域の救急を担うような病院は
給料が安くて忙しいので、一人辞め、二人辞め、
残った医者がますます忙しくなって、また辞めていく‥。
そういえば、今回集まった同期も、
医局の関連病院でフルタイムで働いている人は13人中わずかに4人。
忙しくて参加できなかった残りの3人は関連病院に勤務中‥。
医者にだって家族がいて、私生活がありますものね。
医は仁術、で解決できる時代が終わったということでしょうか。
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健康食品や医薬品の大手販売サイト、ケンコーコムで
2006年に一番売れた商品は
「杜仲茶」
だったのだそうです。
ある意味、地味!?(笑)
血圧を下げる効果がテレビで紹介されたのが原因だそうですが
昔からあるお茶ですし、
飲んだことはなくても、みなさん名前はご存知なのでは?
ちなみに、杜仲というのは中国中央部原産の
トチュウという落葉樹。
中国では2000年も昔から(!)
その樹皮に鎮痛、利尿、血圧を下げる、滋養強壮効果があることが
知られています。
しかも「たくさん摂っても副作用がないもの(上品)」に分類され
生薬として漢方薬として汎用されています。
健康食品として使われているのは、
この「樹皮」ではなく「葉」の部分。
(「樹皮」は医薬品のため、健康食品には使えない)
1978年、葉の部分にも「血圧を下げる効果」があることが証明され
一気に健康食品として広まったのです。
樹皮より葉のほうが収穫しやすいですし。
がん予防効果がある、ともいわれていて、
健康には確かに良さそうですね。
ちなみに、2005年大流行したαリポ酸や寒天は
売り上げランキング10位以下に転落。
流行り廃りの早い健康食品業界を証明した形になっています。
結局「昔からあるもの」に戻って行く気がするのは
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