「熱が36.8度もあるんです!しんどいんです」
外来でこう訴えられて困ることがある。
そんなこと言われても、36度台なんでしょ‥。
「いいえ!わたしは普段から35度台が平熱なんです。36度もあったら体がだるくてたまりません」
う~ん。
西洋医学的に言えば、やっぱり36.8度は病気じゃない。
お薬を飲んでもらうほどのことではないので、
「様子みてください」
が正解だと思う。
あんまりワーワー言われて
「熱、測らないでくださいよ~」
と言ったこともある。わあ、鬼医者。
熱を測るから気になってしんどいのよ、病は気からって言うでしょ‥
でも、漢方的には、これは立派な病気。
その人の中でバランスが崩れているんだったら、そのバランスは戻さないといけない。
最初にそう習ったときは、目からウロコだった。
そうか~、患者さんが病気だと言っているときは病気なんだあ。
ためしに漢方薬を処方してみると、確かに35度台に熱が下がったりする!
おお~。
西洋医学のいいところと、東洋医学のいいところ。
両方オイシイとこどりできたらいいなあと思います。
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