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2006.07.20 10:13 |  診療  |  医療事故  |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  ジュリ  | 推薦数 : 1

誤嚥問題!

去年の話ですが
デイサービスで食事中、
しいたけを詰まらせて植物状態になったお年寄りとその家族に
デイサービス側は賠償しなさいという判決が出ましたよね。
覚えていらっしゃいますか?

しいたけが刻まれていなかったとか、
職員が目を離したとか、いろいろ問題があったようですが、
医療側にとってはなかなか厳しい判決です。
医療者専門の掲示板にも
「そんなこと言うなら、もう食べるな!」
というカキコミがいっぱいでした‥。
まあ、それは暴論としても、
やはり「食べる」ということはそれだけで、
お年寄りにとって危険、ということは
ご理解いただきたいところです。

食べ物も空気も口から入ります。
元気な人は、食べ物が通過するとき
ペッと蓋をして食べ物が気管のほうにいかないようにしています。
ところが、この「ペッと蓋」が
お年寄りや、病気をした人には難しい。
蓋をするタイミングがずれたり、
蓋をし損ねたりして、食べ物が気管に入り
窒息したり、肺炎になったりするのです。

肺炎にならないためには、食べないこと。
でも、そんな人生、イヤですよね。
基本的にわたしは
「危険があっても、できるだけ食べてもらう」
方針ですが、やはりそれには家族の理解が不可欠です。
「危険があるけど、食べる」人生を選ぶのか、
「食べないけど、安全」な人生を選ぶのか。
高齢社会というのは、
いろんな価値観を試される社会なのかもしれませんね。

あなたは、どんな人生を選びますか?

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誤嚥の問題難しいですね。不測の事態は想定した上で、対処はしていたと思います。
ですが、一部の家族様にはご理解頂けないのも事実です。
施設でも個人のその日の体調を、出来る限り把握し配慮はしているつもりですが、重症の方が多ければ多いほど、そちらに手がかかってしまいます。利用者に対して配置人員が決まっていますし、働く者も人間ですので体調も崩します。

今回のケースはデイでの食事中ですが、ユニットや個室が増えれば、それだけ死角が増えた分だけ(居室内でおやつでも食べて喉を詰めえる可能性もあります)リスクは高くなります。そういった面で訴訟問題が、これからもっと増加するのではないかと危惧しています。

written by コロコロ / 2006.07.20 13:54

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