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治療抵抗性の多発性筋炎・皮膚筋炎で考慮すること
① これまでのステロイドを含む免疫抑制剤の種類や用法・用量が不適切(不十分)であった可能性;例えば、早急な減量など
② 治療抵抗性の病態(封入体性筋炎(IBM)、抗SRP抗体陽性、悪性腫瘍に伴う筋炎)
③ 誤った診断の可能性(炎症性筋炎の診断に特異的なものはなく、近位筋の筋力低下、CK上昇をきたす疾患リストは膨大である。当初筋生検でPMと診断されても、その後再生検あるいは標本の見直しでIBMなどと判明することもある)
Reumatología 2002; 18(3):108-110
Journal Watch Neurology May 6, 2008
ハロゲン化されたステロイド(fluorinated steroid)、例えば、ベタメタゾン、トリアムシノロン、デキサメタゾンは、non-fluorinated steroid(プレドニンやメドロールなど)と比べてステロイドミオパチーを起こしやすいので、筋炎治療には避ける(注意を要する)。
Practical Neurology 2006;6:4-13
追記
例えば、Arch Dis Child 1985;60;236-244のケースレポートでは、プレドニン抵抗性の場合にプレドニンがリンデロンに変更されている。筋炎でも、ステロイド抵抗性症例にステロイドの種類を替えてみることも試されることもありうるが(この論文では、結局メトトレキサートを使用)、一般にはsteroid myopathyを懸念して、筋炎にはハロゲン化ステロイドは用いない。